BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
森世「あいとまこと」のネタバレ込みの感想をご紹介します。
- 歪な関係のオメガバースにドキドキしたい人
- シリアスなトーンの作品を読みたい人
- ストーリー・心理描写を重視した作品を読みたい人
- 三角関係BLが大好きな人
- 腐女子人気の高い作品を読みたい人

- eBookJapan◀︎70%OFFクーポン×6回分配布中
- Amazon◀︎Kindle版・紙版/購入選べる
- シーモア◀︎新規会員登録で70%OFF
- Renta!◀︎腐女子利用率No.1!BLレンタルあり
あいとまこと『カップリング』
双子(α・Ω)
×
元カレの借金を肩代わりするフリーター(Ω)
穏やか
男前
ほだされ
健気
ワンコ
ほだされ
不憫
強気
やんちゃ
ほだされ
健気
ワンコ
ほだされ
不憫
あいとまこと『BLジャンル』
切ない
あまあま
すれ違い
過去に訳あり
オメガバース
あいとまこと【あらすじネタバレ】まとめ
この漫画はオメガバース作品です。
オメガバースとは?
BL界で確立されたジャンルのひとつ。
男女の性別の他に、「α(アルファ)」「β(ベータ)」「Ω(オメガ)」という3つに分類され、性別とはまた別の性が存在する物語上の設定。
- α・・・容姿端麗・頭脳明晰で、社会的地位の高い人たちのほとんどがα。立ち回り的に「攻め」になることがほとんど
- β・・・人口の割合で一番多く、一般的な人種
- Ω・・・繁殖能力に非常に長けた人種。社会的地位が低い。男性でも妊娠可能で、立ち回り的に「受け」になることがほとんど
元カレの借金500万円を抱えた斗和。
毎回5万円ずつの返済。
効率が悪いことは分かっているが、中卒が普通に働いて返金できる限界の金額だった。
借金取りからも「Ωなんだから風俗で体を売れば」と提案される。
今まで風俗で稼ぐことだけは避けてきた斗和だが、今後のことを考えれば…
と、モヤモヤ考えていると、一人の青年に声をかけられた。
どうやら斗和はナンパ待ちしていたように思われており、男は「いくら?5万円?」と聞いてきた。
さらにその男は、3Pに付き合ってくれたら20万円払うという。
一晩で20万円という金額に驚く斗和。
誘いに乗るか悩んでいたところ、ナンパしてきた男にそっくりそのままの男が現れた。
愛司と誠司、双子だった。
キョトンとした表情で2人を眺めてしまう斗和。
聞けば愛司も誠司も、斗和と同じΩだという。
その証拠に、2人の頸にある噛み跡を見せてくれた。
「Ω同士なら安心だろ?」と愛司と誠司から言われ、あれよあれよという間に2人の住まいに案内される斗和なのだが!?
その後斗和のことを気に入った愛司と誠司は、借金分500万円を支払う代わりに「ペット契約」を提案してきて!?

- eBookJapan◀︎70%OFFクーポン×6回分配布中
- Amazon◀︎Kindle版・紙版/購入選べる
- シーモア◀︎新規会員登録で70%OFF
- Renta!◀︎腐女子利用率No.1!BLレンタルあり
あいとまことを読んだ感想
森世先生の作品といえば、痛いほど切ない心理描写に定評があります。
今作ももちろん切ない&シリアスな話だったのですが、それと同時に甘さも今まで以上に感じることができました。
それはなぜかというと、すでに番関係にある双子を主軸にした三角関係だからです。
登場当初は、愛司も誠司もΩだと紹介されていますが、
実は誠司(α)と愛司(Ω)はガチの双子でありながら、番です。
(※血の繋がりのある兄弟同士の番が地雷の人はご注意ください!)
そこにペット契約を結んだ本作の主人公・斗和が加わります。
斗和は元カレの借金を肩代わりしており、頼れる家族もいないめちゃくちゃ不憫な子です。
そんな斗和を拾ったのが誠司と愛司で、借金返済額500万円を契約金として斗和を飼うことにします。
最初は、番ツインズの性的なおもちゃみたいな存在だった斗和ですが、一緒に暮らすようになってから斗和がなくてもならない存在となります。
三者三様で心を開いていく心理描写が本作の大きな見どころでもあり、感情の遷移がとても丁寧に描かれているので薄っぺらい共依存めいた関係性に映らないところが、さすがは森世先生の作品だと思いました。
3人一緒のハッピーエンドを迎える三角関係BLってとても人気ですが、私個人的には少しでも心理描写に違和感を覚えたら萎えてしまうタイプなんです。
そもそも三角関係ものってノーマルな恋愛観とは少しズレるので、感情移入自体がしにくいので尚更。
だからこそ、三人がどういった考えを持って三人一緒に生きていく結論を下すのかという過程は、読み手にとっても重要であり、それが三角関係BLを読む面白さだと思っているのです。(←作品によっていろんな解釈があることろも面白いですよね!)
私自身、三角関係BLは心理描写面に関してどうしてもモヤってしまうのであまり得意な方ではないのですが(笑)、それでも今までたくさんの三角関係BLを読んできました。
「あまり得意じゃない」という私でも、本作はまったく腑に落ちる形で読了できました。
誠司・愛司・斗和のそれぞれの考えや導き出した答えが、どれも納得いくのです。
やっぱりその辺の作り込みが上手いです、森世先生作品は。
また、誠司・愛司・斗和みんな美形なので、見目麗しい3人がイチャイチャしながらプレイを楽しむシーンも必見です❤️
3P描写が好きな人は一見の価値ありですよ!!
シリアスなトーンが苦手でなければ、三角関係BL初心者の方にもおすすめできる作品です。
「こんな考え方もあるんだ」と多様な愛の形に、きっと新しいBLの世界の扉が開かれるはずですよ!
- 歪な関係のオメガバースにドキドキしたい人
- シリアスなトーンの作品を読みたい人
- ストーリー・心理描写を重視した作品を読みたい人
- 三角関係BLが大好きな人
- 腐女子人気の高い作品を読みたい人

- eBookJapan◀︎70%OFFクーポン×6回分配布中
- Amazon◀︎Kindle版・紙版/購入選べる
- シーモア◀︎新規会員登録で70%OFF
- Renta!◀︎腐女子利用率No.1!BLレンタルあり