年下攻め

あおに鳴く/灼(ネタバレ・感想)タイムスリップBL・・・胸が痛むほど切なくて苦しい展開に涙

ライラ
ライラ
こんにちは、BL歴25年のライラです
BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!

灼「あおに鳴く」のネタバレ込みの感想をご紹介します。

このBLをおすすめできる人

タイムスリップものが好きな人
物静かで切ない雰囲気が好きな人
どこか懐かしい雰囲気のBLが読みたい人
作画の美しいBLが好きな人

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当記事はネタバレ込みの内容になっているので、ご注意ください!

 

あおに鳴く『カップリング』

天涯孤独の高校生 × 戦時中からタイムスリップしてきた男

ライラ
ライラ
タイムスリップを含むSFものBLです

 

あおに鳴く『BLジャンル』

年下攻め
健気受け
切ない
タイムスリップ
シリアス
切ない
泣ける
エロなし

ライラ
ライラ
胸が痛くなるほど切ない物語です!
覚悟して読んでください・・・

 

あおに鳴く【あらすじネタバレ】まとめ

ある日、男が落ちてきた。

主人公・司朗は男を自宅に連れ帰り、医者に診てもらった。
自分の名も知らず、テレビや携帯電話も知らぬ男。

司朗は男を気に入り、”菊”と名付けた。
1週間前に亡くなった祖父の名である”菊次郎”から1文字取って、菊。

 

見ず知らずの男に名前を付け、昼飯までともにしようとする司朗に戸惑う菊。
しかし、司朗は「最悪寝首かかれても俺強いから」と答え、彼を住まわせるのだった。

 

司朗はその広い家に一人で住んでいた。

明日から高校が始まるため、日中は家で自由にしていていいと菊に伝える司朗。
菊は、司朗に改めてよろしくと伝えたのだった。

 

翌日、菊は司朗の自宅で過ごしていた。
読んだことがあるような感覚の本、21世紀のカレンダー、今朝の悪夢。

違和感と焦りばかりが菊を襲っていた。

 

司朗が帰宅し、夕飯にカレーライスを作る菊。
他に何かできることはないか、と神妙な顔つきで言う菊に、司朗は畑の手入れを頼む。
かつて祖父のものだったその畑は、司朗の世話だけでは手が回らず荒れていた。

 

翌日、言われた通りに畑の手入れをする菊。
菊は、夜遅くに司朗が高校から帰ってきたときも手入れをしていた。

菊は、記憶が戻らないことや悪夢を見る気持ち悪さから、つい夢中になってしまっていたのだ。

 

そんな菊を見て、頼ってくれ、と菊に伝える司朗。
菊は、悪夢のせいで眠れないことを司朗に伝えた。

その晩から、2人は寝床をともにするようになった。

 

司朗は、菊の寝顔を見ながら考えていた。
菊は、落ちてきたときの記憶しか持っていない。

それって、今この人の中には・・・。

一方、菊は司朗のおかげでよく眠れるようになっていた。
しかし、なぜこんなに司朗がよくしてくれるのかがわからない。

得体のしれないやつに。
甘やかされすぎている、と感じていた。

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あおに鳴くを読んだ感想

ページを開くとそこには真っ青な空、海、青、あお、あお。
BL漫画でこんなに美しいカラーページを見たのは初めてです。

菊はおそらく特攻隊員だったのでしょうか。
この1冊で明らかになる謎はひとつとしてありません。

司朗や菊の記憶に多くの謎を残したまま、物語は続きます。

 

なお、『あおに鳴く』の続編として出版されているのが『あおに鳴く・続』。
巻数表記はありませんが、2冊でひとつのお話となっています。
もちろん私は「続」まで読んでおりますが、ここでは1冊目のみの感想を記しています。

続編には、出会わなければよかったと思っています。

 

さて、ある日突然落ちてきた謎の男。
男を見つけた高校生の司朗は、男に”菊”と名付け生活をともにします。

まったく面識のない男2人(しかも1人は記憶なし)の同棲生活って一体…と思いますよね。

大人びてひょうひょうとしている司朗と、記憶がないことに焦り、からまわる菊。
ところが、この2人、とっても相性が良いんです。

 

見どころは、司朗が「この人の中には俺しかいないんだ」と考え込むシーンと、菊が司朗に甘やかされすぎていると感じるシーン。

2人はそれぞれ恋心に気づいているのか、気づいていないのか、友達以上恋人未満な関係が萌えに萌えました。

 

それなのに、物語の端々から匂い立つようなエロさを感じるのはなぜなのでしょうか…。

エッチなことはなにひとつしていないし、どこか乾いたような作画なのに、不思議と湿度の感じられるストーリーでした。

続編では、菊の過去が明らかになるほか、2人の関係も一気に進展。
でも、どうしても結末だけが悲しくて、悔しくてしかたのない物語です。

 

正直、もっとたくさんの人に読んでほしいけれど、読んでほしくない気持ちもあります。
それでも、『あおに鳴く』はきっと素晴らしい物語です。

どうか、覚悟のある方だけ、読んでみてください。

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