BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
にこ山P蔵「番犬Subはおすわりがキライ」のネタバレ込みの感想をご紹介します。
- Dom/Subユニバースが大好きな人
- 強気やんちゃ受けが大好物な人
- イケメンモデル攻めに萌えたい人
- コミカルで明るいテイストの話を読みたい人
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番犬Subはおすわりがキライ『カップリング』
モデル(Dom)
×
ボディーガード(Sub)
イケメン
チャラ男
ヤリチン
博愛主義
過去に訳あり
強気
ツンデレ
番犬Subはおすわりがキライ『BLジャンル』
ラブコメ
コミカル
切ない
あまあま
番犬Subはおすわりがキライ【あらすじネタバレ】まとめ
Subの崇史はフェロモン過剰体質で、薬が効かないうえにSubフェロモン垂れ流しの厄介な体質。
それが原因で、これまでDomに無理やり迫られたことも数知れず。
今日もバイト先のDomのオーナー迫られ拒否するも、勢い余ってオーナーを殴ってしまう。
こんな感じで仕事も長続きしないし、悶々とした生活を送っていた。
崇史は、Domが大嫌い。
おまけに薬も効きにくいので、常にイライラしている。
フラストレーション解消のために“プレイ”をした方が良いのか?と考えるのだが、大嫌いなDomにひれ伏すのは無理だからすぐに頭の中で却下した。
そうこう考え事をしていると、路上で男たちが揉めてる場面に遭遇。
ちょうどむしゃくしゃしていた崇史は、仲裁?という名目で、絡んでいる男の方を成敗!
無事その場を収めた。
襲われいた男の方(崇史が助けた男)は、襲われたとは思えないほど落ち着いており、ニコニコとしながら崇史に礼を言う。
男はネルといって職業はモデル。
高身長のイケメンだった。
その場に一緒にいたネルのマネージャーも合わせて、崇史にお礼がしたいからと焼肉を奢ってもらうことに。
高級焼肉店に連れて行かれた崇史は、ネルが男に襲われていた理由を聞く。
ネルはSubの子に言い寄られたら断らず、片っぱしから関係を持ってしまうチャラ男だということが分かった。
だから痴情のもつれというか、ネルが襲われてしまったのも自業自得なのである。
その理由に、崇史もドン引いた。
一方の崇史も、薬が効かない特異体質のSubであること、そのせいで仕事が長続きしないことなど、簡単に身の上話をした。
「パートナーは作らないの?」というネルの質問に、崇史はDom嫌いだということをネルに明かした。
そうこうしていると、お礼の焼肉会もお開きに。
崇史はご馳走のお礼をいって去ろうとするのだが、「さっき襲われて怖いから家まで送って」とネルは崇史に頼む。
とても怖がっているように見えないし、めちゃくちゃ白々しい態度なのだが、ネルにうまく言いくるめられた崇史は、ネルを自宅まで送ることに。
おまけに崇史は、ネルから「俺のボディーガードになってくれない?」と提案される。
住む家も職もなくなった崇史は、好条件のこの仕事に食いつきそうになるが、Dom嫌いなのでこれ以上ネルと関わりたくない。
それとなく断ろうと思うのだが、再びネルに言いくるめられ、ボディーガードを務めることになった。
さらにネルは崇史に「擬似パートナーにならない?」と言い、試しに簡単なプレイをすることに。
プレイ初体験の崇史は、心とは裏腹に気持ち良くなってしまい!?
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番犬Subはおすわりがキライを読んだ感想
Dom/Subユニバース!
博愛主義のチャラ男モデルDomと、口よりも先に手が出るやんちゃボディーガードSubの個性的なカップルでした。
にこ山P蔵先生の作品はほぼ読んでいるのですが、先生の描かれる作品はコミカルで明るい話が多くて最高❤️読んでいて幸せな気分になれます!
今作もコメディ寄りかな?と思い読み進めたのですが、後半になるにつれて深いシーンがたくさんあって良い意味で期待を裏切られました。
本作を語る上で、ネルの本質を説明しておく必要があるので、簡単にネタバレ書いちゃいますね。
なぜネルが、Sub限定の博愛主義者になってしまったのか…
それは育ってきた家庭環境にあります。
ネルの両親もDom/Subカップルでした。
Domの父親の束縛が激しすぎてSubの母親は心身ともに疲弊…結果、病んで入院をしてしまいます。
そんなDom/Subカップルを日常的に見てきたネルは、弱ったSubを見ると「助けることが自分の使命」と思うようになり、Subに言い寄られると拒否できなくなるんですね。
自分は強い抑制剤を飲んで、あくまでも相手を満足させるためのプレイをする。
ネルはこれまで、自分を犠牲にしてSubに尽くしてきたんですね><。
事情を知らない人が側から見たら、ネルはただのヤリチンチャラ男に見えてしまいます。
私も最初はネルのそんな深い部分を知らなかったので、真実を知った途端謝りたくてたまらなくなりました(苦笑)。
そんなネルの本質部分を知り、優しく包み込むのが崇史です。
崇史はフェロモン垂れ流しの特異体質のせいで、今までDomに嫌な思いをたくさんさせられました。
だから崇史はDomのことが大嫌いなはずなのに、Domのネルを心から受け止めるのです。
性別やダイナミクス関係なしに、ネルという一人の男を愛している証でもあり、そんな2人の絆に胸がジーンと暖かくなりました。
「にこ山P蔵先生の新作!よしいっぱい笑うぞ!」と思って読み始めた本作ですが(笑)、想像以上にハートフルで心温まる展開に目頭もうるり❤️
カップルになってからのあまあま&エロエロなネルと崇史の様子も描かれているので、必見ですよ❤️
コミカルとシリアスの緩急のつけ方が絶妙にうまくて、とても読み応えのある作品でした。
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