BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
ひなこ「Blue Lust」2巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
切なくて泣けるBLを読みたい人
センシティブな青く甘酸っぱいストーリーに感銘したい人
心理描写を重視した作品を読みたい人
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Blue Lust『カップリング』
同級生(ゲイ) × 同級生(過去にトラウマを抱える)
Blue Lust『BLジャンル』
制服
学園
転校
健気攻め
穏やか攻め
陽キャ受け
ほだされ受け
ノンケ受け
ゲイ
過去に訳あり
青春
ピュア
シリアス
切ない
すれ違い
泣ける
Blue Lust 2巻【あらすじネタバレ】まとめ
1巻の感想は以下の記事から
高校二年生の五百川隼人は、中学時代に親友(♂)・昇に告白されたことを周囲にバラしてしまい、昇を自殺未遂に追い込んだ過去を持つ。
「自分のせいで」という自責の念を持つ隼人は、現在も過去のトラウマに囚われ続けている。
そんな隼人は、昇と同じ男が好きで、自分に好意を抱いていている片平奏真と出会う。
奏真もまた、前の学校でゲイバレしたことがきっかけで、心に深い傷を負っていた。
過去の過ちを繰り返したくないと思った隼人は、奏真の気持ちに答えることはできないけど、男を好きになることで傷つき悩む奏真の心の支えになりたかった。
隼人の協力もあり、奏真も少しずつ学校生活を楽しく送れるようになり、友達もできた。
そんなある日、奏真は中学時代の友人と会うことになった。
地元の友人ということで「ゲイバレ」が怖くてなかなか友人と会うのに勇気が持てなかった奏真だが、隼人の支えもあり思い切って会うことにした。
(←ゲイバレしたのは高校の時なので、中学の時の友達は奏真がゲイであることを知らない。)
一方隼人は、もし奏真が友人と会って嫌な思いをしたら・・・と思い、心配して駅まで奏真を迎えにいくことにした。
隼人の心配とは裏腹に、笑顔で改札から出てくる奏真。
奏真は友人と意気投合したらしく、そのまま自宅に呼んだのだ。
隼人も奏真の友人に挨拶をするのだが・・・
なんとその人物は、隼人が自殺未遂にまで追い込んだ元親友・昇だった!!!
表情が強張る隼人。
お互いに初対面のふりをしてその場をやり過ごしたのだが、奏真は隼人も誘いそのまま自宅で3人で泊まることにした。
その場の空気に耐えられなくなった隼人は、中抜けして外の空気を吸いにいくのだが、奏真も追いかけてきた。
辛い状況に奏真を見て安心したのか、隼人は涙し思わず奏真に抱きつく。。。
そんな隼人を堪らなく思った奏真は、キスをするのだが・・・
その様子を昇に見られてしまい!?
昇と再会することで、隼人は自分の許されない過去と向き合う覚悟を決めた。
奏真に自らの過去の過ちを告白したのだ。
かつて自分を追い詰めた人間と同じ過去があり、これまでの関わりが贖罪だったと知った奏真は、隼人から裏切られたかのようにショックを受け!?
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Blue Lust 2巻を読んだ感想
2巻では、隼人のトラウマであり因縁関係にある昇と再会します!
昇はめちゃくちゃいい男に成長していたのですが、それにしても隼人のしでかしたことは許されるべきことではありませんし、隼人も昇への贖罪の気持ちをいまだに拭えていません。
読んでいて「隼人許せない!」と思える部分もあるのですが、実際問題、心が成熟しきっていない思春期にいきなり同性から告白されて困惑してしまう隼人の気持ちもめちゃくちゃ分かります。
「恋愛イコール男女でするもの」という固定概念を当たり前かのように持って生まれた隼人なので、尚更そうでしょう。
だからといって、昇に告白されたことを周囲にバラすことは絶対にしてはいけないことです。
ましてや昇はそれがきっかけでイジメにあい、自殺までしまいますからね。(未遂で終わったものの)
結果的には、隼人自身が過去の自分の行いのせいで人を傷つけてしまったという呪縛に縛られ続けているのですが、昇と再会したことがきっかけで逃げてばかりいた過去と対峙する覚悟を決めます。
その第一歩として、奏真に自分の過去の出来事を伝えることです。
イコール、奏真にとっては悲しい現実になってしまいます。
隼人は昇に対する贖罪の気持ちで自分に接していたことに気づき、自分自身を見てくれていなかったことに気づいたからです。
その事実を知った奏真は激しく落ち込み、隼人との今までの関係はなかったことにします。
隼人を好きになった自分の想いもなかったことにして、隼人に冷たく接しるようになるのです。
一方の隼人は、過去の自分と対峙するために奏真に真実を告げたものの、案の定奏真には引かれてしまい、思うように関係が進んでいきません。
そんな中「昇に抱いた気持ちと、奏真に抱いている気持ちは違う」と気づき、隼人は少しずつ奏真のことを恋愛的な意味で好きになっていくのですが、当の奏真は隼人に裏切られた気持ちで隼人と距離を置こうとします。
今までは、奏真→隼人だったのに、隼人→奏真と、ベクトルが完全に逆になってしまったのです。
ここから隼人の切ない片思いのスタート。
奏真に拒否されている隼人を見るのは、辛いものがありました。
奏真もいまだに隼人のことが好きなことは見ていて分かるのですが、どうも2人の気持ちはすれ違いなかなかうまいことまとまりません・・・。
それが切ないのなんのって!!!
こじれにこじれまくっています。
そんな2人の様子を見て、助け船を出すのが昇なんですが・・・
果たして、すれ違いまくりの切ない関係を紡ぐ奏真と隼人は結ばれるのでしょうか!?
次巻に続きます!!
高校生たちのとてもセンシティブで切なく儚い恋愛模様に胸キュンしたい人、キャラクターの心の動きを重視した作品を読みたい人、透明感を残しつつも痛いほど切ない作品に陶酔したい人は間違いなく刺さる作品です。
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3巻の感想は以下の記事から