BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
三田織「僕らの食卓」のネタバレ込みの感想をご紹介します。
ほのぼのした雰囲気の絵柄と作品が好きな人
感動して泣けるBL漫画を読みたい人
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僕らの食卓『カップリング』
大学生(休学中) × サラリーマン
僕らの食卓『BLジャンル』
子育て
やんちゃ攻め
メガネ受け
地味受け
過去に訳あり
ほのぼの
すれ違い
感動・泣ける
エロなし
僕らの食卓【あらすじネタバレ】まとめ
主人公・穂積豊は、会社でも自宅でもいつもぼっち飯。
豊には苦い思い出があった。
「豊がいると飯が不味くなる。もっと美味しそうに笑って食べたらいいのに。」
と、学生の頃に言われたことがあるからだ。
それ以来豊は、他人と一緒にご飯を食べることが苦手になった。
今日もお昼休憩は、会社近くの公園のベンチで自分で作った特製おにぎりを食べていた。
すると豊のもとに、小さい男の子がやってきた。
お腹を空かしていた男の子は、豊が食べようとしていたおにぎりを欲しがっているようだ。
豊は、そのままおにぎりを男の子に差し出す。
男の子は「すっげーうまい!」と夢中になっておにぎりをほう張っていた。
そこに、男の子の兄らしき男がやってきた!
兄の名前は、上田穣といった。
穣はとても怒っていた。
弟の種が、人様のおにぎりを食べていたからだ。
豊に平謝りした穣は、そのまま嵐のように去っていった。
翌日の昼休み、豊がいつもの公園に行くと、昨日の兄弟が待っていた。
改めて謝りに来たということだ。
そして話の流れで、穣の家で一緒にご飯を食べないかという話になった。
そして種に直接おにぎりの作り方を教えてくれないかと。
人と一緒にご飯を食べることが苦手のはずだった豊だが、思わず「はい」と返事をしてしまった。
休日、豊は穣の家におにぎりの作り方を教えるために赴いた。
豊は穣と種に、美味しいご飯の炊き方や、特製おにぎりの作り方を教える。
一通りおにぎりが完成すると、豊は帰宅することにした。
せっかく一緒に作ったんだから、一緒に食べようと駄々をこねる種。
穣も一緒に食べようと誘うが・・・
他人と一緒にご飯を食べることが苦手な豊は、しどろもどろになりながら理由を話した。
そんな豊の口に、有無を言わさず穣はおにぎりを突っ込んだ。
その後、3人は仲良くおにぎりを食べた。
みんなで作って食べるおにぎりは、とても美味しかった。
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僕らの食卓を読んだ感想
各漫画レビューサイトでも評価が高く、泣けるBLとして名高いのが『僕らの食卓』です。
最初から最後までほのぼのした暖かい雰囲気に包まれている作品で、作品の世界観を壊さないように豊と穣もゆっくりと恋をしていきます。
2人の出会いから結ばれるまでの道のりが本当に丁寧に描かれているので、読んでいて癒し効果があるというか、心の底からじわ〜っとあたたかさが溢れ出てくるような作品でした。
読んでいて心が洗わる作品って、こうゆう作品のことを言うんだような〜と思い知らされました。
皆さんも経験したことはありませんか?
大好きな人や家族とご飯を食べているふとした時、「平凡だけど幸せだなぁ〜」と。
しかし、主人公の豊は、過去に「豊といると飯が不味くなる」と言われたことがトラウマで、他人と一緒にご飯を食べることが苦手になってしまいます。
豊は過去のトラウマと家庭環境で(←豊は家庭環境に難ありです)、「人と一緒に食べるご飯=幸せ」という感情を知らずに大人になってしまいます。
みんなが当たり前のように感じていた幸せを知らなかった訳なんですが、上田家と交流を持つことによって、じわじわとその幸せを知ることになりす。
この展開だけでも泣けるんですが(笑)、本編中にはその他にもたくさん心温まるシーンが満載です。
私は『僕らの食卓』を読んで、自分の考え方変えてくれる名シーンに出会ってしまいました!!
それは、ラブシーンでも豊と穣のシーンでもありません。
豊と穣の父親との会話シーンです。
上田家には母親がいません。
数年前に病気で他界しています。
最愛の妻を亡くし辛い状況にも関わらず、どうやって乗り越えたのかと豊は上田父に問います。
豊にも大切な存在ができたことで、「失うこと」が急に怖くなったのです。
すると、上田父は以下のように言います。
「誰か愛するということは、失う時の痛みも引き受けるということだと思う」
「この痛みは妻を愛した証なんだ」
「この痛みを味わえて、僕は幸せなんだ」
この言葉に豊も大号泣するのですが、私も大号泣。
今までの私にはなかった価値観・考え方を知ることができ、本当にこの作品に出会えて、この言葉を知ることができて良かったと心から思いました。
大人気作品ということも納得の一冊でした!
また、穣の弟・種の存在が絶大な癒しを与えてくれます。
昨今のBL漫画では、家族ものや子育てものも主流になってきましたが、やっぱり子供キャラの持つ癒し効果は絶大です。
母性本能をくすぐる種の無邪気さに、ほのぼの・あったかい気分がプラス増しされました。
本編中には過激なシーンも登場せず、エッチシーンもないので、BL初心者の方でも読みやすい内容となっています。
読後感には心に染み渡る幸福感を得ることができるので、癒しの一冊としていかがでしょうか。
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