BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
鳥海よう子・八十庭たづ「はなれがたいけもの」のネタバレ込みの感想をご紹介します。
- 獣人攻めが好きな人
- 獣人のもふもふに癒されたい人
- 壮大なファンタジーBLが読みたい人
- 王道のシンデレラストーリーが好きな人
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はなれがたいけもの『カップリング』
獣人・王の弟
×
元傭兵の人間
男前
スパダリ
獣人
男前
強気
健気
はなれがたいけもの『BLジャンル』
ほのぼの
ドキドキハラハラ
子育て
身分差
ファンタジー
はなれがたいけもの【あらすじネタバレ】まとめ
身体能力の高さから少年の頃より傭兵を生業とするアスリフ族のディリヤは、「金狼族の王を殺す」という任務を遂行するため、献上品として王宮に潜りこむことに。
隠し持った小刀で王・スルドを殺すはずが、もう何時間もスルドに抱かれ続けている。
理性を失くすほどの快楽・・・
そして、心を満たされるような暖かみをディリヤは感じていた。
スルドに「俺の国に来ないか?」と誘われる。
天涯孤独で育ったディリヤは、スルドに対してあふれ出てくる感情に「夢物語だ」と蓋をした。
それでもやはりスルドのことを殺せなくて、任務失敗とし、スルドの前から消えた。
それから間もなく、スルド王が病死したことを、ディリヤは知る。
6年後、ディリヤは片田舎で息子のアシュと暮らしていた。
アシュは、あの夜のスルドとの子で、父親に似て金狼族の姿で生まれた。
裕福ではないが、傭兵時代とは違う平凡な暮らしをしていたところ、突然王族の使いがやってくる!
「子供とともに城に来い」と指示されたディリヤとアシュは、王宮で暮らすこととなる。
そこでディリヤは、スルドに似たユドハという金狼に出会う。
ユドハは、スルドの弟でスルド亡き今国王代理を務める男なのだが!?
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はなれがたいけものを読んだ感想
本作は人気ラノベがコミックス化した作品です。(ムーンライトノベルズ2018年年間ランキング1位の人気作です!)
原作のある作品なので、ストーリー構成がしっかりしており、獣人がOKな方であればまず外さない名作となります。
また、王道シンデレラストーリーが好きな人にもおすすめできますね。
赤毛赤眼のアスリフ族は、身体能力の高さから少年の頃より傭兵を生業としています。
アスリフ族の主人公・ディリヤは天涯孤独の身であり、「王を殺す」という任務を遂行するために“献上品”として王に近づきます。
ところが、王・スルドを殺すどころか、一晩かけて身も心もぐずぐずに愛されます。
「良い子を孕みますように」と種を仕込まれ(笑)、「俺の国に来ないか?」とスルドに誘われるのもも、隙を見てディリヤは逃げ出してしまいます。
いつも一人で生きてきたディリヤは、「愛される」ことを知らずに育っているので、スルドから向けられる感情、自分の内側から溢れる想いの正体が分かりません。
本当はスルドを殺さなければならないのですが、せめてもの情けで「任務失敗」としてスルドの前から去るのです。
さらに残酷なことに、スルド王はその後病死をしてしまいます。
ディリヤは、あの夜スルドとの間に子供を孕みます。
アシュといって、父親に似て金狼族の姿をしています。
ディリヤはアシュを一人で育てているのですが、アシュは王の血を引く子供ということで王位継承騒動に巻き込まれていきます・・・。
王宮にやってきたディリヤとアシュを手厚く面倒を見るのが、スルドの弟であり国王代理のユドハ。
スルドの遺言で、アシュに王位が渡ることになっているのですが、アシュはまだ幼いので“つなぎ”としてユドハが王の座にいます。
ユドハはそれはもう絵にかいたようなスパダリです。
献身的にディリヤとアシュを守り、・・・そして、ディリヤを口説きます。
「お前のためだったらなんだってする」
「必ずお前たちを守る」
「俺にもっと頼って甘えろ」
と、ディリヤに一途に想いを伝えます。
ネタバレ書いちゃいますが、実はあの夜ディリヤと関係を持ったのはスルド王ではなくユドハでした。
スルドは体が弱かったので、弟のユドハが影武者として公務をすることがあったのです。
だからアシュは、ユドハとディリヤの子供というわけです。
王道展開に私は「やっぱりな」と納得しました(笑)。
アシュが本当にスルドとの子だったら、ファンタジーにふさわしくないもっとドロッとした仕上がりになっているはずだしw。
兄の妾としては、ユドハがあまりにも真剣な眼差しをディリヤに向けるので、腑に落ちる部分が多かったです。
本作の見どころは、生い立ちが複雑で孤独に生きてきたディリヤが「家族」や「愛」といった感情を知っていくことです。
アシュの存在はもちろん、包容力抜群のユドハに愛を注がれながら、乾いた心に潤いが満ちていくように家族としての絆を深めていきます。
さらに!双子の妊娠→出産と、これ以上にないくらいの幸せな展開がまっているので、読後に幸せな余韻に浸れる作品をお求めの方はぜひ読んでみてください!
また、アシュや双子ちゃんたちの獣人キッズのモフモフに、きっとあなたも癒されますよ♥
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