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いけにえもんぜんばらい/加藤スス(ネタバレ・感想)生贄を食べたくない大蛇×食べられたい生贄の絶品捕食ラブ!

ライラ
ライラ
こんにちは、BL歴25年のライラです
BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!

加藤スス「いけにえもんぜんばらい」のネタバレ込みの感想をご紹介します。

このBLをおすすめできる人
  • 一風変わった設定のBLを読みたい人
  • コミカルで笑えるテイストのBLが好きな人
  • 体格差に萌えたい人
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当記事はネタバレ込みの内容になっているので、ご注意ください!

 

いけにえもんぜんばらい『カップリング』

大蛇(神様)
×
英才教育を受けた生贄

大蛇(攻)

大蛇
人外
男前
ほだされ
陰キャ

七生(受)

高校生
健気
天然
童貞
美人
制服

ライラ
ライラ
人外×人間カップルです

 

いけにえもんぜんばらい『BLジャンル』

ファンタジー
ラブコメ
コミカル
あまあま
体格差

ライラ
ライラ
蛇神様と生贄のドタバタラブコメです!

 

いけにえもんぜんばらい【あらすじネタバレ】まとめ

名家・渦巻家に生まれ生贄として英才教育を受けた七生は、111年目の契約更新の日、自らを食べてもらうため供物として大蛇のもとを訪ねた。

七生は御神体の前で儀式の唄を歌うが、大蛇は一向に姿を見せない。

めげずに唄い続ける七生。

すると御神体の近くにある民家の中から「うるせ〜んだけど」と大男が現れる。

大男は「生贄とかいらないから」と言い七生を門前払い。

 

生まれてこの方生贄としての英才教育を受けてきた七生は、ここで引き下がれない。

神様と会うまで帰らないと居直る様子に観念した大男は、七生を屋敷に迎え入れた。

七生は大男に神様の居どころを教えるように食い下がる。

その瞬間、大男の姿が大きな蛇(大蛇)に変幻した。

どうやらこの大蛇が、渦巻家が代々生贄として身を差し出していた神様だった。

 

大蛇は言う。

「俺はお前を喰わない」と。

大蛇が七生を食べないのには3つ理由があり、

1. 飽食のこの時代にわざわざ人間を喰う必要がない
2. 生贄を食べると一度地元に戻らないといけない(←大蛇は実家が嫌い)
3. 魂が空っぽの七生を食べても美味しくない

大蛇は七生のことを人としての「欲」がないと言う。

欲は人を食べるときの旨味でもあり、恐怖・憎悪・苦痛を伴いながら命乞いをする瞬間の匂いが、一番食欲をそそる匂いだと大蛇は言った。

 

七生は大蛇に食べてもらえないことを残念に思ったが、どうしても大蛇に食べてもらわなければならない理由がある。

だから七生は「お前が“欲”と言うものを教えてくれないか?」と大蛇に言う。

 

そこから生贄として精進する七生と、生贄を食べたくない大蛇との奇妙な共同生活がスタートするのだが!?

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いけにえもんぜんばらいを読んだ感想

大蛇(神)×生贄のありそうでなかったドタバタラブコメ!

代々の生贄家系に生まれ、生贄になるための英才教育を受けてきた七生は、大蛇に早く食べて欲しくて仕方がありません。

一方の大蛇は、食料にも生活にも不自由しなくなった飽食の現代、生贄という時代錯誤な習慣を面倒に感じ、七生を食べようとしません(笑)。←その他にも理由はありますが。

食べられたい生贄と、生贄を食べたくない神様。

そんな常識とはズレた押し問答が笑える、コミカルな作品でした。

 

大蛇曰く、七生「欲」がないので、食べてもおいしくないと言います。

普通の人間だったら大蛇に食べられるとなると恐怖や「生きたい」という欲に包まれるはずです。

その欲が、大蛇的には最高に食欲をそそるそうですw。

でも七生は食べられることをなんとも思ってなく、むしろ名誉あることのように体を差し出してきます。

無欲な七生は、具材のない握り飯と一緒・・・ということで、食べても美味しくない七生をわざわざ大蛇は食べようとは思いませんでした。

 

でも七生は、生贄になるために大蛇の元にやってきたので、生かされたところで帰る場所も行く場所もありません。

早く大蛇に美味しくて食べてもらうために、七生は「欲」について勉強するようになります(笑)。

生贄になるための英才教育を受けてきた七生は、今まで無添加で体に優しいものしか食してこなかったので、菓子パンやラーメンなど味の濃い食べ物に出会い感動します。

今まで友達を作らなかった七生ですが、学校で交友関係を広げていきます。

さらに七生は、大蛇に特別な感情を抱くようになるのですが・・・

それが大蛇にとっては厄介で「恋心」を知った七生は、美味しそうな匂いしかしなくなるのです(笑)。

 

もうね、スレてない天然七生が可愛すぎて、コレは大蛇じゃなくても心鷲掴みにされちゃいます❤️

生贄として喜んで体を差し出す潔さ、
美味しく食べてもらうために健気に努力する姿、
根が優しくて良い子なのでつい大蛇の面倒を見てしまう、

しまいには大蛇のことを好きになってしまうんですから、常人には真似できないほど犠牲心の持ち主です。

でも七生は、決して自分の立場が「生贄」だということも忘れていません。

大蛇のことをこれ以上好きになってしまうと辛いから、早く食べて欲しいと言います。

七生がここまで大蛇に食べて欲しいと願うのは、守りたい家族のためでもあるので、その志を遂げることは絶対なのです。

恋をしてもなお、ネガティブな欲にまみれることがない七生の真の強さに、心打たれてしまいました。

 

さて、大蛇はそんな七生の気持ちをどう受け止める!?

大蛇は、電気ガス水道のライフラインを自宅に引き、暮らしそのものは人間と変わりない生活をしています(笑)。

神様なのにインスタントラーメンやお菓子大好きで、引きこもってインターネットをしたりダラダラと怠惰に暮らす「THE・引きこもり陰キャ」ですw。

神様なのにですよwww!?

神様って、俗世の穢れを知らない尊い存在ってイメージですよね。

なんだったら七生の方がよっぽど神様らしい生活を送ってきたのでは?と思えるくらいに、大蛇は現代っ子・神様なんです(笑)。

 

一人ダラダラ楽しく生きてきた大蛇の前に突然現れた生贄・七生。

最初は七生のことが疎ましかった大蛇ですが、七生に絆され、まるで本当の蛇のようにねっとりと七生のことを受け止める姿も必見ですよ❤️

(大蛇はとぐろを巻いて七生を抱きしめながら情事を致すのですが、執着質な様が見て取れて萌えました><!)

人外BLならではの、蛇の生態に基づいた性的なシーンも見どころ!

本編ラストには、子作りに勤しむ2人の姿も描かれており、あれだけ七生のことを鬱陶しく思っていた大蛇の変わり様も必見です❤️

 

なお、本作は大人気作品のため続編が連載中です!

大蛇の兄・白蛇がメインのスピンオフ作品になるのですが、大蛇×ナナオも登場します。

ライラ
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