誘い受け・襲い受け

化学部のメガネ/新井煮干し子(ネタバレ・感想)メガネを愛する人は必読!化学部のメガネたちの青春&恋の実験!

ライラ
ライラ
こんにちは、BL歴25年のライラです
BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!

新井煮干し子「化学部のメガネ」のネタバレ込みの感想をご紹介します。

このBLをおすすめできる人

とにかくメガネが好きな人
綺麗なだけ、イケメンだけ、ご都合主義なだけではないBLが読みたい人
夏の雰囲気、夏の風景が好きな人

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当記事はネタバレ込みの内容になっているので、ご注意ください!

 

化学部のメガネ『カップリング』

黒縁フルフレームメガネ × 軽量フレームメガネ

ライラ
ライラ
メガネ好きにはたまらん
両メガネのカップリングです!

 

化学部のメガネ『BLジャンル』

高校生
学園
制服
メガネ攻め
ヘタレ攻め
天然攻め
メガネ受け
ツンデレ受け
誘い受け
童貞
青春
コミカル
切ない

ライラ
ライラ
DK同士のカップリングに青春萌え

 

化学部のメガネ【あらすじネタバレ】まとめ

それは、高校1年の夏のことだった。

化学部の佐古は、同じく化学部の鮎喰にこう言った。
「2年の夏!付きあおーぜ それまで何もなかったら」

友人としてとても仲の良かった佐古と鮎喰。
鮎喰は、佐古と気まずくなるのが嫌で「いいよ」と答えたのだった。

 

高校2年、9月1日。
夏休みも終わり、今日から新学期が始まる。

佐古は、2年の夏が終わってしまったこと、悩むほどの話ではないこと、人と付き合うとはどういう感じなのかを知りたいということを鮎喰に伝えた。

なにかを面白がるような表情で、ほかに好きな人ができたら別れればいい、とも付け加えた。

これは「実験」であると。

 

「…わかった おれたちは今日から 恋人同士だ」
鮎喰は観念した。

 

 

翌日から、佐古は恋人らしい行動をしてくるようになった。
一緒に登校したり、手をつないだり。

それでも、佐古は鮎喰との関係が思い出になると信じて疑わないようだった。

佐古にとっては、これは本当にただの「実験」なのだろう。
鮎喰は、少しだけそんな佐古の態度が気になっていた。

 

その日、佐古と鮎喰はショッピングモールでデート。
佐古に「何かあげたい」と思い、鮎喰は佐古に帽子をプレゼントした。

しばらくして、2人は化学部の元先輩・宝田に遭遇する。

佐古が身につけている帽子に値札が付いたままであることに気がついた宝田。

すると、佐古はこの帽子は今買ってもらったこと、自分と鮎喰は付き合っていることを堂々と宝田に伝えたのだった。

 

すぐに鮎喰は、佐古の言ったことを慌ててごまかした。

「ばかげてやがるな」
宝田は、真顔でそう言った。

佐古は帽子を脱ぎ、ほとんど喋らずに帰ってしまった。

 

あれから、佐古と鮎喰のあいだに恋人らしい行為はなくなった。
化学部の活動は、今まで通りにやっている。
(でも、これじゃあ付き合う前よりも、遠い…)

そんな中、化学部はなぜか砂浜の生物を観察しに行くことに。
そこで、2人は宝田と再会することになる。

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化学部のメガネを読んだ感想

夏を舞台にしたBL漫画は多く存在していますが、ひときわ鮮やかな表紙で目を引く『化学部のメガネ』。

メインカップリングの2人はメガネ、さらに化学部の教師、2人の先輩・宝田もメガネというメガネ好きにはたまらない1冊です。

また「化学部」というBLではちょっと珍しい部活に所属する人々が中心になっていることもポイント。

イケメン!美少年!夏!キラキラ!…という従来のBLとはちょっぴり異なる…と見せかけて、やっぱりとても眩しく、青臭い青春の日々を描いた作品でした。

夏の恋の魅力が、たっぷりと詰まった物語です。

 

なんといっても、魅力は受けの佐古のツンデレっぷり。

『実験』と称し、鮎喰に恋人になることを迫ったあげく、「これは思い出にする」「好きなやつができたら別れてもいい」などと言う佐古。

鮎喰はそんな佐古の言葉を真に受けて、この関係は本当に『実験』なんだなと考えてしまいます。

でも、そんなことを言いながらも佐古は照れるし、赤面するし、手をつなぎたがります。
こっそりと、佐古の写真を待ち受け画面に設定しています。

 

もともと、鮎喰が本当に自分と付き合ってくれるなどとは考えていなかったのでしょうか。

私の勝手な妄想ではありますが、きっと佐古は振られるのが怖くて、予防線を張りながら鮎喰と付き合っていたのかもしれません。

 

さらに、2人が宝田先輩との一件を乗り越え、いろいろな見栄や意地を認めてゆくシーンは胸に刺さります。

きれいでもないし、スマートでもない。
そんな2人の関係が胸の奥をじりじりさせて、たまらない気持ちになりました。

 

単行本の番外編では、『ふたたびの夏』というタイトルでその後の2人が描かれています。
夏の恋は一瞬…などと言いますが、きっと2人はいつまでも一緒にいるのだと思います。

等身大の男子高校生(とメガネ)の魅力がたっぷり詰まった1冊です!

ライラ
ライラ
ぜひ読んでみてくださいね!
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