BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
桃季さえ「子持ちホストの危険な隣人」3巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
ホストものBLが好きな人
スパダリ攻めに萌えたい人
子育てBLに癒されたい人
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子持ちホストの危険な隣人『カップリング』
人気イケメン小説家 × No.1ホスト
子持ちホストの危険な隣人『BLジャンル』
ホスト
スパダリ攻め
執着攻め
ワンコ攻め
男前受け
強気受け
ほだされ受け
ラブコメ
子育て
家族
ほのぼの
ドキドキハラハラ
エロ少なめ
BL初心者向け
子持ちホストの危険な隣人 3巻【あらすじネタバレ】まとめ
前巻の感想は以下の記事から
ホストクラブ「アヴァロン」No.1ホストの聖也(日賀聖也)には、秘密があった。
それは子持ちのシングルファーザーであること。
聖也は、急逝した姉の子・天稀を育てていた。
そんな聖夜を支えるのが、隣人であり恋人の小説家(兼絵本作家)の桐生威吹。
今日も仕事を終えて夜遅くに帰宅した聖夜は、ベッドに眠る天使 (=天稀)を愛おしく眺め癒しをもらう。
するとこそに、桐生が現れた。
桐生は帰りが遅くなる聖夜の代わりに、保育園に天稀をお迎えに行ったり、夕食を食べさせたりと世話を手伝っている。
恋人の帰りを嬉しく思う桐生は、聖夜と口づけを交わした。
ある日のこと、桐生が天稀のお迎えに行った後、見知らぬ男に声をかけられる。
「あんた、そこ子の父親じゃないよな?」と公衆の面前で呼び止められ、周囲の視線を浴びる桐生。
父親ではないが保護者ではあるので「父親だけど」と、答えるのだが・・・
男は「噓をつけ!」と、桐生を誘拐犯か何かと間違えている様子だ。
あーだこーだと言い合っていると、天稀の通っている保育園の園長先生がやってきて、桐生が怪しい男ではないことを証明してくれた。
なんとかその場は収まったが、桐生と天稀に話しかけてきた男は、テレビでも有名な三ツ星フレンチ料理人をしている市川天一朗だった。
しかも、天稀の父親だと言い出して!?
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子持ちホストの危険な隣人 3巻を読んだ感想
子持ちホスト・聖夜と、人気小説家・桐生の恋愛模様を描いた『子持ちホスト』シリーズ3作品目になります!
隣人関係だった聖夜と桐生は、今や恋人同士に。
聖夜の息子・天稀もいるので、恋愛&子育てBLを程よいバランスで楽しむことができる人気シリーズです。
厳密には、天稀は聖夜の実子ではなく「甥」にあたるの存在で、天稀の母親(聖夜の姉)が亡くなったことがきっかけで、ホストを続けがら男手一つ天稀を育て上げてきました。
聖夜は完璧すぎる父親で、天稀が何不自由ない生活を送れるよう家事は完璧にこなすし、天稀との時間を優先するためにホストの仕事を制御しています。
にも関わらず仕事も完璧にこなす男なので、No.1という座にも付いています。
本当に完璧すぎる聖夜なんですが、やはり一人だとキャパを超えてしまうこともあるようで、そんな時頼りにしているのが恋人であり隣人の小説家・桐生。
桐生もスパダリなので、攻め・受けともにいい男すぎる贅沢なカップリングとなっています(笑)。
めちゃくちゃ目の保養です❤️
さてさて、3巻となる今作は、個人的には過去一番の大波乱が起こったんじゃないかと思います。
だって!天稀の本当の父親が登場するのですから!!!
天稀の母親(聖夜の姉)は未婚の母で、実際のところ天稀と父・天一朗は面識がありません。
彼女の死を知り、自分に子供がいるとなると、天一朗も迎えに来ちゃいますよね。。。
これは聖夜にとっても大きな試練であり、今まで以上に完璧な父親であるように振る舞うようになります。
だって、聖夜にとって天稀は掛け替えのない存在であり、今更失うなんてありえないからです。
しかも、ホストという職業と、男と交際しているという事実が発覚していき大ピンチ!
私たち読者は、これまで真摯な聖夜の姿をたくさん見てきたから安心して天稀との関係を見守ることができるのですが・・・
普通に考えたら、男の恋人がいるホストに子育てを任せるとなると・・・心配でしかないですよね。
天一朗の気持ちも痛いほど分かります。
ただ、天一朗は決して悪者ではありません。
天稀の母親とは結婚する予定でいたのですが、彼女の方が逃げてしまい、本人が死んだことも子供がいたことも知らなかったのです。
天一朗は天一朗で不憫な男ですよね><。涙
天稀が本当の父親の元に行ってしまうのでは?というドキドキした展開を迎えるのですが、ここでも聖夜を支えるのが桐生。
もうね、桐生・聖夜・天稀は、家族なんですよ!
血の繋がりとかそんなものは関係なく、お互いがお互いを思いやり、一緒にいて居心地がよく、誰かが欠けた日常なんてありえないと思えるほど、3人でひとつなんです。
そんな家族愛が垣間見れた3巻でもあり、読後は胸にジーンと暖かい感情が溢れてきました。
3巻を経て、今まで以上の家族の絆が深まったようにも思えて、これからも桐生・聖夜・天稀たちファミリーを見守り続けたいと思います❤️
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