男前攻め

めぐみとつぐみ 1巻/S井ミツル(ネタバレ・感想)【ヤンキー同士のオメガバース】不器用でまっすぐで青臭い!胸キュン間違いなしの名作

このBLの推しポイント!

ヤンキーBL
気合が違うΩ
三白眼がかわいい

ライラ
ライラ
こんにちは、BL歴25年のライラです
BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!

S井ミツル「めぐみとつぐみ」1巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。

このBLをおすすめできる人
  • ヤンキー×ヤンキーのオメガバースを読みたい人
  • ライバル同士のαとΩが、ヒート中の意地の張り合いに萌えたい人
  • ヤンキーたちのまっすぐで意地っ張りな心理描写に胸キュンしたい人
  • ドラマCD化されたBL人気作品を見たい人
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当記事はネタバレ込みの内容になっているので、ご注意ください!

 

めぐみとつぐみ『カップリング』

ヤンキー(α)
×
ヤンキー(Ω)

めぐみ(攻)

α
高校生
ヤンキー
男前
ピアス
制服

つぐみ(受)

Ω
高校生
ヤンキー
天然
強気
三白眼
制服

ライラ
ライラ
ヤンキーものオメガバースです!

 

めぐみとつぐみ『BLジャンル』

オメガバース
学園
高校生
制服
ライバル
意地っ張り
ラブコメ
コミカル
ギャップ萌え

ライラ
ライラ
ヤンキーたちのまっすぐで意地っ張りな恋愛模様に萌えます

 

めぐみとつぐみ【あらすじネタバレ】まとめ

この漫画はオメガバース作品です。

オメガバースとは?
BL界で確立されたジャンルのひとつ。
男女の性別の他に、「α(アルファ)」「β(ベータ)」「Ω(オメガ)」という3つに分類され、性別とはまた別の性が存在する物語上の設定。

  • α・・・容姿端麗・頭脳明晰で、社会的地位の高い人たちのほとんどがα。立ち回り的に「攻め」になることがほとんど
  • β・・・人口の割合で一番多く、一般的な人種
  • Ω・・・繁殖能力に非常に長けた人種。社会的地位が低い。男性でも妊娠可能で、立ち回り的に「受け」になることがほとんど

αばかりが通う九重学園の理事長の息子である、九重恵。
本人ももちろんα、そしてヤンキーである。

ヤンキー仲間たちから、学ラン・赤シャツ・マスクに鉄パイプを持った男に襲われたという話を聞く。

男は、ヨシキリ高校の山田つぐみという男だった。

そして仲間たちの仇を討つために、めぐみはつぐみを呼び出すことにした。

 

決闘場所に現れたつぐみ。
友人の敵討ちのためにと、対峙するめぐみ。

 

まさに一触即発!緊張感あふれる空気が漂い始める!!!

そこに、緊張感を緩和してしまうほどの、場違いな「匂い」が立ち込めてきた!

その匂いとは、ヒート中のΩのフェロモンの匂いだった。

 

めぐみや、一緒に立ち会っているめぐみの友人たちはαなので、この匂いは一溜まりもない!!

なんでこんな場所でこんな匂いがするのか不思議だったのだが、犯人はすぐに分かった。

山田つぐみはΩであり、現在ヒート中であった。

 

抑制剤を使うことが苦手なつぐみは、ヒート中にも関わらず気合いで欲望を消し去るツワモノ。

顔色ひとつ変えずに、平然と佇んでいる。

 

しかし、αの面々には体に毒だった。

ヒート中のΩから出されるフェロモンをもろに食らっているので、一溜まりもない。

α用の抑制剤と理性でなんとか持ちこたえているのだが・・・

 

この状況はまずいと思っためぐみは、つぐみを担いで決闘の場から走り去っていった。

 

人影のない路地で、つぐみを解放しためぐみは激怒した。
「なんで抑制剤を使わないんだ!」と。

つぐみは今まで、抑制剤を使わずとも自分の気合いで乗り切れてこれたが、周りのαにとっては迷惑でしかない。
Ω自身もフェロモンにやられたαに襲われてしまう危険性もある。

 

特にめぐみは、一方的にΩをなぶるαのことが反吐が出るほど嫌いだった。

そのことを懸命に力説しても、つぐみはピンときていない。

 

とにかくめぐみは、ヒート中のΩなんか相手にできないということで、今回の喧嘩は保留となった。

そしてめぐみは、「α用だけど少しはΩにも効くだろう」と自分の抑制剤が入ったポーチをつぐみに渡した。

 

ポーチを受け取り、自宅に帰宅したつぐみ。

ヒート中のつぐみは、αの匂いが染み付いたポーチに欲情してしまうのだった。

 

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めぐみとつぐみを読んだ感想

ヤンキーものBLが大好物な私にとっては、かなりの神作品でした!

受けのつぐみは、学ラン・マスク・三白眼・鉄パイプと典型的なヤンキーなんですが、なんとΩなんです!

しかもヒート中も抑制剤を使用せずに、今まで自分の気合いで乗り切ってきた強者(笑)。
Ωのヒートに反応して何度かαに襲われたこともあるのですが、すべて返り討ちにしていました!

確かにめぐみの言う通り、抑制剤を打たずに町中を闊歩するなんてα的にはいい迷惑なんですが、それにしても気合いと根性でヒートを乗り切ってきたつぐみがすごすぎる!!!

 

喧嘩相手として出会っためぐみとつぐみですが、抑制剤を使わないつぐみにめぐみは振り回されまくります。

つぐみ的には早く喧嘩の続きをしたいようなんですが、めぐみは「めんどくさいからこれ以上関わりたくない」と思い、スルーします。

でもめぐみは、なんやかんやでつぐみの面倒を見ちゃうし、ほっとけない!

基本は言い争いが絶えない2人なんですが、徐々にお互いに惹かれていくようになります。

 

特に印象に残ったシーンは、体育倉庫に閉じ込められてしまうシーンです。

ひょんなことから体育倉庫に閉じ込められてしまうめぐみとつぐみなんですが、タイミング良く(?)つぐみのヒートがやってきます。

密室に閉じ込められた状態でΩのヒート。

お互いに間違いがあっちゃいけないと思い、距離を取ります。

 

普段は気合いでなんとかヒート中の欲望に打ち勝っているつぐみですが、今回は密室にαと2人きり(しかもちょっとだけ気になる相手)。
顔を真っ赤にして息を切らせながら、必死に欲望に耐えているんです!!!

ライラ
ライラ
究極のギャップ萌えシーンに、胸がはち切れるくらいにドキドキしました

 

そんなつぐみの表情を見て、思わず理性のタガが外れそうになっためぐみは、つぐみにキスをしようとするのですが、つぐみはすかさずめぐみのみぞおちに拳を決めます。

危うく理性を失いかけて、つぐみを襲うところだっためぐみは、つぐみのパンチで目が覚めます。

そしてつぐみに「サンキュ」といいます。

お互いに信念のある2人は、本能に流されまいと必死に戦います。

ライラ
ライラ
欲望に2人して耐えるシーンが、色っぽくてとても素晴らしかったです!

 

ヤンキー受けが好きな人は萌えないハズがない本作は、ドラマCD化もされている人気作です!

コミカルで笑える描写もたくさんあり、そして愛情もいっぱい詰まっています。

ライラ
ライラ
読後感は最高にほっこりするので、眠れない日の夜のお供にいかがでしょうか
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次巻の感想は以下の記事から

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