BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました！
まさき茉生「マイ・リトル・ヴァンパイア」1巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
吸血鬼BLが大好きな人
ギャップ萌えしたい人
切なくもあまあま・ほのぼのした作品を読みたい人
シリアスなトーンの作品が好きな人
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マイ・リトル・ヴァンパイア『カップリング』
吸血鬼 × 最愛の恋人を亡くした男
マイ・リトル・ヴァンパイア『BLジャンル』
寡黙攻め
ワンコ攻め
男前攻め
人外攻め
健気受け
ほだされ受け
吸血鬼
あまあま
ほのぼの
切ない
年の差
ファンタジー
マイ・リトル・ヴァンパイア【あらすじネタバレ】まとめ
吸血鬼と人間が共存する世界。
恋人を亡くしたレイネは、孤児の吸血鬼・ヨエルを引き取り、穏やかな二人暮らしをはじめる。
ヨエルの存在は、孤独だったレイネの心を温かな気持ちで満たしてくれた。
しかし、夜になるとレイネは、孤独感が勝り男娼に抱かれることをやめられずにいた。
「夜なんか来なければいい」と、思いながらもレイネは男娼を呼び、夜の寂しさを埋めた。
そんなある日、レイネは男娼に襲われ怪我をしてしまう。
すぐに駆けつけるヨエルだが、レイネの傷口を見ると本能に逆うことができず、ヨエルはレイネの血を飲んでしまう！
人間の血液を飲んだ吸血鬼は、成長スピードが急速に上がってしまうので、ヨエルはみるみる大人の姿の吸血鬼になってしまうのだが！？
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マイ・リトル・ヴァンパイアを読んだ感想
作者・まさき先生の作品は、私自身何冊も読ませていただいているのですが、相変わらず描かれる絵がとても綺麗で繊細です！
漫画家の方に「絵がうまい！」というのは、当たり前すぎて失礼な話かもしれませんが(笑)、それにしても毎作品ごとに先生の描かれる絵は本当に惚れ惚れしますね。
今回の作品は、吸血鬼ものBLです。
吸血鬼の子供と、最愛の恋人を亡くした男の、切なくもほのぼの・あまあました雰囲気漂う作品でした。
最愛の人に先立たれる悲しさや悔しさを味わったレイネは、不老不死の吸血鬼の子供・ヨエルを養子に迎えます。
ところが、とある出来事から自分の血をヨエルに過剰にあげてしまったことがきっかけで、ヨエルは子供から急速に大人の姿に成長します。
（←普段は人工の血液パックで食事を摂っているのですが、吸血鬼は人間の血液を飲むと成長スピードが速くなります）
そこから、ヨエルとレイネの関係が少しずつ変化していきます。
ヨエルは分かりやすいくらいに、レイネのことが大好きなので、恋人を亡くして寂しいレイネの孤独を埋めるべく、体の関係を結びます(笑)。
もちろんレイネはヨエルを諭すのですが、最終的には絆されて、ヨエルの恋人になるという流れです。
本作の萌えポイントは、なんといっても子供のかわいいヨエルが、大人の吸血鬼に成長していく姿です。
本来なら段階を踏んでじょじょに大人の吸血鬼になっていくはずだったヨエルは、いろいろと通り越して大人へと成長したので、中身はまだ子供っぽいです。
見た目はめちゃくちゃイケメンの大人なのに、時に見せる子供っぽい仕草や態度に、ギャップ萌えがすぎて、私の心は鷲掴みにされました
大人の姿なのに、子供ならではの純粋さとまっすぐさを持っているヨエルの姿は最高に尊くて、レイネがほだされ落ちないわけがない！！！！笑
そんなリトル・ヴァンパイアのヨエルは、破壊力抜群の攻め様へと成長しました。
吸血鬼BLが好きな人はもちろん、切なくも優しいお話を読んで心を癒されたい人、種族の壁を越えた愛に心打たれたい人は、間違いなくハマる作品です。
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