男前攻め

啼かせてやるよヤンキーくん/柊のぞむ(ネタバレ・感想)硬派で一途なヤンキー萌え♥ちょっと古風なツッパリ感がまた良き♥

このBL推しポイント!

THE・ヤンキー(80年代風)
童貞拗らせ
長年の片思い
幼なじみ&腐れ縁

ライラ
ライラ
こんにちは、BL歴25年のライラです
BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!

柊のぞむ「啼かせてやるよヤンキーくん」のネタバレ込みの感想をご紹介します。

このBLをおすすめできる人
  • 三度の飯より「ヤンキーBL」が好きな人
  • 幼なじみ・親友同士のカップリングが好きな人
  • 時にバイオレンスで時にほのぼのする作品を読みたい人
  • 硬派で一途な攻めに胸キュンしたい人
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当記事はネタバレ込みの内容になっているので、ご注意ください!

 

啼かせてやるよヤンキーくん『カップリング』

一途な硬派ヤンキー
×
やんちゃ系男前ヤンキー

幸雨(攻)

高校生
ヤンキー
硬派
一途
男前
童貞
拗らせ
制服

マキ(受)

高校生
ヤンキー
男前
強気
やんちゃ
ギザ歯
制服

ライラ
ライラ
2人は、幼なじみ兼親友同士のカップリングです!

 

啼かせてやるよヤンキーくん『BLジャンル』

学園
ヤンキー
ラブコメ
ドキドキハラハラ
コミカル
同級生
幼なじみ
親友同士

ライラ
ライラ
ヤンキーBLが好きな人には、全力でおすすめできる作品です!
とくに70~80年代風のヤンキーが好きな方には

 

啼かせてやるよヤンキーくん【あらすじネタバレ】まとめ

男子校の硬派なカリスマヤンキー・幸雨は、チビだけど男前なヤンキー・マキの幼なじみで親友。

 

ある雨の日、マキは「高校を卒業したら東京に行って就職をする」と幸雨に伝える。

幸雨の表情が一瞬曇る。

すかさずマキは幸雨に、「俺に何かいうことねぇ?」と聞くも、幸雨は「ない」と口をつぐむ。

そんな幸雨の様子を見て、マキは幸雨のことをヘタレと言うのだが・・・

焦った幸雨は、マキの思いも寄らない告白をする。

「実は俺、勃たないんだ」

さらに幸雨は、マキの“せい”でEDになってしまったと言いたげな物言いである。

 

本心をなかなか言わず言い訳をする幸雨を見たマキは、幸雨を煽るようなセリフを吐く。

その一連のマキの言動に、幸雨は腹をくくりマキに告白をする!

 

実はマキも幸雨のことが好きだった。

晴れて両思いになり、お互いの気持ちを確かめ合った2人なのだが、興奮した幸雨は責任を取って結婚するとマキに迫り暴走するのだが!?

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啼かせてやるよヤンキーくんを読んだ感想

ヤンキーBLが大好きな私なので、即購入させていただきました><。

見た目のツッパリ具合が、70年代~80年代のヤンキーを彷彿とさせる感じでしたが(笑)、現代風におしゃれなアレンジもされていたので、ヤンキーが苦手な方でもとっつきやすい作品だと思います。

攻め・幸雨、受け・マキともにめちゃくちゃヤンキーなんですが、そもそも2人は幼なじみ兼親友同士です。

何が言いたいかというと、本作の魅力は「ヤンキー萌え」だけではなく、幼なじみ(親友)から友情を超えて恋人同士になる過程がとても尊いんです

特に幸雨のマキへの一途な気持ちときたら><!

EDになるくらいに、マキへの気持ちを拗らせちゃっているんですよっ!

本編では語られませんでしたが、同性であるマキへの恋心に、ものすごく思い悩んだんでしょうね、幸雨は。

 

幸雨は「硬派ヤンキー」を絵に描いたような男です。
でもちょっとヘタレな部分もあって、なんやかんやでマキの尻に敷かれている感じです(笑)。

告白をする時も、マキがきっかけを作ってあげたから出来たことなんですよね。

マキの働きかけがなければ、きっと幸雨の想いは未だに燻り続けていたと思います><!

だからこそ幸雨は、マキのことを「男前」で「強い男」と称賛しており、人間的に尊敬できるからずーっと好きでいたんでしょうね。

 

硬派で一筋な幸雨も十分かっこいいのですが、そんな幸雨をある意味で包み込んでいるマキの男気も最高にかっこよくて、まさに2人の関係性が尊すぎました!

幼なじみ兼親友だからこそ紡げる空気感であり、唯一無二の絆で結ばれたナイスカップルな幸雨とマキなのでした!><

 

本作は、割と早い段階で幸雨とマキが両思いになるので、その後はほのぼのした感じでストーリーが進んでいきます。

厳密にはヤンキーBLなので、バイオレンスなシーンも多々登場するのですが、幸雨とマキの関係性についてはほのぼのしています。

(そのコントラストが、読んでいてとても面白かったです。)

それはやっぱり、小さい頃から一緒に過ごしてきた時間が長い2人なので、今更ながら情熱的な関係になることはない「信頼」の証だと思うんです。

幸雨とマキが今まで築き上げてきたものがあるからこそ、空気感をゆったりと感じるんですね。

それはもう何ものにも代え難い「愛」に他ならないと、私は思う次第で、そんな2人の醸し出す雰囲気に本作の魅力を感じました。

 

ヤンキーBLが好きな人はもちろん、「幼なじみ」「腐れ縁」「親友」といったワードにピンとくる人は間違いなく刺さる作品です。

ライラ
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電子書籍では試し読みもできるので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
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