BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
広里かな「オメガポルノcase.たつる」のネタバレ込みの感想をご紹介します。
オメガバース作品なんだけど、明るい話を読みたい人
エロくてあまい作品を読みたい人
学園ものが好きな人
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オメガポルノcase.たつる『カップリング』
高校生(α) × 高校生(βと偽るも実はΩ)
オメガポルノcase.たつる『BLジャンル』
学園
制服
同級生
男前攻め
硬派攻め
黒髪攻め
陽キャ受け
天然受け
あまあま
すれ違い
オメガバース
エロ多め
オメガポルノ case.たつる【あらすじネタバレ】まとめ
この漫画はオメガバース作品です。
オメガバースとは?
BL界で確立されたジャンルのひとつ。
男女の性別の他に、「α(アルファ)」「β(ベータ)」「Ω(オメガ)」という3つに分類され、性別とはまた別の性が存在する物語上の設定。
- α・・・容姿端麗・頭脳明晰で、社会的地位の高い人たちのほとんどがα。立ち回り的に「攻め」になることがほとんど
- β・・・人口の割合で一番多く、一般的な人種
- Ω・・・繁殖能力に非常に長けた人種。社会的地位が低い。男性でも妊娠可能で、立ち回り的に「受け」になることがほとんど
主人公・日吉たつるは、本当はΩでありながら、βとして偽って生きてきた。
たつるが本当はΩであることは、学校で知るものはいない。
βの彼女もいるたつるは、このままβと偽り続け、βの女の子と結婚するという、平凡な幸せを求めていた。
ところがある日、ヒート抑制剤を学校のどこかに落としてしまった!
友人たちと一緒にいたので、このまま発情期が来てΩの匂いをかがれてしまったらマズイと思ったたつるは、慌てて放課後の学校へ抑制剤を取りに戻った。
抑制剤を探しているたつるの元に、山岡勇太という男に話しかけてきた。
この抑制剤はお前のものではないかと。
山岡勇太は、校内でも有名なαだった。
するとその瞬間!
たつるにヒートがやってきた!!
誰もいない放課後の教室中に、Ωのあま〜い香りが立ち込める。
辛抱たまらなくなった山岡は、そのままたつるを抱き潰した。
たつるもまた本能には逆らえず、山岡を受け入れるのだった。
何時間もヤリまくった2人なので、正気に戻った頃にはもう空も暗くなっていた。
長丁場だったため、たつるは腰に力が入らず、歩くこともままならなかった。
見かねた山岡は、自転車でたつるを送ることにしたのだが・・・
発情期が来て体調が安定しないたつるを気遣い山岡は、自宅に招いた。
山岡は近所に民家のない、山の一軒家に一人暮らしをしてるのだ。
だから、ヒート中のΩの匂いが周囲にバレてしまうことはない。
たつるはヒートが終わるまで、山岡の家で過ごすことにした。
そして、ヒート中は山岡が体の相手をした。
それから、たつるのヒートが来るたびに、たつるは山岡の自宅で過ごすことになるのだが・・・
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オメガポルノ case.たつるを読んだ感想
本作は、オメガバース作品なんですが、オメガバースにも関わらず明るい気分で最後まで読み進めることができます。
オメガバースはその性質上、差別・凌辱・無理やりといったテイストが絡められることが多く、読んでいて痛々しかったり、シリアスな雰囲気の作品を多く見受けます。
でも、『オメガポルノ』は、読んでいて辛くなったりするシーンはありません。
表紙とタイトルからして、シリアスでダークめな話なのかな?と想像する方も多いとは思いますが、物語の雰囲気は明るめ、あまあまで一途な展開なばかりです。
そうさせる要因は、主人公・たつるが、明るくてあっけらかんとした性格をしているからです。
受けのたつると攻めの山岡は、見事なまでに綺麗に恋に落ち、番になるのですが、その過程に一切の違和感がなく、2人の心理描写も自然に丁寧に描かれています。
ストーリー自体はありきたりなのかもしれませんが、たつると山岡の心の動きがすんなりと腹に落ちるので、感情移入しながら読み進めることができました。
気がつけば「え?もう読み終わったの?もっと読みたい!」と思えるくらいに、作品に没頭してしまったので、エロシーンが苦手でなければ、オメガバース初心者でも楽しめる内容となっています。
作品のレビュー評価自体も高いので、人気作品であることも頷けるクオリティーでした。
ただ、一点残念な点を挙げるとしたら・・・
たつるは欲望に負けてしまい、親友である芳野とセックスをしてしまいます。
一度の過ちと、そこから三角関係に突入することなく、たつると芳野は割り切っているのですが、たつるのちょっとビッチな姿も垣間見てしまいました(苦笑)。
まぁでも、ヒートは理性でどうこうできない本能レベルのものなので、仕方ないのですが・・・受けが攻め以外の人と関係を持つことに抵抗を感じる人は、こちらのシーンにご注意ください!
その他の展開に関しては、満点です!
たつると山岡の出会い方、2人の距離の縮め方、そして何より山岡の「ザ・α」な男前な態度に胸キュン連発でした。
たつるの、屈託ない明るい性格も可愛らしくて良かったですね。
なお、本作はまだまだ連載中の作品なので、2巻・3巻と続きます。
山岡×たつる以外のカップルも登場するので、どんなタイプの攻め受けが堪能できるか、今から楽しみです!
作品全体が暗くなく、とても読みやすい内容になっているので、オメガバース作品に今まで苦手意識を感じていた人にも、是非オススメしたいです!
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次巻の感想は以下の記事から