BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
灰崎めじろ「鬼が慕うは祟り神」のネタバレ込みの感想をご紹介します。
人外BLに萌えたい人
あまあまでエロい作品を読みたい人
切なくて泣けるBLを読みたい人
ドラマCD化されたBL人気作品を見たい人
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鬼が慕うは祟り神『カップリング』
祟り神 × 鬼と人間のハーフ
鬼が慕うは祟り神『BLジャンル』
穏やか攻め
ほだされ攻め
人外攻め
健気受け
ワンコ受け
人外受け
あまあま
ほのぼの
切ない
すれ違い
泣ける
エロ多め
褐色肌
時代もの
愛するがゆえに切ない展開に刮目せよ!
鬼が慕うは祟り神【あらすじネタバレ】まとめ
鬼と人間のハーフ・椿丸は、“見世物”として賊に捕らわれていたところを、廃退した森を司る祟り神によって救い出された。
祟り神は、昔は「大黒椎」として人々から奉られていたのだが、ご神体となる椎木を人間によって切られてしまい、今は祟り神となってしまった。
祟り神の発する“瘴気”によって、普通のものは祟り神と接触しただけで死に絶えてしまう。だから祟り神は、今まで誰とも接触せずにただ一人きりで永久の時を過ごしていた。
しかし椿丸は、鬼の血が入っているからか、祟り神の瘴気にやられることはなかった。
長い年月一人きりで過ごしてきた祟り神は、椿丸と触れ合い会話ができることを心の底から幸せに思った。
一方椿丸も・・・。
両親がすでにいない天涯孤独の身なので、祟り神のことを「しい様」と呼び慕い始める。
「おれがずっとそばにいます」
「しい様をひとりにさせません。さみしいおもいはさせません。」
と、椿丸はしい様に誓うのだった。
時は流れ・・・幼い子供だった椿丸も、立派な青年に成長した。
人間の“精力”から食糧を摂り、性欲が強いといわれる鬼の血を継ぐ椿丸は、成長とともに性欲が募っていく!
しい様に隠れて、昂ぶる自分を何度も自身で慰めた。
椿丸の自慰を手伝うのは、しい様から外れた一本の木の根(触手)。
しい様のことを思いながら自慰に耽る椿丸は、「ダメだ」と思いつつも止まらなかった。
一方しい様は、年頃の青年に育った椿丸を、自分ではなく「同じ時間を共に生きられる」誰かと番うことを願った。
祟り神として悪しきものを背負い、いずれ朽ち果てていく自分と椿丸がこのまま一緒にいて良いはずがないと思っていた。
そこでしい様は、「山を下りろ」と椿丸を突き放すことを言うのだが!?
一人ぼっちの祟り神×身寄りのない鬼と人のハーフ。
孤独な2人が惹かれあい身分を超えた愛を育む!
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鬼が慕うは祟り神を読んだ感想
「泣けるBL」として評判が高い本作。
どんなものかと私も実際に読んでみたのですが・・・
な・・・泣ける><。
切ない!
そんな展開が満載でした。
しかも泣けるポイントが素晴らしく、胸に染み渡るような愛に溢れているんです!
しい様も椿丸もお互いのことを大切に思いすぎているが故に、生きている世界が違いすぎて、すれ違い(思い違い)が生じてしまうんです!!
私は読み始める当初は、悲恋系のお話でただただ悲しくて切ない展開だと思っていたのですが、ここまで愛に溢れた切ない話だとは想像できませんでした。
切なくて泣けるんだけど、根底にはお互いがお互いのことを「愛」しているが故の切なさなので、読んでいて心が洗われるような感動作でした。
個人的にツボったところは、神であるしい様が、「椿丸と一緒にいたい」と徐々に欲望を抱いていくシーンです。
神様(←祟り神ですが)は、無欲でいかなる人間にも平等な愛を示す存在のはずなんですが、しい様は椿丸と出会うことで神様としてはありえない欲望を抱くようになります。
そんな想いにしい様は葛藤します。
神様なのにいい意味で人間臭くて、しい様の募る想いが私たちに感動を与えてくれた要因にもなりました。
さらに本作は、エロがとっても濃厚です
しい様は背中に木の根を背負ったようなビジュアルをしているのですが、それが触手となり椿丸のことを攻め立てます(笑)。
攻め立てられる椿丸はそれはもうエロエロなんですが、しい様は触手プレイのみで自ら椿丸に手を出すことはありません。
「早くしい様と椿丸が結ばれるところを拝みたい!」と焦ったく思うのですが、クライマックスには感動の神展開が待ち受けているので、乞うご期待といったところです。
物語終盤では、しい様の守る森に火をつけてしまう人間がたち現れて、波乱の展開を迎えます。
燃え尽くされる森の中で、しい様は椿丸を守ります。
しい様の本体ともいえる森が燃えてしまうわけですから、しい様の存在自体も消えてしまうことになるのですが・・・!?
結末を言ってしまうと壮大なネタバレになってしまうのでこれ以上は控えますが、まさかの斜め上をいく神展開に、読んでいるこちらも幸せいっぱいな気分になり涙が止まりませんでした。
作品全体からも愛が溢れる雰囲気が漂っていたのですが、ラストシーンは特に必見です!!
感動のハッピーエンドが待ち受けているので、ぜひみなさんも日常を忘れて『鬼が慕うは祟り神』の世界へ陶酔してみてはいかがでしょうか。
なお本作は、人気が故にドラマCD化されて、さらには続編も刊行されています。
しい様と椿丸のカップルの行く末を知りたい方は、ぜひこちらも合わせてごチェックしてみてくださいね
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2巻の感想は以下の記事から