BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
りゆま加奈「狼の花嫁」1巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
- ファンタジーBL・民族BLが好きな人
- 「半陰陽」という珍しい設定の作品を読みたい人
- ドキドキハラハラするストーリー重視の作品を読みたい人
- 健気すぎる受けが大好きな人
- 男前な攻めに萌えたい人
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狼の花嫁『カップリング』
狼の国の第二王子
×
西国の第六王子(妾の子)
男前
寡黙
硬派
黒髪
健気
不憫
地味
おすすめします!!!
狼の花嫁『BLジャンル』
民族
異国
シリアス
切ない
泣ける
政略結婚
エロ少なめ
泣けるBLをお探しの方は是非!
狼の花嫁 1巻【あらすじネタバレ】まとめ
国王と侍女の間に生まれたルーイは、「半陰陽」であることが理由で、公の場に出ることも許されず、出来損ないの王子として育てられてきた。
母と一緒に人目のつかない場所に隔離され、世間を知らぬままルーイは成長した。
そしてルーイは、隣国(狼の国)に「女」として政略結婚で嫁ぐことに。
結婚相手は、狼の国の王子・ゼス。
しかもルーイが半陰陽だという正体を、ゼスに知られてしまう!!!
国に帰されることを恐れたルーイは、自身が「半陰陽」であることを告白し、「国に返さないでください」とゼスに土下座をする。
ルーイは、大好きな母親を母国で人質に取られているようなものだった。
自分が狼の国に嫁げば、母の命も助かると王に言われていたので、今ここで国に返されたら母の命が狙われるかもしれないことを危惧したのだ。
ルーイにはなにか事情があることを悟ったゼスは、深堀はせずにひとまずこのままルーイの様子を見ることに。
狼の国の王宮で暮らすことになったルーイは、少しずつゼスと距離を縮めていくのだが!?
待望の狼シリーズ、不器用な二人の愛の物語!
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狼の花嫁 1巻を読んだ感想
ファンタジー要素が満載の作品でした!
異国情緒あふれる民族系BLが好きな方には全力でおすすめできる作品です。
また本作は、BLでは珍しい「半陰陽」が主人公のお話です。(半陰陽とは、男女2つの性別を持つ人のことです。)
半陰陽のルーイは、見た目も所作も男ですが、体の作りには女性的な部分もあります。
「BLに女の要素いらない!」
といった女性的表現が地雷な方もいるとは思いますが、女性的描写はほとんど出てこないので、その辺は安心して読めると思います。
そんなことよりも、ルーイの生い立ちが不憫すぎて、読んでいて痛いくらいに辛いです><。
ルーイは、国王と侍女の間に生まれた子供です。
しかも国王がこれはまたクズ男なので、侍女に遊び半分で手を出したため、侍女(ルーイにとっての母親)はもちろんルーイ自身にも愛を持っている訳ではありません。
母親もルーイも身分違いのため、周囲から指をさされて噂される対象だったのですが、さらにルーイが半陰陽ということで、過剰なまでの不当な差別を受けることとなります。
ルーイと母親は、城の目立たないところに隔離されます。
立場的に一応は、母親は国王の第六夫人、ルーイは第六王子となるのですが、隠された存在として日の目を見ずに生きることとなります。
いや~、、、ルーイ親子が不憫すぎて、胸がズーンと重くなりましたね。
いじめや差別的な表現描写も多々出てくるので、そういうのが苦手な方は閲覧にご注意ください。
そんなルーイは、政略結婚として隣国の「狼の国」に嫁ぐこととなります。
そこでゼスという王子と出会い、婚姻関係を結びます。
育ってきた環境が異質だったので、自虐史観がとても強いルーイは、「幸せ」の価値基準がものすごく低いです。
だから、狼の国にきて少しずつ穏やかで優しい…「幸せ」な日常を送れるようになる姿を見て、こちらの心も洗われる気分になります。
しかしながら、ルーイが普通の女性ではなくて半陰陽だということは、狼の国を欺いているということで、ルーイの母国の王(ルーイの父)が狼の国を侮辱していることと変わりないのです。
この辺で、ルーイとゼスの想いがすれ違ってしまうシーンもあります。
ルーイは自虐史観がものすごく強く、いい意味で健気・悪い意味で気が弱いタイプなので、尚更こんがらがってしまうんですよね・・・。(今まで抑圧された生活を送ってきたので仕方ないとは思いますが…)
しかしそんなルーイが、自分に自信を持ち、少しずつ成長し強くなってく姿は、本作の全編を通して見ものでもあります。
1巻時点では、まだまだ序章にすぎませんが、ルーイがゼスと出会い、普通の幸せを知ったルーイが、健気ながらも強い心を持つ人に変貌していくのが楽しみで仕方ありません。
1巻巻末では、ゼスの元婚約者であるユルール(白鹿)がルーイのことを好きになるという三角関係に突入するので、恋愛的な意味でも続きが気になるところですね!
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2巻の感想は以下の記事から