BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
重い実「おおきい小竹とちいさい武田」上巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
真面目なんだけど笑える作品を読みたい人
学園ものが好きな人
切ないすれ違いにキュンとしたい人
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おおきい小竹とちいさい武田『カップリング』
高校生(巨人族) × 高校生(普通の人間)
半端ない体格差があって障害だらけの関係です!
おおきい小竹とちいさい武田『BLジャンル』
制服
学園
体格差
健気攻め
一途攻め
優しい・穏やか攻め
ワンコ攻め
ビッチ受け
美人受け
流され受け
あまあま
切ない
すれ違い
恋人同士
三角関係
コミカル
シュール
おおきい小竹とちいさい武田 上巻【あらすじネタバレ】まとめ
武田利一には好きな人がいた。
巨人族の小竹瞬という男なのだが、小竹は手違いで普通の高校に入学してしまったのだ。
そんな小竹のことを武田は影で見ていたのだが、ほどなくして小竹は、巨人たちの通う高校に転校した。
残念に思う武田は、暇があれば小竹の通う巨人族の高校へ、小竹の様子を見に行っていた。
実は小竹も・・・武田のことが好きだった。
気持ちが通じあった2人は付き合うことになったのだが、小竹と武田は体格差がありすぎてセックスもできない関係だった。
武田は、そんな小竹との関係にモヤモヤした。
そのモヤモヤを、友人・大橋との自慰行為で発散していた。
小竹という恋人がいるにも関わらず、大橋とこんな関係を結ぶことはダメだと思いつつも、大橋との行為に溺れた。
そんなある日、ついに小竹に大橋との関係がバレてしまう!!!
武田と大橋のセックスを見てしまった小竹は、ショックでその場から逃げた。
次に武田が小竹に会った時、小竹は通常サイズの人間になっていた。
“大きいものを小さくする”木の実を服用した小竹は、通常サイズの人間になったのだが!?
その実には副作用があると知って!?
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おおきい小竹とちいさい武田 上巻を読んだ感想
作者・重い実先生の個性が爆発した作品でした!!
重い実先生は、コミカルでシュールなギャグを中心としたBLを描かれることに定評がありますが、本作も漏れなく笑に包まれる作品でした。
いや・・・物語自体は、めちゃくちゃ真面目に進んでいくのですが、真面目に描かれているからシュールで笑えるというか・・・完全に狙ってますよね??www
本作は、巨人と普通の人間の体格差カップルです。
体格差・・・のレベルじゃないくらいに体の大きさがまったく違うところも見どころで、巨人・小竹の手のひらに、武田が乗っかってしまうくらいの体格差があるんです!!
体格があまりにも違う、いわば異人種間の恋なので、それはれそはもう切ない悲恋です。
小竹も武田も、お互いのことをとても好きでいるのですが、肉体的な繋がりが持てません。
一緒に海に行ったり、山に出かけたり、清い交際を続けるのですが・・・規格外の体格差が2人の関係進展を大きく阻みます。
好きなんだけど繋がれないし、それ以上の関係に進展できないなんて切なすぎる!!
胸が引きちぎられるほどに切ないんですが、いかんせん巨人と人間というシュールな組み合わせなので、不謹慎ながらも所々で笑ってしまいました。
(心の中に笑と切なさが共存する、とても不思議な感覚でした。)
そして、清い2人の関係を阻む間男的な存在が、武田の友人・大橋です。
小竹と武田の関係を知っているのですが、進展しようもないという事実も分かっているので、武田のことを執着質に落としていきます。
まずは体の関係から・・・
最初はオナニーの手伝い程度で可愛いものだったのですが、終いには最後までやってしまいます。
しかも武田は快感に貪欲なビッチちゃんでもあったので、小竹に大橋とのセックスシーンを見られながらも盛大に「もっと、もっと」と感じます。
正直私は、この展開にびっくりしました。
小竹と武田の関係が、小学生のカップルのように(?)めちゃくちゃ清いにも関わらず、武田が小竹を裏切るようなことをしてしまうなんて・・・
自分のフラストレーションを小竹では解消出来ない反動からでしょうか・・・大橋とセフレ状態になってしまいます。
固定カプ以外の絡みが地雷の人にとったら閲覧注意なんですが、私は“間男に初めてを捧げる受け”という設定にも非常に萌えてしまう変態なので(笑)、とても印象に残るシーンでした!
しかし、最終的にはきちんとハッピーエンドです。
大きい人が小さくなれる実を食べた小竹の体は、普通の人間サイズになります。
しかし副作用のせいで、また長らく武田と小竹は離れ離れになってしまうのですが、最後は数年越しの切ない悲恋が実るという大団円を迎えます。
読んでいるこちらも、心が救われる瞬間でした。
なお、本作は1巻完結かと思いきや、続編が刊行されています。
下巻では、1巻ではすれ違いまくっていた小竹と武田のラブラブ甘々な日常が収録されているので、ぜひセットで読んでみてください。
また、盛大な当て馬となった大橋の恋愛も描かれていますので、そちらもぜひチェックしてみてください!
普通のBLを見飽きてちょっと変わったBLをみたい人、切ないくらいの悲恋を読みたい人、コミカルでシュールな作品を読みたい人には、間違いなく刺さる作品です!
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下巻の感想は以下の記事から