BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
ヤマヲミ「パパ編集キストキドキ下心」のネタバレ込みの感想をご紹介します。
- ドタバタな展開にドキドキしたい人
- 長年の執着愛にドキドキしたい人
- 両片思いの恋模様が好きな人
- あまあまでほっこりした作品を読みたい人

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パパ編集キストキドキ下心『カップリング』
小説家
×
編集者
スパダリ
男前
一途
ノンケ
バツイチ・子持ち
ほだされ
パパ編集キストキドキ下心『BLジャンル』
子育て
ほのぼの
あまあま
片思い
パパ編集キストキドキ下心【あらすじネタバレ】まとめ
柚木は生粋の仕事人間で、編集部に入社して以来7年間、ミステリー小説家・黒岩大河を担当している。
仕事は深夜まで及ぶことが多く、プライベートは二の次になりがちだったけれど、合コンで知り合った女性とサクッと授かり婚をした。
自分にそっくりな子ども・実に恵まれたけれど、相変わらず仕事が忙しく、家事・育児にはほとんど手を出さずにいる。
妻のほうも家のことはおろそかにしており、家の中は散らかり放題という状況が続いていたある日、妻は実と離婚届を置いて家を出ていってしまった。
以降、柚木は実を第一に考え、1人で子育てをしようと頑張った。
それでも2歳の実を育てるには限界があり、延長保育だけでは対応できない。
時間が不規則な編集の仕事を続けていくことは無理だと悟り、転職を決意。
黒岩との関係は良好だったから、せめてもの仁義を通そうと、黒岩の家を訪れて頭を下げた。
「お世話になりました。転職してこれからは子どもと生きていきます!」と宣言する柚木。
しかし黒岩は納得せず、柚木と実の2人を家に招き入れて事情聴取をはじめた。
事の顛末を知った黒岩は、「離婚?!」「子ども置き去りにして出てったのか?!」と驚愕していたが、柚木にとっては妻が出ていったことはそれほど大事ではない。
所詮紙切れ一枚の関係だったこと、妻にはほかに男が居たことを淡々と告げる柚木。
さっくりしている柚木の態度を見た黒岩が何かをつぶやいたけれど、その直後に実が「お腹すいた!」と大泣きしたことで会話は中断した。
柚木がコンビニ弁当を準備すると、実はさっそく手づかみで食べ始める。
ところが黒岩は「子どもにコンビニ弁当はよくない」と取り上げ、手早くあたたかなうどんを用意してくれた。
甲斐甲斐しく実の食事を手伝い、柚木に対しても「顔色が悪い」「実もだけど、お前もろくなもの食べてないだろ」と心配してくれる黒岩。
柚木は黒岩のやさしさに感動し、ありがたくあたたかなうどんをすすった。
しかしその横で黒岩は、「柚木が担当じゃないならもうお前の出版社では小説を書かない」「お前は仕事を続けてうちで子育てすればいい」ととんでもないことを言い始める!
編集の仕事を愛していた柚木にとってはありがたすぎる申し出だったが、多忙な黒岩に迷惑をかけるわけにはいかない。
それでも黒岩は、「恋愛はとっくに諦めてたけど、家族はほしかった」と意味深なことを言ってきて…?!
この日以降、黒岩・柚木・実の3人で『家族ごっこ』の生活が始まる!


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パパ編集キストキドキ下心を読んだ感想
作家×編集という王道のカップリングです!
黒岩は人気小説家で立派な家に住んでいるし、柚木よりもよっぽど家事も料理もできます。
実の相手をするのも上手であっという間に仲良くなり、なんでもできちゃう男という感じ。
序盤からちらほらと、「恋は諦めた」と発言したり、必死で柚木の退職を引き止めたりしていることから分かる通り、柚木に長い片思いをしています!!
スパダリ然とした雰囲気の一途攻めという、万人受け間違いなしの男です。
一方で柚木は、仕事はできるんだけどどこか抜けてます(笑)。
元妻は柚木と結婚する前からほかに男がいたようだし、実が生まれても家は散らかり放題だったみたいで……、女を見る目がありません。
(元妻の存在感は薄くて、どんな顔なのかも分からないほどです。回想シーンですら、のっぺらぼうで描かれています(笑)。なので、バツイチものにちょっと抵抗がある人でも楽しめるんじゃないかなと思います!)
柚木は黒岩から片思いされていたことにもまったく気づかず、「黒岩さんのおかげで暮らしが楽になった…」とひたすら感謝しています。
実が黒岩にどんどん懐いていく姿を微笑ましく見守っていて、ずっと3人で暮らして行けたらいいのに…とまで思うように。
メインで描かれているのは3人での暮らしで、お仕事シーンは少なめです。
作家×編集という仕事上の関係から一歩踏み込み、黒岩と柚木が距離を縮めていく姿が丁寧に描かれていました。
まったりとした交流の合間合間に登場する実のかわいさも見逃せないポイント!
2歳の男の子・実は舌っ足らずな口調でほっぺはぷくぷくモチモチで、天真爛漫に表情をくるくると変えるんですよ。
これがまためちゃくちゃかわいくて、鼻水と涙を流して号泣したり、ときには一生懸命ベッドによじ登ってたり、黒岩から貢がれた着ぐるみに身を包んでキャッキャしていたりと、癒やし効果が抜群です…。
しかしもちろんほのぼのだけでは終わりません!
作者は、ほのぼの子育てBLがお得意なヤマヲミさん。
毎度子どもをひっくるめた家族愛を美しく描かれる方で、今作も後半にかけて切ないシーンが目白押しでした。
黒岩はさりげないアプローチを繰り返し、柚木は少しずつ黒岩のことを意識するようになるんですが、あっさりとはいきません。
セックスについては、わりと早い段階で済ませます。
柚木は、編集の自分が作家である黒岩とどうこうなるなんて…と悩みますが、一度セックスして以降はタガが外れて「俺がいままでしてたセックスがままごとに思える…セックスすごい…!」と、あっという間にメロメロに。
エロが多いわけではないんですけど、表情とか勢いが結構濃厚です!
しかし柚木のなかにはずっと、自分がいるせいで黒岩さんは女性を連れ込めないんじゃないか…という不安があります。
自分たちがいなければいいんじゃないかと悩み、その気持ちは実にも伝染。
実は黒岩と柚木の間に生じた恋愛関係のアレコレを知らないので、黒岩と柚木の関係がギクシャクすると「ぼくが悪い子だったせいで」「いい子にするから」と大号泣し、仲直りするように迫るんですよ。
その切々とした姿が切なくてかわいそうで、思わず涙が誘われました…!
最終的には柚木も実も大号泣して黒岩の胸に飛び込み、見事な大団円を迎えます。
ストーリー的には王道といえば王道ですが、エロも起承転結もはっきりしてて読み応えがあるので、ぜひ未読の人は読んでみてくださいね!
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