美人・美少年受け

ラベルド・タイトロープ・ノット/緋汰しっぷ(ネタバレ・感想)不器用な大人たちの焦れったいムーディストラブ

ライラ
ライラ
こんにちは、BL歴25年のライラです
BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!

緋汰しっぷ「ラベルド・タイトロープ・ノット」のネタバレ込みの感想をご紹介します。

このBLをおすすめできる人

色気溢れる作品に萌えたい人
ビッチなんだけど健気すぎる受けが大好きな人
切ない恋愛模様を堪能したい人
焦ったく拗らせまくりの恋愛にドキドキしたい人
アニメ化・ドラマCD化されたBL人気作品を見たい人

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当記事はネタバレ込みの内容になっているので、ご注意ください!

 

ラベルド・タイトロープ・ノット『カップリング』

サラリーマン × バーテンダー

ライラ
ライラ
2人は学生時代の同級生です!

 

ラベルド・タイトロープ・ノット『BLジャンル』

サラリーマン
スーツ
バーテンダー
ヘタレ攻め
男前攻め
執着攻め
ビッチ・淫乱受け
健気受け
誘い受け
美人受け
シリアス
切ない
すれ違い
拗らせ
不器用
両片思い
再会
同級生

ライラ
ライラ
拗らせまくり!大人たちの不器用な恋愛模様が描かれています!

 

ラベルド・タイトロープ・ノット【あらすじネタバレ】まとめ

サラリーマンの加々美夏生は、同級生の結婚パーティで瀬田榛臣と再会した。

榛臣は、10年前に告白され振った男。

榛臣のことが嫌いだったわけでも、男同士に抵抗があったわけでもなく、ただ自分のヨコシマな考えを知られたくなくて逃げたのだった。

夏生は、榛臣の様変わりした見た目と挑発的な言動に戸惑いを隠せないでいると、嫉妬する資格もないくせに、自分の知らないところで会っていたという友人・雁屋と榛臣の距離の近さに苛立たしさを感じてしまう。

そのうえ、榛臣と雁屋に「ある場所」に連れてこられた夏生は、初心だと思っていた榛臣の淫らな姿を見せつけられる!

純粋でウブだった榛臣が、男のモノを嬉しそうにしゃぶるように!?

夏生は衝撃だった。

さらに、そのまま榛臣に誘われた夏生は、榛臣と最後まで関係を持ってしまう・・・。

こじらせ、こじれた10年来の両片想い。
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ラベルド・タイトロープ・ノットを読んだ感想

拗らせまくりの不器用で遠回りすぎる大人の恋愛模様が描かれていました!

学生時代に榛臣は夏生に告白します。
夏生は、(本当は好きなのに)榛臣の気持ちを受け入れられず逃げる形で振ってしまい、そのまま疎遠になった2人が、10年後に再会して再び恋に落ちるお話です。

攻め・夏生、受け・榛臣ともに、10年の間ずーっとお互いのことを忘れられずにいるのですが・・・10年のブランクがなかなか思うように2人の思いを通じさせてくれません。

第三者目線から2人をみていたら、めちゃくちゃ両片思いなんですよ?

でも、榛臣は過去に夏生にフラれてしまった傷を引きずり、夏生も夏生で清純だった榛臣がビッチに変わってしまったことに困惑したり・・・10年来の想いはなかなか思うように実りません・・・。

思春期を経て大人になり、自分の価値観や生き方も当時とは変わっているのですから、当たり前の話なんですが、それにしても両片想いのすれ違いほど切なくてじれったいものはありませんよね><。

こうもすれ違うか?と思うほど、なかなか思いを添い遂げられないんです。

 

特に、榛臣を思うと不憫で不憫で><。

学生時代はめちゃくちゃ純粋だったのに、夏生にフラれたことがきっかけで恋に臆病になり、いやゆるビッチの道へ進みます。

いや…榛臣がそういった人生を歩んでしまったのは、厳密には夏生のせいではなく「榛臣の心の弱さ」にあるとも思うのですが・・・

それでも榛臣が不憫に思えて仕方ないのは、夏生は榛臣のことが本当は好きなのにフってるからなんです!

純粋だった榛臣を汚してしまうのが怖くて、自ら身を引いたとのことなんですが、学生時代とはいえ少し夏生がヘタレすぎない?とも思いました。

まだ男らしく告白した榛臣の方がかっこいいよね><!

 

正直、なんでそんなヘタレ男を榛臣が10年も引きずってしまうのかは謎なんですが(苦笑)、それくらいに純粋な子で、負った傷の深さも尋常じゃなかったんでしょうね。

 

夏生のことをヘタレヘタレと言いましたが(笑)、ご安心ください。
大人になってからの榛臣はきちんと男前に成長しています。

自分の気持ちに正直になり、榛臣に対して誠実に気持ちを伝えていきます。

きっと過去に気持ちを伝えられなかった後悔が強いんでしょうが、だんだんとスパダリを発揮していき、続巻となる「retie」では、もう完全なるスパダリに変貌していました

本作が切なかった分、次作はめちゃくちゃあまあまな展開になっているので、ぜひ1巻・2巻セットで楽しんでくださいね

ライラ
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2巻の感想は以下の記事から

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