BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
みちのくアタミ「レッドベリルにさよなら」1巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
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レッドベリルにさよなら『カップリング』
吸血鬼 × 半吸血鬼
血を吸う吸血鬼の色気がたまらん
レッドベリルにさよなら『BLジャンル』
美人受け
年下攻め
ワンコ攻め
シリアス
感動
切ない
時代もの
年の差
BL初心者向け
BL初心者の方でも読みやすい内容になっています!
レッドベリルにさよなら 1巻【あらすじネタバレ】まとめ
舞台は1986年の日本。
親が居らず、孤児院で育った小林昭彦は幼い時から「親が居ない子」という理由から周囲に虐げられてきた。
それでも、孤児院の園長の言葉を信じ、辛くても笑っていたが、就職したスナックでほかのボーイに絡まれたことが原因で解雇されてしまう。
解雇された日の帰り道、小林が歩いていると頭上から鉄筋が落下してくる!
その瞬間「危ない」と言って見知らぬ男が小林の代わりに鉄筋の下敷きに!
男は津田和重といい、胸に鉄筋が刺さっているのにも関わらず、普通に話をし、生きている。
小林は驚くが、津田が「吸血鬼で簡単には死ねない」ということをすんなり受け入れ、命の恩人である津田にお礼にと料理を作ったり、掃除をしたりと面倒を見るようになる。
小林は「僕に出来ることがあるなら何でも言ってください。」と伝えると、津田は「じゃあ、俺を殺してくれ」と一瞬真面目な表情で言う。
「なぜ津田がそんなことを言うのか分からないが、自分に出来ることをしたい。」と心の底から思う小林だった。
津田は死ねない身体のせいで妻や我が子、大切な友人達をいつも見送ってきた。
1人取り残される悲しみから、津田は極力人とは関わらなくなっていった。
今まで何度も死のうと試みた津田だったがことごとく失敗。
それを聞いた小林は「きっと、死ぬなってことです。守られているんです。」と笑顔で話す。
ある日、小林は本屋で吸血鬼についての本を読んでいると、とても綺麗な容姿の見知らぬ男の子が側に立っていた。男の子は小林に『興味本位は危ないよ。』と忠告をする。
この男の子は師夏といい、津田が吸血鬼になった原因の男、将門が自らの餌として連れている半吸血鬼だと分かり!?
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レッドベリルにさよなら 1巻を読んだ感想
この作品はほとんど過激なシーンはないものの、お互いが必要不可欠で大切な存在であることを言葉で表現しています。
小林は辛い過去がありながらもそれに立ち向かい、また、同じように津田も取り残される側に1人で居て寂しく辛い思いをしてきました。
その2人が出会い、分かり合っていく姿に心打たれます。
小林はずっと津田のそばに居てあげたいと願い、自分も吸血鬼になると津田に懇願します。
しかし津田は、吸血鬼になるのはとても辛いことだと言って、何度も断ります。
それでも、小林はめげることなく津田と向き合っていきます。
その一生懸命で一途な姿に津田が少しずつ心を許していきます。
この小林の姿や津田が小林を思う姿は読んでいても心にくるものがありました。
本作の名セリフは、小林が「きっと、死ぬなってことです。守られているんです。」と津田に言うシーン。
ネガティブにしか考えられない現状に関して、初めてポジティブなことを言ってくれた小林の言葉に、きっと救われたんだろうなと感じました。
小林が熱を出して家で休んでいると、普段は日中に出掛けない津田が小林を心配して買い物をし、お見舞いに行くシーンがあります。
その時の2人の嬉しそうな幸せそうな表情に、こちらまで和んで幸せな気持ちになりました。
津田も、なんだかんだ言いながら、小林の事が大切なんですよね。
だからこそ、自分と同じ辛い思いをさせたくないと思ってるんですよね。
そして、将門や師夏が現れたことによって、小林と津田の関係に少しずつ変化が現れます!
津田にとって将門は特別な存在であり、小林が知らない津田を将門は知っている。
それを実感した小林は、津田に恩返しとは違う想いを抱き始めるんです!
また、物語冒頭では1986年にはないスマホを片手に、「小林家」の墓参りをしている津田の姿が描かれてします。
え?と言うことは、小林は吸血鬼にならずに死んだの?
と、切ない雰囲気を醸し出しながら、物語は始まります。
これは、次巻以降のネタバレになってしまうので、詳しくは書きませんが・・・
小林は吸血鬼になってしまうのか!?
将門が現れたことによって、物語はどう変化して行くのでしょうか。
作者・みちのくアタミ先生は、その他に過激な漫画も描いていますが、本作に関しては落ち着いたストーリー展開でゆっくりじっくり読み進めていけるので、BL初心者の方でも読みやすいかと思います。
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2巻・3巻感想は以下の記事から
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