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相葉キョウコ「恋愛感情論」1巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
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恋愛感情論『カップリング』
大学生
×
レンタル彼氏
大学生
年下
寡黙
天然
黒髪
レンタル彼氏
美人
ほだされ
恋愛感情論『BLジャンル』
ラブコメ
あまあま
ラブコメ
エスパー
恋愛感情論【あらすじネタバレ】まとめ
レンタル彼氏をしている東雲涼真は、他人の感情が記号になって見える特殊体質の持ち主。
ある日の仕事中、お客とデートをしていると、始めて見る「黒いモヤ」の感情を持った 大学生・青山和と出会った。
和は不良に絡まれカツアゲされかかっているのに、恐怖などの感情が見えない。
涼真が助けた時も、普通なら安堵の感情が見えるはずなのだが、そういった感情を和は抱いていないようだった。
和に興味を持った涼真は、そのまま和をナンパし、和の家に行くことに。
モヤの正体は一体? いつか(恋)になるのか? 視えるからすれ違って、分からないから愛おしい。
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恋愛感情論を読んだ感想
なんともまぁ、新感覚な作品でした。
何が新感覚って、感情表現の描写の仕方が独特だったんです。
主人公・涼真は、他人の抱いている感情が分かってしまう特異体質の持ち主です。
他人の考えていることが読めてしまうので、恋愛に関しても消極的…むしろ諦めていました。
そんな涼真は、ひょんなことから不良に絡まれている大学生・和を助けたことがきっかけで、仲を深めていきます。
涼真が和に興味を惹かれたのは、今まで出会ってきた誰にもなかった「黒いモヤ」のようなものが見えたからなんです。
その黒いモヤの正体を探るために、涼真は和と交流を深めていきます。
和は心理学を学んでいる大学生です。
自分自身が感情表現が苦手だったり、他人の感情に無頓着なところがあるので、それがきっかけで、心理学を学んでいます。
「感覚派」と「理論派」。
手法はまったく違いますが、涼真も和も他人の心が読めてしまうもの同士なんです。
さらに涼真は、他人の感情が読めてしまうことが原因で、今までまともな恋愛をしたことがありません。
一方の和は、そもそも自分の感情に鈍感な男なので、お互いに惹かれて恋しあっているにも関わらず、なかなか関係が進みません。
めちゃくちゃ焦れったいんですよね〜＞＜！
灯台下暗しというか、涼真も和も他人の気持ちを察する能力は高いのに、自分たちのこととなるとスローテンポになるんです(笑)。
この辺のモダモダ感が、読んでいてとても新鮮で、王道とは違う今までにないBLを読んでいる気分でした。
2巻に続く作品のようなんですが、1巻最後はきちんと両思いになりますし、その後のほのぼの＆あまあました和と涼真の様子も萌えの塊なので必見ですよ。
あと個人的に萌えたのは、和の隠れイケメン度です。
第一印象はモサイ感じの和だったのですが、高身長で「脱いだらスゴイんです」と言わんばかりの筋肉ムキムキの美ボディーの持ち主です。
和は、ザ・草食系男子のように見えるのですが、セックスの時にふと見せる情熱的なオスの表情がまた色っぽくて、最高に萌えさせてもらいました
しかも実家が医者家系のお金持ちなので、本当に優良物件なんです、和は。
和は化けると思います、近い将来(笑)。
そんなこんなで、まだまだ始まったばかりの和と涼真の関係ですが、2人のペースでゆる〜くまったりと進んでいく姿を今後も見守っていきたいと思います。
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次巻の感想は以下の記事から
