BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
ヨネダコウ「囀る鳥は羽ばたかない」1巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
シリアスな展開が好きな人
ストーリー重視・心理描写重視の人
手に汗握るドキドキハラハラした作品を読みたい人
一度は読みたい名作中の名作が気になる人
劇場アニメ化・ドラマCD化されたBL人気作品を見たい人
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囀る鳥は羽ばたかない『カップリング』
ヤクザ(若頭の用心棒)
×
真誠会若頭
硬派
硬派
スーツ
美人
男前
強気
スーツ
囀る鳥は羽ばたかない『BLジャンル』
シリアス
ドキドキハラハラ
切ない
痛い
BL名作
神作と賞賛され、BLファンなら一度は読んでおきたい作品です!
囀る鳥は羽ばたかない 1巻【あらすじネタバレ】まとめ
矢代は、真誠会若頭であり、真誠興業の社長。
組みの関係者からは、“ドMで変態”、“淫乱ネコ”、“幹部の公衆便所”とまで噂される矢代なのだが、本当のところド変態のドMだった。
事務所で今日も、男とのセックスに励む矢代。
すると急に大男が、矢代の上に乗っかっている男の腕を掴み、静止させた。
大男は、百目鬼力といった。
矢代の部下・七原が連れてきた男だった。
頭のお楽しみ中(セックス中)に、百目鬼が邪魔を入れてしまったということで、七原と百目鬼は平謝りした。
百目鬼は、刑務所から出てきたばかりの男なのだが、体格や腕っ節を買われて矢代の付き人兼用心棒として雇われたのだ。
百目鬼は、物静かで何事にも動じない雰囲気を醸し出している。
百目鬼に興味を持った矢代は、「部下には手を出さない」と決めていたものの、百目鬼のモノを加えた。
ところが、百目鬼のモノは反応しない。
百目鬼は言った。
「俺、インポです。」
それから矢代は、勃たない百目鬼のモノをしゃぶることが習慣となる。
時には、セックスシーンを百目鬼に見せることもあったが、何も反応しないまま百目鬼はただ冷静に矢代を見つめているだけであった。
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囀る鳥は羽ばたかない 1巻を読んだ感想
言わずと知れたBL名作中の名作『囀る鳥は羽ばたかない』。
各レビューサイトでは「神作」と称され、まさにBL漫画の枠にはおさまらないエンターテイメント大作が、『囀る鳥は羽ばたかない』なんです!
たくさんの熱烈なファンが多い中、自分が感想を述べるなんてなんとも恐縮なんですが、個人ブログなもので僭越ながら私なりに読んで感じたことを述べたいと思います・・・。
(名作を紹介することで、緊張のあまり文章が固くなっちゃったw)
物語の序章である1巻では、作品を取り巻く個性的かつ魅力的なキャラクターがたくさん登場します。
キャラが死んでいる登場人物は一人もいなく、極道ものというテーマに基づき、ひたすら自分に信念を持ち、男前でカッコいい男しか登場しません!
私自身、極道・ヤクザものBLが大好きで、今までもたくさん読み漁っていたのですが、『囀る鳥は羽ばたかない』ほど、「極道」というテーマに忠実で、極道の世界に生きる男たちの姿を描き切った作品はないです!
これは、本作が“ヤクザBLの金字塔”とまで言わしめる名作だからなんです。
登場するキャラクターがすべて魅力的と先ほど言いましたが、特に目を惹くキャラクターは、主役でもある矢代です。
矢代は、私の中では、“トップ・オブ・男前受け”に、ダントツに輝き続けています。
要所要所で見せる振る舞いに男らしさを感じることは当たり前なんですが、矢代の醸し出すなんとも言えない色気・・・。
表情やしゃべるセリフひとつひとつをとっても、矢代の人柄や思慮の深さを察することができ、それが色気のギャップと相まって・・・とにかく、たまらないオーラを醸し出している男なんです!
矢代はカッコいい面だけではなく、淫乱なドMだったり、下ネタセクハラオヤジみたいなことを百目鬼にしてしまったりと(笑)、マイナスイメージにつながる振る舞いも普通にします。
でも、そのギャップがまた堪らなくて、矢代という男の底知れぬ人間的な深さを感じることができ、それがまた男前度や色気をあげてる要因なのです。
語りつくせないほど、私たちの心を引きつけてやまない矢代の魅力・・・。
さすがは大人気BL作家・ヨネダコウ先生の描かれる漫画の主役を張る人物だな、と思いました。
さらには、百目鬼の一途なワンコっぷりも本作の見どころです。
正直、百目鬼に関しては「ワンコ攻め」という表現が正しいのかは分かりません。
ワンコって、可愛くて愛くるしいイメージもあるじゃないですか。
でも、百目鬼に至っては可愛さなんて1mmも感じません(笑)。
むしろ無表情で無愛想な男なんです。
まさに「硬派で寡黙すぎるヤクザ」という言葉がぴったりで、矢代と他の男とのセックスシーンにも顔色ひとつ変えません。
感情を読み取ることが難しい男なんですが、矢代に対しての忠誠心は、本当に従順な犬でなんす。
百目鬼が無愛想で暗いのは理由があり、過去にトラウマを持っているからです。
結構痛い過去で一瞬目を背けたくなるのですが、その過去があったからこと百目鬼の魅力が一段と増し、影のある魅力的なキャラクターになったんだなぁとも思います。
そんな百目鬼ですが、回を重ねるごとにだんだんと矢代に惹かれていきます。
その姿は、本当に心が抉らせるほど切なくてキュンキュンしてしまうので、みなさんもそんな百目鬼の姿を追ってみてくださいね!
全体的にシリアスめで、時に痛々しいシーンが登場するので、ひょっとしたら「苦手!好みじゃない!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、読後感は1本の上質な映画を観終わったような高揚感を得ることができる名作です。
みなさんも是非一度読んで見てくださいね!
2020年には劇場アニメ化もされる作品なので、ぜひ原作の方もチェックしてみてくださいね!
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2巻の感想は以下の記事から