BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
ヨネダコウ「囀る鳥は羽ばたかない」3巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
シリアスな展開が好きな人
ストーリー重視・心理描写重視の人
手に汗握るドキドキハラハラした作品を読みたい人
一度は読みたい名作中の名作が気になる人
劇場アニメ化・ドラマCD化されたBL人気作品を見たい人
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囀る鳥は羽ばたかない『カップリング』
ヤクザ(若頭の用心棒)
×
真誠会若頭
硬派
硬派
スーツ
美人
男前
強気
スーツ
囀る鳥は羽ばたかない『BLジャンル』
シリアス
ドキドキハラハラ
切ない
痛い
BL名作
神作と賞賛され、BLファンなら一度は読んでおきたい作品です!
囀る鳥は羽ばたかない 3巻【あらすじネタバレ】まとめ
2巻の感想は以下の記事から
矢代の部下である七原の行方が分からなくなった。
携帯電話の着信にも応じず、連絡が取れない。
もちろん自宅にも女のところにもいないのだが、そんな不穏な動きをする七原を矢代は気に留める。
狙撃により怪我をして、万全な体調ではないにも関わらず、矢代は支度をし、七原の女が住むマンションに出かけた。
女は「七原の居場所は知らない」と白を切るが、矢代の策略によりすぐに七原と連絡を取ることができ、七原がなぜ突然行方不明になったのか、その理由を知ることができた。
「矢代を銃で襲った黒幕は、竜崎」
その真相を知った七原は、竜崎をやろうと単独で行動に出たのだ。
竜崎とは、道心会傘下の松原組組長であり、矢代とは兄弟分だ。
矢代と竜崎は、昔に体の関係も持っている、そんな間柄だった。
さらに矢代は、松原組の事務所にも赴く。
竜崎は雲隠れをしているので不在。
そこには下っ端が2人いた。
竜崎の居場所を吐かせるのかと思いきや、矢代には違う狙いがあった。
松原組のシノギについてだ。
松原組は、組では御法度のシャブに手を出しているのという噂を聞いている矢代は、そのこちについて尋問した。
この尋問により矢代は、自分を狙った黒幕は、竜崎とは違う人物が動いていると確信を持つのだが!?
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囀る鳥は羽ばたかない 3巻を読んだ感想
ハードボイルドな手に汗握る展開に、ドキドキハラハラした3巻でした!
いえ、3巻ではおさまりきれません、4巻・5巻と、巻を増すごとにキャラクターの個性が発揮され、物語は拍車をかけて面白くなってきます。
3巻はすべてにおいて目が離せない展開であり、「どこが印象に残った?」と言えば、ぶっちゃけ全シーンです(笑)。
矢代を狙撃した黒幕がじょじょに明らかになっていくところは、私も予想できなかった人物の登場で、「圧巻」の一言でした!
流れるかのようにすべての出来事が連動して起きるので、気がつけば物語の世界観にのめり込み、ページをめくる手が止まらない作品とは、こういった作品のことを言うのかと改めて感じさせられました。
BLという要素を抜いたとしても、普通に読み物として楽しめる、圧巻の仕上がりだと思いました。
手に汗握るハードボイルドな展開は、かいつまんでご紹介すると中途半端(かつ盛大なネタバレ)になことになってしまうため、ここでは割愛します。
というか、私が淡々とストーリーを書き連ねるよりも、本編を実際に読んだ方が絶対に面白いです!
その代わりに、当ブログはBL漫画のレビューサイトなので、BL的な観点から感想を述べたいと思います。
3巻でも、百目鬼が矢代を想う気持ちは募るばかりです。
といっても、百目鬼は矢代の惚れたの腫れたのという気持ちを伝えることはないので、うわべはいつも通りの部下と上司の関係。
特に2人の関係に進展はありません。
部下としての忠誠心と、愛する人を守りたいという気持ちが合間って、百目鬼はめちゃくちゃ矢代に尽くします。
矢代のことを、我が身を呈して守れなかったという出来事もあったため(2巻参照)、より一層その想いが強くなっているようにも感じます。
「矢代の手足になり、矢代の望むことをするだけ」
百目鬼は矢代に対してそのような忠誠心を抱いています。
精神的なつながりの進展はないのですが、肉体的関係にすこしだけ変化があります。
怪我で右手が不自由になった矢代は、自分でオナニーをすることもままならないため、百目鬼が矢代のモノをしごいて手伝うようになります。
矢代にお願いされたからではありません。
百目鬼が自分から矢代のモノをしごきはじめます(笑)。
しかも百目鬼は、矢代のモノを口でもご奉仕してしまいます!!!
百目鬼は、寝そべっている矢代に対して背中を向けて奉仕をするのですが、百目鬼的には表情や自分の股間が反応しそうなことを悟られないように、矢代に背を向けたのでしょう。
ただ、エスカレートしていく行為は矢代への想いを募らせるばかりで、欲望に駆られた百目鬼は、抵抗して「離せ」といっている矢代を押さえつけて、矢代のモノをしゃぶり続けます。
百目鬼は、矢代のことを守りたいし、大事にしたいし、傷つけたくないと思っているのですが、その反面で矢代のことを「汚したい」という欲望もフツフツとわき出るようになるのです。
もうね、たまらんですよ(笑)。
部下としての忠誠心と、一人の男として愛する人を守りたいという気持ち・・・
そして、「汚したい」という欲望渦巻く本心。
そんな百目鬼の、綺麗事だけではない欲望にまみれ葛藤するところは、妙に人間臭く印象的なシーンであり、私の心を掴んで離さないシーンでもありました。
3巻クライマックスでは、矢代の百目鬼に対する想いが少しだけ変化した様子で幕を閉じます。
続きが気になりすぎる!
ゆっくりですが確実に、矢代と百目鬼は惹かれあっていますね〜><。
焦れったいのですが、それがまたいい!!
「好きになった」→「ハイ!告白」というそんなチープな関係ではないのですよ、矢代と百目鬼は。
そんな2人がこれからどのように進展していくのか、見ものですね。
全体的にシリアスめで、時に痛々しいシーンが登場するので、ひょっとしたら「苦手!好みじゃない!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、読後感は1本の上質な映画を観終わったような高揚感を得ることができる名作です。
みなさんも是非一度読んで見てくださいね!
2020年には劇場アニメ化もされる作品なので、ぜひ原作の方もチェックしてみてくださいね!
シリアスな展開が好きな人
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4巻の感想は以下の記事から