BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
ヨネダコウ「囀る鳥は羽ばたかない」5巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
シリアスな展開が好きな人
ストーリー重視・心理描写重視の人
手に汗握るドキドキハラハラした作品を読みたい人
一度は読みたい名作中の名作が気になる人
劇場アニメ化・ドラマCD化されたBL人気作品を見たい人
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囀る鳥は羽ばたかない『カップリング』
ヤクザ(若頭の用心棒)
×
真誠会若頭
硬派
硬派
スーツ
美人
男前
強気
スーツ
囀る鳥は羽ばたかない『BLジャンル』
シリアス
ドキドキハラハラ
切ない
痛い
BL名作
神と賞賛され、BLファンなら一度は読んでおきたい作品です!
囀る鳥は羽ばたかない 5巻【あらすじネタバレ】まとめ
4巻の感想は以下の記事から
「せっかくだし、セックスするか?」
百目鬼のインポが治ったことを知った矢代は、あっけらかんと百目鬼に言う。
百目鬼は、「俺は、したくありません」と、言葉を詰まらせる。
矢代とはやりたくないのに、矢代に反応してしまう百目鬼のチグハグな感情に、矢代は笑った。
そしてお見通しだった。
「ずっと興奮してたんだろ?俺を力ずくで押さえつけて・・・」
百目鬼は観念したかのように、矢代への思いを伝えた。
「あなたを尊敬しています、ずっと側に置いて欲しいと思っています」
「でも、それ以上の感情を持ってしまいました。あなたという人にどうしようもなく惹かれてしまいました」
突然の百目鬼の告白に、矢代は腹が立った。
それと同時にとても動揺した。
自分が衣服を着ているのも忘れてシャワーを浴びてしまうくらいに、動揺していた。
シャワーに行った矢代の様子を見に行こうと百目鬼が風呂に入ってきた。
そこで矢代の本音がポロポロと出る・・・
その言葉に、思わず百目鬼は涙した。
そしてしゃがみこんでいる矢代に、優しく口付けをした。
そして2人は初めて体の関係を結ぶのだが・・・
その後矢代は、百目鬼の前から姿を消すのだった。
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囀る鳥は羽ばたかない 5巻を読んだ感想
ついに待っていました第5巻!!
百目鬼ははっきりと「あなたに惹かれている」矢代に告白します!
そんな百目鬼の本音に矢代はめちゃくちゃ動揺します。
そして矢代と百目鬼は、つ・・・ついに体の関係を結びます!
最後までセックスをします!!
2人のセックスに行き着くまでのストーリー展開、お互いを求め合うセックスシーン、セリフ、構図など、すべてにおいてまさに圧巻の美しさでした。
即物的なエロさは微塵も感じない、まるで芸術作品を眺めているかのような、艶かしくて美しい2人のやり取りに、終始見とれてしまいました。
でも2人を包む空気感は、めちゃくちゃエロくて、美しいんだけどエロい!!
読み手の欲望をうまくくすぐってくれる、とても素晴らしいシーンであり、間違いなく本作を通して一番印象に残る名シーンでした!
百目鬼はそれはもうめちゃくちゃ優しく矢代を抱きます。
幼少期のトラウマから、痛く抱かれることに酷く興奮を覚える矢代は、百目鬼の優しい抱き方に「吐きそう」というものの、次第にほだされます。
矢代は、ひょっとして初めて自分の身も心も本当に愛し、大切に思ってくれる人に抱かれたのかもしれません。
体だけではなく、百目鬼に心も支配されていく感覚に、矢代は「百目鬼が怖い」とも感じます。
おそらく今まで自分が“普通”と考えていたことが、百目鬼によって打ち崩され、自分が自分で無くなることに恐怖を感じたのでしょうか。
そんなそれぞれの思いが交錯する、矢代と百目鬼の初めてのセックスシーンは、数あるBL漫画と比べても、「ベスト・オブ・セックスシーン」に挙げたいくらいに印象的場面でした。
ところが・・・百目鬼と最後まで関係を持ち、そして百目鬼の気持ちを知ってしまった矢代は、百目鬼を置いて去って行きます。
「好きになった人を、失うのが怖いから・・・」
すべては矢代が百目鬼に言ったこの言葉に集約されていると思います。(←原文のママではありません。私がかいつまんで要約しています。)
矢代は百目鬼のことが好きになり、しかも矢代のことなら命も惜しまず突っ込んでいく百目鬼なので、失うことが怖くなったのでしょう。
あぁ・・・なんとももどかしい2人の関係。
恋人同士というよりも、魂の結びつきのようなものを感じる矢代と百目鬼の今後は、ますます目が離せない展開ですね!
そして、今回は竜崎の人間臭さというか男らしさが際立つストーリーでした。
竜崎とは道心会傘下の松原組組長であり、矢代とは兄弟分です。
矢代と竜崎は、昔に体の関係も持っていました。
そして竜崎は、矢代に惚れています(笑)。
だから、平田に矢代を殺すように命じられた時に、わざと殺さないように仕向けたりもします。
不器用で意地っ張りな男なんですが、妙に情にもろくて・・・その姿がまた粋で男前でかっこよかったです。
この巻で私は、竜崎のことを好きになってしまいました!!
さて、5巻ではやっと体の関係に発展した矢代と百目鬼ですが、矢代は百目鬼のことを切ります。。。
きな臭さプンプンのストーリー全体も気になるのですが、矢代と百目鬼の今後の関係にも目が離せませんね!
全体的にシリアスめで、時に痛々しいシーンが登場するので、ひょっとしたら「苦手!好みじゃない!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、読後感は1本の上質な映画を観終わったような高揚感を得ることができる名作です。
みなさんも是非一度読んで見てくださいね!
2020年には劇場アニメ化もされる作品なので、ぜひ原作の方もチェックしてみてくださいね!
シリアスな展開が好きな人
ストーリー重視・心理描写重視の人
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6巻の感想は以下の記事から