BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました！
座裏屋蘭丸「シャングリラの鳥」1巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
圧倒的な画力と世界観のあるBLに没頭したい人
「神作」として人気が高い作品を読みたい人
おしゃれで雰囲気のある作品に酔いしれたい人
美少年・イケメンたちの美しい絡みを見たい人
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シャングリラの鳥『カップリング』
試情夫 × 男娼
シャングリラの鳥『BLジャンル』
外国人攻め
ノンケ攻め
男前攻め
寡黙攻め
外国人受け
淫乱受け
やんちゃ受け
切ない
シリアス
褐色肌
過去に訳あり
シャングリラの鳥 1巻【あらすじネタバレ】まとめ
アポロは、とある楽園のある島にやってきた。
「シャングリラ」という男娼館で働くためだ。
アポロは、男娼として働くためにシャングリラに雇われたのではない。
男娼のケアをする「試情夫」として雇われたのだ。
試情夫は、男娼たちが気持ちよく心地よく働けるように、心も体もケアをする役割を担う。
最高の褒め言葉を囁き、煽るように体を昂ぶらせ、最高の状態でお客の元へと送り出す疑似愛人役だった。
男娼たちがみずみずしく美しい理由は、毎日上質な男たちに（試情夫に）手厚いケアを受け、鳥よ花よと愛されるからだ。
試情夫は、シャングリラの影の功労者だった。
試情夫には、決められた掟があった。
「男娼をイカせないこと」
「挿入行為をしないこと」
「絶対に恋に堕ちないこと」
そんな試情夫として働きにやってきたアポロは、男が好きだというわけでもないノンケなのだが、ある事情でどうしてもお金が必要だった。
アポロは、ノンケということで男娼たちからとても人気があった。
しかしまだ仕事を始めたばかりということで、まずは研修からスタートすることになった。
アポロは、教育係としてフィーという男娼を紹介された。
アポロは、早速フィーからレクチャーを受けながら、フィーの体を優しく愛撫していく・・・
物語が進むにつれ、アポロの過去、そしてフィーの過去が明らかになり・・・？
そしてアポロとフィーは、ゆっくりと確実にお互いに惹かれていくのだが！？
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シャングリラの鳥 1巻を読んだ感想
唯一無二の世界観に圧巻でした！
ストーリー、雰囲気、構成、言葉選び、絵どれをとっても他の作品と似ても似つかない・・・「唯一無二の存在感ある作品とはこういう作品のことをいうんだ！」と、作者・座裏屋蘭丸先生の実力を見せつけられました。
座裏屋蘭丸先生は、描かれる作品すべてが話題に上がるほどの大人気作家です。
腐女子を名乗る方なら、誰しも一度は先生の作品を読んだことがあるのではないでしょうか。
それくらいに人気と実力を兼ね備えた作者さんが描かれるBL漫画なので、まずは読んでみましょう。
きっとあなたも、先生の作品の虜になるはずです！
・・・かくいう私本人も、座裏屋蘭丸先生デビューは遅かったです。
先生の噂はかねがね聞いていたのですが、シリアスで固そうな雰囲気の作品をあまり好まなかった私は、なんとな〜く読む機会を避けてきました。
でも実際に初めて読んでみると、確かにシリアスなんですが、それと同時になんとも言えない独特な雰囲気や世界観の漂う作品にただただ圧巻！
噂通り、いやそれ以上の実力を目の当たりしに、才能しか感じませんでした。
そして本作『シャングリラの鳥』も、私が一瞬で心を奪われた作品の一つです。
海外の楽園を舞台にした男娼館のお話なんですが、出てくる情景すべてが優美で、登場する男たちが全員美ししくて・・・
目の保養どころではありません（笑）。
心が洗われるようでした。
絵の美しさだけではなく、ストーリーも構成も抜群に面白かったです。
男娼と、その男娼をケアする試情夫。
男娼館が舞台なので、固定攻め・受け以外のラブシーンがあちこちで繰り広げられますが、下衆な感じは一切しなく、すべてが妖艶で美しいんです！
それも男娼達の“楽園”と言われる所以なのでしょうか。
そして、試情夫たちは決して男娼たちを最後まで抱きません。
そういう掟があるからです。
色っぽい焦らしプレイ最高です
物語が進むにつれて、アポロがシャングリラに来た経緯や、フィーの辛くて暗い過去が徐々に明るみになってきます。
そして、ゆっくりと確実にアポロとフィーは惹かれていきます。
仕事上の体のパートナーである2人なので、体の関係はアダルトなんですが、お互いに対する心が育っていないというギャップがまた魅力で、今後の展開を期待せざるを得ません。
シャングリラには、男娼と試情夫の間に「恋に堕ちない」という掟があるので、この辺も切ない展開を生みそうですね・・・。
『シャングリラの鳥 』は、まだ1巻のみしか発売していませんが、どういった結末を迎えるのか、まったく予想もできません。
今から2巻の発売が楽しみで仕方ありませんね！
シャングリラの世界観に、ぜひ酔いしれてください
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次巻の感想は以下の記事から
