BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
吾妻香夜「親愛なるジーンへ」のネタバレ込みの感想をご紹介します。
- ストーリー・心理描写を重視した超大作を読みたい人
- ノスタルジックな世界観のお話を読みたい人
- 外国人BLに萌えたい人
- 神BLと名高いシリーズ作が気になる人

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親愛なるジーンへ『カップリング』
弁護士
×
元アーミッシュ
弁護士
メガネ
オジサン
男前
ほだされ
ゲイ
元アーミッシュ
天然
健気
ワンコ
親愛なるジーンへ『BLジャンル』
シリアス
年の差
切ない
感動
ほのぼの
外国人
同居
名作
親愛なるジーンへ【あらすじネタバレ】まとめ
前巻の感想は以下の記事から
ニューヨークに住む伯父・トレヴァーの書斎で一冊の手記を見つけたジーン。
その手記には、自分ではない「ジーン」について綴られていた。
1973年。弁護士のトレヴァーは重要な書類を紛失してしまう。
雪が降りしきる中、それを届けてくれたのは清掃員していたジーンだった。
ボイラー室で暮らしているという、見るからにみすぼらしい彼を放っておけず、トレヴァーはお礼も兼ねてハウスキーパーをしないかと持ちかける。
まるで中世からやってきたような世慣れなさに反し、教養を感じさせる美しい元アーミッシュの青年ジーンとの同居生活は、トレヴァーの暮らしに潤いをもたらせた。
ジーンは本が好きだった。
アーミッシュは聖書しか読んではいけない決まりがあるので、トレヴァーの書斎にある本を読むが楽しかった。
ある時、絵本のような男女モノの恋愛小説を見つけた。
性的なものに免疫がないジーンは、赤面しながらも夢中になって本を読んだ。
すると下半身が反応してしまったので、自らの手で慰めることに。
本の内容の妄想の中に何故かトレヴァーの姿が映り、ジーンはさらに興奮した。
絶頂を迎える瞬間、書斎の扉が開き、トレヴァーの姿があって!?

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親愛なるジーンへを読んだ感想
神BLと名高い大ヒット作『ラムスプリンガの情景』のスピンオフ作品です!
あちらが名作ならスピンオフも漏れなく名作に仕上がっていました。
70年代〜90年代のアメリカを表現した物語の世界観が圧巻でしたね><!
ノスタルジックというか、哀愁漂う雰囲気に仕上がっており、ページをめくるたびに物語の引力にぐんぐんと引き込まれていく自分がいました。
『ラムスプリンガの情景』でも“ジーン”という名前が度々登場しましたが、故郷と縁を切った元アーミッシュです。
ジーンは、前作に登場したダニー(テオの幼なじみ)のお兄さんですね。
住む場所もなく働く場所もない浮浪者になりかけていたジーンを、弁護士のトレヴァーが拾います。
ジーンに住み込みで書斎の掃除をお願いするのですが、トレヴァーはジーンの人柄にじっくりゆっくりと惹かれて行きます。
天然無垢なのに、かといって子供とも言えない知的な部分も見え隠れする…。
いや、出会った時からトレヴァーはジーンに惹かれるものがあったのかもしれません。
(実はトレヴァーがゲイだったことは後になって分かります)
年齢も職業も生きてきた環境も違う2人が、まるで親子のように兄弟のように・・・
次第に恋人のように愛を深めていく姿に、私は何度も目頭を熱くしました。
もうね、ピュアで純愛すぎるのよ><!
70年代だから今以上に同性愛に寛容ではなかったでしょう。
しかも2人は親子と呼んでもおかしくない年齢差なので、並んで歩くと明らかに「友達」には見えません。
だから「おじさん」と「甥っ子」ということにして2人は一緒に暮らしているのですが、こんなにも愛し合っているのに隠さなければならない切なさに、読んでいるこちらも胸が痛くなってきました><!
切なさを孕みつつも、愛する人と一緒に居られる幸せのコントラストの描き方がまた絶妙で、とても印象に残りました。
そして私、めちゃくちゃ気になることがあります!
多分本作を読んだ皆さんも同じことを感じたはずなんですが、トレヴァーとジーンは最終的に結ばれなかったの!?
というところが引っかかるんですよね。
冒頭では、ジーンという青年が登場します。
トレヴァーの恋人ではなく、弟の息子(正真正銘の甥っ子)のジーン。
ジーンはトレヴァーの書斎の掃除を任されるのですが、その時にトレヴァーの手記を見つけます。
元アーミッシュのジーンとの日々を綴った手記を。
甥っ子ジーンが掃除してる書斎って、ジーン(←アーミッシュの)が掃除してなかった?
ということは、もうジーンはトレヴァーと一緒に住んでいない?
しかも手記には「私はジーンのことを生涯忘れることはないだろう」と書いてあるのです。
え?過去形??
ジーンは故郷に戻ったのかな?
それともこの世にもういない?
など、切なすぎる展開しか予想できないんですけど><!
本作は続きものなので、トレヴァーとジーンがどういった結末を辿るのか知ることができるのですが・・・果たしてハッピーエンドを迎えていくれるのかなぁ?
感想を書いている今もトレヴァーとジーンのことを思うと、涙が溢れてきます(苦笑)。
兎にも角にも、続きが気になりすぎるので、発売まで待ちましょう!
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次巻の感想は以下の記事から


















