表の顔と裏の顔
筋肉美
BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
にやま「そんなに言うなら抱いてやる」のネタバレ込みの感想をご紹介します。
- コミカルで笑えるBLを読みたい人
- 冴えない男→超絶イケメンという大変身ぶりに萌えたい人
- 強気なナルシスト受けが、無自覚に攻めに惹かれていくツンデレ設定が好きな人
- ハマるはずがないつもりはないと思いつつも、受けのことが気になる攻めの設定が好きな人
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Contents
そんなに言うなら抱いてやる『カップリング』
冴えないサラリーマン(裏の顔あり)
×
モテモテのサラリーマン
黒髪
ヤリチン
イケメン
ミステリアス
俺様
ギャップ萌え
美人
天然
ナルシスト
ツンデレ
健気
スーツ
そんなに言うなら抱いてやる『BLジャンル』
スーツ
ギャップ萌え
大変身
ゲイ
ノンケ
ラブコメ
勘違い
筋肉
体だけの関係
攻め目線
普段は冴えない平社員なのに、裏の顔は百戦錬磨のワイルド系イケメンに大変身するんです!
そんなに言うなら抱いてやる【あらすじネタバレ】まとめ
第1話
主人公・裏川忍は、入社8年目の総務部平社員。
仕事ぶりはどこか抜けてて、いつもドジを踏んでしまう。
メガネに締りのない顔、猫背な姿勢、清潔感がない服装・・・など、見た目も残念。
影の薄さと名前の漢字から「忍者」とも呼ばれていた。
しかしそれは世をしのぶ仮の姿であり、忍の本性は超絶イケメンでワイルドなモテ男。
自分はゲイであるため、ややこしい人間関係と女からのアプローチを避けるために職場ではフェイクをしているのだ。
行きつけのバーでは、お客(ゲイ)の間でいつも人気No.1の忍。
百戦錬磨で黙っていても男が寄ってくる、そんなモテぶりだった。
今日もいつもバーに繰り出す忍。
しかしそこには、いるはずのない相手がいた。
その人物は、表屋ヒカル。
忍と同じ会社で働くヒカルは、営業部のエースで社内一の美男子だった。
そんなヒカルにも裏の顔がある。
ヒカルは女性社員の前ではいい顔をしているが、男性社員の前では毒を吐く。
忍も社内ではたまに、ヒカルに毒を吐かれていた。
そしてヒカルは、自分が美男子であること、仕事ができる男であることを自覚しているナルシストな男だった。
ヒカルは完全にノーマルのはずなのに、なぜゲイバーなんかにいるんだと動揺する忍。
もちろん自分がゲイであることや、自分の素性を知られたくなかったため、忍はヒカルとできるだけ接触しなように務めた。
しかし当のヒカルは、バーで人気No.1の男である忍を自分の虜にさせたいという思惑があり・・・?!
忍とヒカルのラブバトルが勃発する!
第2話
忍がバーを訪れると、毎回のようにそこにはちゃっかりヒカルがいる。
ヒカルがゲイバーに行く目的は、男が惚れる男を目指す自分磨きのため。(同性に認められて真にモテる男になるため。)
そして忍を自分の虜にさせたい理由は、他の男はすぐに自分になびいたのに忍だけ自分になびかなかったため。
目下の目的は、忍を自分の虜にさせることなので、ヒカルは今日もバーに足を運ぶ。
しかし2人は、まだ会話すらしていない。
ある日、またバーで鉢合わせする忍とヒカル。
ヒカルは「自分から話しかけたら意味がない」という持論から、忍から声をかけられるのをひたすら待ち続ける。
一方の忍は我慢の限界に。
我がオアシスであるバーに、会社関係の人がいるから心も休まらないのだ。
そこで忍は、実力行使に出ることにした。
不本意だがヒカルの顔だけいうなら、忍のモロタイプ。
分かっていながらヒカルの誘いに乗ることにし、ヒカルに声をかけた。
そしてそのまま2人は、ヒカルの自宅へ・・・。
キス・・・そしてその先まで・・・体の関係に発展するのだった。
第3話
あの日以来、ヒカルは忍のことが気になって仕方ない。
そして忍がヒカル宅に忘れていったライターを、毎日持ち歩いている。
その状況を友人である会社の同僚に相談したのだが、友人から「その男は、またヒカルに会いたくてわざとライターを忘れていったのでは?」と助言を受ける。
その言葉に変に安心したヒカルは、忍がまた自宅に来ることを信じで待つことに・・・
しかし、待てど暮らせど忍は一向にヒカル宅に訪れない。
痺れを切らせたヒカルは、久々に忍のいるバーに出向くことにする。
すると玄関付近で忍に遭遇。
わざとライターを忘れていったのかと思っていたヒカルだが、忍にそんなつもりはなく、素で無くしてしまったと思っていたらしい。
その事実を知り、急に恥ずかしくなるヒカル。
会いに来ない忍に、待ちきれずに自分から会いにきてしまう。
忍にもそう悟られてしまった。
しかし、ヒカルは咄嗟に「リベンジだ!」と忍に告げる。
前回は、キスと素股で終了で最後までやっていない。
今度は最後までしようと。
あの時は酒も入っていてうまく立ち回れなかったからリベンジしたいと、苦し紛れの理由を言うヒカル。
そしてそのまま2人はホテルへ・・・。
今度こそヒカルは忍に抱かれるのであった。
第4話
ヒカルがゲイバーに通うようになった当初は、自分が忍のことを手のひらで転がしてやろうと思ったものの、気づけば立場が逆転していた。
いつも忍はヒカルの一枚上を行くのだが、そんな忍のことがヒカルは気になって仕方がなかった。
忍とヒカルは、何度か体だけの関係を結ぶようになった。
ホテルに行った翌日、ヒカルが目を覚ますと決まって忍の姿がないのだが、枕元には忍のライターが置かれていた。
そのライターをヒカルが忍に返しにいく。
ライターを返すという“口実”から、再び会って一夜を共にする・・・。
2人には、そんな暗黙のルールができた。
そんなある日、ヒカルと忍の関係について知る同僚が、まさかの勘を働かせた。
入社8年目の総務部平社員・裏川忍と、あの忍は名前が一緒だから、同一人物ではないかと!?
似ても似つかない2人なのでヒカルは「まさか」と思うのだが!?
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そんなに言うなら抱いてやるを読んだ感想
にやま先生、素敵なBL作品と出会わせていただき、本当にありがとうございます><。
萌えの宝庫すぎてヤバイ!!!個人的にはかなりの神作でした!
本作の萌えポイントは「ギャップ」。
要所要所に散りばめられた「ギャップ」にすべての萌えが集約されています!
まずは、分かりやすいくらいの忍のギャップです。
このシチュエーションに萌えない腐女子は存在するのでしょうか(笑)。
普段は冴えない平社員だけど、夜の顔は百戦錬磨の超絶イケメンモテ男!
特●係長を彷彿とする素晴らしい攻め様に、萌えない訳が無い!!!
そして受けのヒカルのギャップもたまりません!
ヒカルはナルシストで強気な性格です。
自分の都合のいいように物事を考えてしまう傾向にあります。(←だから忍が置いていったライターは、忍がヒカルに会う口実が欲しいためワザと忘れていったと信じ込みますw)
そんなヒカルも、百戦錬磨のモテ男・忍の前では様子がおかしくなるんです。
ヒカルの考えていることは表情や態度で周囲にもバレバレ(笑)。
ヒカルの方が忍に夢中になっているのだは・・・?という美味しすぎる展開になっております。(←ヒカル本人は無自覚ですが)
ナルシストな性格と合間って、ヒカルのツンデレ具合もサイコー!!
特にベッドの上での初々しさときたら・・・
女性の前では余裕があってモテモテのヒカルはどこにいった?という感じに、照れながらも素直に感じまくります。
可愛すぎて、マジでヤバイです!
最初はヒカルのことが苦手だった(でも顔は好み)忍ですが、そんなギャップのある可愛いヒカルに徐々に惹かれていきます。
本作はまだ未完なので結末がどうなるか分かりませんが、一読者として楽しみにしているシーンは、会社での忍とバーでの忍が同一人物であった事実をヒカルがいつ知るのかというところです。
色んな妄想を繰り広げていますが、新刊の発売を心待ちにしています
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次巻の感想は以下の記事から