ノンケ×ゲイ
切なくて泣ける!
BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
ツバダエキ「好きなんて言わんといて」のネタバレ込みの感想をご紹介します。
- 両片思いの焦れったい恋模様が好きな人
- 男同士ならではの切ない展開にキュンとしたい人
- キャラクターの心理描写やストーリー性を重視して読みたい人
- 感動するBLを読みたい人
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好きなんて言わんといて『カップリング』
サラリーマン
×
ゲイバーのバーテンダー
ノンケ
バツイチ
健気
スーツ
ツンデレ
強気
襲い
ゲイ
関西弁
好きなんて言わんといて『BLジャンル』
すれ違い
両片思い
好きなんて言わんといて【あらすじネタバレ】まとめ
クリスマスの夜、春川樹はフラリと立ち寄ったゲイバーで、泥酔していた。
バーテンダーの湊は聞き上手で、樹の口からは愚痴が止まらない。
2年前のクリスマスに、離婚用紙を突き出されたこと。
結婚生活は9年に及び、樹は妻を幸せにするために必死に仕事をこなしていたのだが、元妻からは『なぜ一緒にいるのか分からない』とまで言われたこと。
散々くだを巻いた樹は酔い潰れ、カウンターですやすやと眠りについた。
目覚めたときには、見知らぬ家のベッドの上だった。
隣には、バーテンダーの湊が樹にしがみつくようにして眠っている。
改めて見てみると、湊はサラサラの髪に長いまつげで、ずいぶんときれいな顔をしていた。
腕もほっそりとしていて、女の子とはまた違った美しさがある。
樹はすっかり湊に見惚れてしまった。
そしていつの間にか、下半身が高ぶっていた。
2年前の離婚以来、美人な子ともかわいい子とも付き合ったけれど、さっぱり興奮できなかったというのに。
樹はこれまでに男性相手にそういう気を起こしたことはなかったため、“男相手に勃つのか…”と内心でびっくりしていた。
湊が寝ているのをいいことに、二の腕や腰をなでたり、服をまくりあげたりとやりたい放題。
その最中、突然湊が目覚めた。
湊は「ノンケのくせに」とニヤニヤしながら、膝で樹の下肢を刺激してくる。
言葉に詰まる樹だったが、湊はそんなことお構いなしに樹の下半身に顔を埋めつつ、自らの尻を弄り始めた。
男とのセックスの経験がない樹は、されるがまま。
湊が跨ってくると、大人しくその腰を支えることしかできなかった。
湊の尻に自分のモノが刺さっている光景に見惚れる樹。
しばらく湊が腰を振っている姿を眺めていたが、途中で形勢逆転し、湊の身体を押し倒し返した。
樹は腰を振りながら、「こんなふうに誰とでもセックスするのか」と問う。
湊は「お兄さんタイプやったから」と思わせぶりなことを言いつつも、樹からのキスを拒否し「好きな人としかしたくない」と言ってきて…?!
樹はこの日以降、湊のことが頭から離れなくなり、ゲイバーに通い詰めることになる!
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好きなんて言わんといてを読んだ感想
『好きなんて言わんといて』は、ノンケ・樹×美人ゲイ・湊の身体から始まるラブストーリーです。
ノンケ×ゲイの恋を描いた作品ってたくさんありますが、本作のようにノンケ視点・攻め視点で描かれたものって少ないんじゃないでしょうか??
ゲイの湊に恋するノンケ攻め・樹は、めちゃくちゃ紳士で一途なので、読んでいると応援せずにはいられませんでした!!
だってノンケでありながら、ワンナイトした湊に惚れ込んで、何日も追いかけ回すんですよ(笑)。
ノンケなのにゲイバーに通い詰め、湊が別のゲイバーのイベントに参加すると分かれば、そこにまで乗り込みます!!
さらに連日、湊に電話しまくり。
樹は猛アプローチを繰り広げるんです…!
どれだけの期間追いかけ回したかって、実に4ヶ月超え。
一歩間違えたらストーカーかもしれません(笑)。
樹の情熱的な感じに、見ていてドキドキしちゃいました。
一途な攻めが好きな方は、ドハマリすること間違いなしです!
しかし受けの湊はといえば…樹のことを「タイプ」と言いつつものらりくらりとしてて、樹とエッチはするけどキスはしないという中途半端な状態なんですよね。
初々しさを垣間見せつつ、ビッチっぽい雰囲気も醸し出す。
小悪魔受けって湊みたいな子のことを言うんでしょうかw!?
物語は樹視点で進んでいくので、私自身も樹の恋を応援しつつ、途中までは湊のミステリアスな感じに翻弄されまくりでした。
樹ももちろん、湊に振り回されっぱなしです(笑)。
そんなすったもんだの後に、樹が7ページもかけて告白を繰り広げ、なんとか湊のことを口説き落とすんですが、これがもうめちゃくちゃ素敵!!
そして大団円を迎えたのちに、ようやく湊視点に切り替わり、全貌が明らかになります。
私は序盤の段階で湊のことを“もしかしてビッチ受け?!”と思ってしまったんですが、全然違いました…、大外れでした(笑)。
後半で湊の過去や、樹と出会ったときの気持ちなんかが明かされていくんですが、これを読んだあとに最初から読み返すとまた素敵!!
キャラクターの深みがとにかくすごくて、湊が樹を拒否しようとした理由や、そのトラウマを乗り越えるまでの過程なんかがじっくりと描かれています。
ちなみに、痛々しいくらいに瑞々しい心理描写といえば、おげれつたなか先生が思い浮かぶ、という方も多いかと思いますが、私的にはあそこまでシリアスではないかな、という印象。
苦しさがありつつ、とても幸せな気持ちになれます!
何度でも読み返したくなる、心温まる作品でした。
ストーリー重視な方にぴったりですよ!
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- キャラクターの心理描写やストーリー性を重視して読みたい人
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