美人・美少年受け

玉響/ゆき林檎(ネタバレ・感想)時代ものBLの名作!大正ロマン溢れ切なくて泣ける!

ライラ
ライラ
こんにちは、BL歴25年のライラです
BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!

ゆき林檎「玉響」のネタバレ込みの感想をご紹介します。

このBLをおすすめできる人

レトロ、時代物の雰囲気が好きな人
時代もの特有の閉鎖的な雰囲気が好きな人
切なくシリアスなストーリーのBLが読みたい人

試し読みはこちらから
  • eBookJapan◀︎70%割引クーポン×6回分を配布
  • Amazon◀︎Kindle版・紙版/購入選べる
  • シーモア◀︎新規会員登録で70%OFF
  • Renta!◀︎腐女子利用率No.1!BLレンタルあり
当記事はネタバレ込みの内容になっているので、ご注意ください!

 

玉響『カップリング』

作家を目指す黒髪男前 × 美人ハーフ

ライラ
ライラ
時代設定が大正という、耽美的なレトロな雰囲気あふれるBLです

 

玉響『BLジャンル』

幼なじみ
再会
高校生
学園
制服

同居
男前攻め
黒髪攻め
外国人受け
美人受け
シリアス
泣ける
切ない
時代もの

ライラ
ライラ
全体的にシリアスな雰囲気で、時代ものならではの独特な世界観が醸し出されています!
きっとその世界観にどっぷりとハマってるしまうはずです!

 

玉響【あらすじネタバレ】まとめ

舞台は大正11年。
主人公・麻倉は西洋人とのハーフであり、「異国の子」「見た目が人と違う」という理由で幼い頃からいじめられてきた。

そんな麻倉にも分け隔てなく接してくれた友人・立花とはとある理由から疎遠になっていたが、偶然高校の男子寮で再会!

なんと麻倉と立花は同室だった。

立花は、麻倉にその「理由」について弁明し「オレはあの頃お前のことが好きだったんだ」と告白した。

 

ある日、麻倉は友人に連れられ、お座敷遊びへと出かける。
そこで麻倉は「立花に片想いをしている」という女性・菊乃と知り合う。
それを聞いた麻倉の心は乱れるのだった。

 

お座敷遊びで飲みすぎてしまった麻倉。
麻倉は酔ったまま男子寮に戻り、立花に「お前の本心がわからない」と伝える。

その言葉にあてられ、麻倉に手を出そうとする立花。
しかし、自分の言動でおかしな雰囲気になってしまったと動揺した麻倉は、部屋を飛び出してしまう。

 

その後、麻倉は別の友人に立花との関係を相談する。
すると、友人は「君も立花のことがずっと好きだったんだ」と麻倉に伝えた。

麻倉は、この言葉で自らの気持ちを自覚したのだった。

 

夏休み明け、いつものように男子寮に戻った麻倉は立花がいないことに気がつく。
知り合いによると、事業に失敗した立花家は学費に困り、立花も学校を辞めざるを得なくなってしまったという。

麻倉は自分の気持ちを何も伝えられなかったと後悔した。

その直後、関東大震災が起こり、2人が会うことはなくなる。

 

数年後。
麻倉は「小説家になりたい」と言っていた立花の言葉を信じ、小説家を訪ね歩いていた。

「小説家がよく来る」と噂の飲み屋に入り浸る麻倉。
酩酊状態の麻倉は、朦朧とした意識の中で立花を見つけた。

麻倉が目を覚ますと、目の前には立花。
しかし、見知らぬその部屋にはかつて立花に想いを寄せていた菊乃がいた。

「じきに身を固める」と言う立花に動揺した麻倉は、なぜ僕じゃないんだ、と溢れる想いをぶつけたのだった…。

試し読みはこちらから
  • eBookJapan◀︎70%割引クーポン×6回分を配布
  • Amazon◀︎Kindle版・紙版/購入選べる
  • シーモア◀︎新規会員登録で70%OFF
  • Renta!◀︎腐女子利用率No.1!BLレンタルあり

 

玉響を読んだ感想

大正ロマン、レトロな雰囲気、和服、全寮制高校…。
ちょっとした要素だけでも好きな人にはたまらない!という雰囲気を纏った『玉響』。

「時代ものは小難しそう…」という理由から、私自身あまり好んで読みません。
でも、『玉響』に小難しいことなどは一切なく、時代背景をうまく取り入れながら2人の物語を紡いでいます。

ハッピーエンドではあるのですが、読後は泣きたいような気持ちにかられました。

 

この物語のいちばんの萌えポイントは、どんな時でも気持ちを押し殺してきた麻倉の感情が爆発するシーン。

幼き日に立花に伝えられなかった想いをくすぶらせつづけ、やっと会えたその日に立花は女といた。
そんな立花に対して麻倉は「なぜ僕じゃないんだ」と、過去に伝えられなかった想いごとぶつける場面は胸に迫るものがあります。

 

そして、そんな必死の麻倉を受け入れる立花。
長い長い時間をかけて結ばれた2人の情事のシーンは、2人の体温や鼓動が感じられ、呼吸や衣擦れの音まで聞こえるようでした。
物語の切なく物静かな雰囲気を壊さないのに、とっても熱くてエッチなんです!!

情事の最中に、麻倉は「頭が…どうにかなりそうだ」とぽつり。
私の頭も、2人のしっとりとしたエッチの魅力にどうにかなりそうでした(笑)。

 

さらに、この話には2人の「その後」の物語もしっかりと描かれています。

ご紹介した通り、物語の雰囲気や情事の場面はもちろん素晴らしいのですが、『玉響』の本当の魅力は最後の最後。

あとは実際に読んでその目で確かめてみてほしいので詳しくは書きませんが、麻倉と立花の深い絆にきっと涙してしまうはずです。

ライラ
ライラ
まさに、2人の人生を描き切った物語といえる名作です!

ぜひ、じっくりと読んでみてくださいね。

このBLをおすすめできる人

レトロ、時代物の雰囲気が好きな人
時代もの特有の閉鎖的な雰囲気が好きな人
切なくシリアスなストーリーのBLが読みたい人

試し読みはこちらから
  • eBookJapan◀︎70%割引クーポン×6回分を配布
  • Amazon◀︎Kindle版・紙版/購入選べる
  • シーモア◀︎新規会員登録で70%OFF
  • Renta!◀︎腐女子利用率No.1!BLレンタルあり
最新BLランキングをチェック!

BLにおすすめの電子書籍

こちらのBL漫画もいかがですか?

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA