BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
宝井理人「テンカウント」2巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
- シリアスなトーンの作品が好きな人
- 心理描写・ストーリーを重視した作品を読みたい人
- 重厚感のあるストーリーに心打たれたい人
- ドラマCD化され神BLと名高い名作を読みたい人

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テンカウント『カップリング』
カウンセラー
×
社長秘書(潔癖症)
男前
クール
寡黙
黒髪
健気
ツンデレ
過去に訳あり
潔癖症
スーツ
テンカウント『BLジャンル』
重い
切ない
ドキドキハラハラ
BL名作
テンカウント 2巻【あらすじネタバレ】まとめ
前巻の感想は以下の記事から

黒瀬と最初で最後の握手をしてから、もう1週間城谷は家に引きこもっていた。
連絡がとれない城谷を心配して、三上は黒瀬と連絡をとることに。
黒瀬と連絡が取れ、城谷と連絡を取ってほしいと伝えた。
しかし黒瀬は、潔癖症だった城谷が回し飲みや握手ができるようになった相手である三上が適任だと言う。
しかし三上から返ってきたのはそれは自分ではないという答え。
城谷が唯一心を開いているのは、黒瀬だけのように思うと言った。
一方城谷は、ただベッドにぼーっと横になっていた。
携帯が知らぬ間に電源が切れ、どれだけの時間こうしていたかもわからない。
会社はクビかなと考えながら、携帯の電源をつけた。
そこには三上からの不在着信と、その中に黒瀬からのものもあった。
2日前に黒瀬から土曜日14時にいつものカフェで待つとメールが来ていたことに気づいた。
今は土曜日の午後7時半。
もう5時間以上もたち黒瀬が待っているわけがないと言い聞かせつつ、城谷はいつものカフェまで走っていた。
途中雨に降られ不快な気分になりながらも、カフェに行くとそこには黒瀬が。
つくなり城谷はどうして待っているのか、と声を荒げた。
謝りたかったと言う黒瀬に、もう二度とメールも電話もせず、自分に関わらないでほしいと伝える。
勢いで出てきてしまった城谷はICカードがないことに気づき、そして雨に濡れた身体が気持ち悪いと感じていた。
どうすればいいのかわからず、座り込んだ城谷の元に黒瀬がやってきた。
落としていたICカードを渡し、無責任に城谷を放り出してすみませんと謝る。
城谷は、いつまでも良くならない自分に呆れて放り出したと思っていたことを打ち明ける。
しかし、それは違い、黒瀬は城谷に惹かれていたから突き放したと告げた。
このまま一緒にいると触れたくなってしまうと城谷を抱きしめた。
黒瀬の告白は自分にはよくわからないと言い、でも突然明日会えなくなるのは嫌だと言う城谷。
こうしてふたりは、再びカウンセリングを始めた。
会う約束をしていた城谷と黒瀬。
しかし黒瀬が仕事が終わらず延期の連絡を受ける。
カフェから近いからという理由をつけ黒瀬の勤めている病院へ向かう城谷。
黒瀬に見つかり医院の中に案内された。
仕事を片付けている黒瀬を待っている間、もらった缶コーヒーを素手で持ち居眠りをしていた城谷。
仕事を終え戻ってきた黒瀬は、そんな城谷を見てたまらなくなると手をとった。
手袋を外し直に触れた手を、そのまま口をつけ舐めていく黒瀬。
城谷は気持ち悪いと感じていても、身体は黒瀬の熱い舌に集中し感じていた。
そのまま押し倒され、服の上から触れられる城谷。
普段なら気持ち悪くて、細菌がと考えてしまうのに、なぜか黒瀬のことしか考えられなくなっていた。
気持ち悪かったかと尋ねられ、城谷は帰ると黒瀬を押しのけた。
黒瀬はすみませんと謝り、汚れた服は買って返すと伝え新しい服を渡した。
そのまま城谷はタクシーで帰宅している最中、なぜか身体は先程の黒瀬の行為を思い出し熱が収まらなかった。
後日、黒瀬からお詫びを兼ねて食事にと誘われるメールがくる。
行くわけがないといいつつも、来てしまった城谷。
食事中、出されたグラスやワインのボトルは清潔なのかと考えつつ目の前で食事をする黒瀬を見る。
黒瀬の口元を見るたびに思い出すあの日の記憶。
それを紛らわすためにお酒を飲み、完全に酔ってしまった城谷。
食事をしている黒瀬をぼーっと見ながら、人が食事をしている姿がと言いかけ、席を立つ。
レストルームで手を洗いながら、思わず官能的だと言ってしまうところだったと思う城谷。
食事を終え、店からでたふたり。
城谷は黒瀬に、あの日城谷の手を舐めた行為は気持ち悪くなかったのかと聞いた。
それに対し、自分の手であんな反応をされて興奮したと言う黒瀬。
城谷はその言葉にドクンと強く心臓が脈を打った。
黒瀬は、自分が不快に思ったではなく、黒瀬が城谷を不快に思わなかったのかを気にしていたのかと問われる。
分からないと混乱する城谷に、自分に触れられるのが嫌かと尋ねる。
嫌だと即答した城谷。
けれど、今日は黒瀬に触れられることばかり想像していたと告げる。
黒瀬はにやっと笑い拒絶したいのか、汚されたいのかどっちだと言う。
そして、必死に押してはいけないスイッチを隠しているのに、城谷が探し当てて押してくると呟く。
黒瀬は城谷の腕を掴み、もっと嫌な思いをさせると言って!?

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テンカウント 2巻を読んだ感想
潔癖症の社長秘書と、臨床心理士との関係を描くテンカウントの2巻。
城谷の空白だった10項目が、性交渉か!?という疑惑が・・・。
それにしても城谷と黒瀬が仲直りできてよかったです。
雨に降られ服が体に張り付いて通常の人でもあまりいい気分じゃないのに、城谷はそんなことお構いなしに黒瀬の元へ。
黒瀬と出会う前の自分に戻りたいと言う城谷ですが、行動がそんなこと思っていないんだろうなというのを表しています。
もう完全に城谷は黒瀬の虜になっていますよね。
去った城谷のICカードを届けに追いかけてきた黒瀬はストレートに自分の気持ちを告白。
そしてこんな時まで潔癖症の城谷への配慮を忘れない黒瀬は上着を巻いて抱きしめます。
上着を巻かれた城谷のかわいさに思わず涙がでそうでした(笑)。
今回は、城谷の手を舐めるという行為があります。
一気に色々進んでちょっと頭が追い付きませんでしたが、ここの場面がえっろくて…。
結局は、一線は超えなかったんですが城谷はその行為がずっと忘れられずにいました。
黒瀬の仕草ひとつひとつに、一喜一憂する姿はまるで恋をしているようです。
そして遂に、城谷はどうしてこんなにも黒瀬のことを考えてしまうのか口にしてしまいます。
ここからが私の一押しの場面なのですが、触られることが不快で気持ち悪いのに、黒瀬に触れられたことを思い出していたと城谷が言ったあと、黒瀬がにやりと笑うんですよね。
このシーンが黒瀬好きの私としては、とてもお気に入りの場面です。
年下でドSな攻めが好きな人は絶対に見てほしい場面ですね!
そしてテンカウントでは初のがっつりエロがこの後堪能できます。
黒瀬の家へ連れてこられて、ベッドまで運ばれるた城谷は手を洗いたいと懇願します。
しかし黒瀬からダメだと言われされるがままに。
ここからもめちゃくちゃエロイんですが、1巻にエロがまったくなかった分余計にエロく感じてしまいました。
最後に黒瀬が城谷の頭に手を置くシーンがあります。
そこで城谷はその手を振り払うのですが、ここはこの先とても重要なシーンになると思います。
城谷が潔癖症になった理由につながっているのかもしれません。
黒瀬との関係は進展しつつあるのに、最後で城谷なにがあったの!?とすべてを持っていかれた2巻でした。
テンカウント、ぜひ手に取って読んでください。
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次巻の感想は以下の記事から
