BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
宝井理人「テンカウント」3巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
- シリアスなトーンの作品が好きな人
- 心理描写・ストーリーを重視した作品を読みたい人
- 重厚感のあるストーリーに心打たれたい人
- ドラマCD化され神BLと名高い名作を読みたい人
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テンカウント『カップリング』
カウンセラー
×
社長秘書(潔癖症)
男前
クール
寡黙
黒髪
健気
ツンデレ
過去に訳あり
潔癖症
スーツ
テンカウント『BLジャンル』
重い
切ない
ドキドキハラハラ
BL名作
テンカウント 3巻【あらすじネタバレ】まとめ
前巻の感想は以下の記事から
城谷と黒瀬は、汚してしまった城谷のスーツを買いに行く。
スーツの際に採寸をされる城谷は、その行為が少し嫌だと感じる。
スーツが出来上がるまでの待ち時間。
エレベータに乗っていると、どっと他の客が入ってきて寿司詰め状態に。
黒瀬と密着していることにドキドキしている城谷。
エレベータから降りると、黒瀬は「そこに座って」と城谷にある椅子を指をさす。
黒瀬は飲み物を持って戻ってくる。
あまり無理をするなと伝えながら、水の入ったペットボトルを城谷に渡す。
すると城谷は、黒瀬に「水を先に飲むか」と聞く。
黒瀬は驚きつつ、城谷の手元にある水を受け取り口をつけた。
黒瀬が飲み、その後城谷が同じペットボトルに口をつけるということは、間接キスをすることになる。
城谷はそんな想像をしてしまい、そのせいか興奮してしまう。
城谷は前にかがむと、黒瀬は大丈夫かといい、回し飲みは今回はやめようと提案した。
けれど城谷は自分の身に着けている洋服から香る黒瀬の匂いに、それどころではなかった。
そのことに気づいた黒瀬は、一先ず人気の少ない所へと行こうと言った。
結局黒瀬の家へ戻ってきたふたり。
城谷は黒瀬に抜いてもらい、不安に感じつつももっとと感じていた。
そのまま城谷は逃げるように帰っていった。
城谷が帰ったあと、黒瀬の自宅に城谷のパスケースと家の合鍵を落としていることに気づいた黒瀬。
帰宅してベッドの上にうつ伏せた城谷は、そのまま眠ってしまう。
朝少し寝坊をし慌てて出社する城谷のもとに、黒瀬からパスケースと合鍵を忘れているとメールが届いた。
そのメールの最後に、昨日疲れていたようだけれどよく眠れたかという内容があり、恥ずかしくなる城谷。
そのまま返事をかえしていないまま、夕方になり城谷は顔が赤くなっていることを社長に指摘され早退することに。
家に帰り市販の風邪薬を飲むとそのまま横になっていた。
そこへ黒瀬から着信が入る。
メールに返信をしなかったことに対し謝ると、他愛もない話をしている中体調が悪いことを見抜かれる城谷。
大したことはないといいつつ、先程飲んだ薬の影響か眠気が急激に襲ってくる。
そのまま城谷は、携帯を落として眠ってしまう。
しかしそんな状況がわからない黒瀬は、突然会話が途切れたことを心配し拾った合鍵を使って城谷の家へ行くことにする。
名前を呼ばれ意識が浮上する。
黒瀬は城谷が気絶したと思い部屋に入っていた。
ぼーっとする意識の中、城谷はこの状況が信じられないと思っていた。
自分以外の他人が自分の部屋に入っているということ。
早く消毒しなければと思いつつ、もう帰るという黒瀬を引き留める。
苦し紛れな理由をつけて、引き留めている黒瀬に押し倒され舌を舐めていいかと聞かれる。
嫌だと思うのに、身体は勝手に正反対のことをしていた。
黒瀬はそんな城谷に、心は嫌がっているのに身体が言うことをきかないのはどうしてと言ったあと帰っていく。
城谷は夢を見ていた。
それは遠い過去の出来事。
かくれんぼで用具箱の中に隠れていた小さな隙間から見た光景。
そして扉をあけられて一言「気持ち悪い」、と。
そんな過去の出来事を夢見て起きた城谷は、黒瀬にすぐさまメールをした。
城谷の家から返った後、黒瀬に消毒をしたかと問いかける。
していないと言う黒瀬に、してほしいと返すが、黒瀬の回答はしないだった。
そのメールを見て、城谷は自分たちのこの関係は何と言うんだろうと考えていた。
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テンカウント 3巻を読んだ感想
テンカウント第3巻目です。
巻を追うごとにエロが増えていきます。
そして巻を追うごとに、黒瀬のドSぶりが増していく様子が最高です。
今回は少しだけ、城谷の過去が垣間見えた巻でした。
生まれた頃から潔癖症ではなかった様子の城谷。
そんな彼が何故あそこまでの潔癖症になってしまったのか。
まだ明かされていませんが、恐らく「気持ち悪い」と言われたことが関係しているようです。
前回頭を撫でられる行為を嫌がったのも関係しているとは思いますが。
城谷は物語スタートから何に対しても気持ち悪い、汚いという感情を抱いていました。
その中で唯一、気持ち悪くても我慢できる存在が黒瀬です。
そして黒瀬もなぜか城谷にとても執着しています。
本編でも城谷が言ったように、ふたりのこの奇妙な関係は何と言うのかわかりません。
けれど確実にお互いいなくてはいけない存在になりつつあるのは事実ですよね。
私がこの巻で好きなシーンは、ふたりで水族館デートに行く場面です。
なんと名前をつけたらいいかわからない関係のふたりが、普通の恋人同士のように過ごしている姿が本当の意味で一歩前進したかなと感じました。
ペンギンの餌やりのことで、言い合ったりするふたりが本当に微笑ましかったです。
微笑ましいまま終わるかと思いきや、その後行為をしてしかも道具も出てきて少々驚きでしたが。
あいかわらず黒瀬の行為中のSっ気のある表情は、見ていてゾクゾクします。
その際にも、城谷は黒瀬に対して、終わったらいいと言うまで手を洗ってほしいと言うのです。
今回の3巻では、城谷は他人が汚いというのではなく自分が汚れていて、他の人まで汚すと考えていると思う描写が多々でてきました。
4巻では、城谷の過去に何があったのかその謎がとけるのか…注目です。
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次巻の感想は以下の記事から