BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
青山十三「友達を口説く方法」のネタバレ込みの感想をご紹介します。
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友達を口説く方法『カップリング』
彫り師
×
秘書兼運転手
一途
陽キャ
刺青
ノンケ
ほだされ
ノンケ
友達を口説く方法『BLジャンル』
ほのぼの
あまあま
すれ違い
友達を口説く方法【あらすじネタバレ】まとめ
友人らと麻雀で盛り上がる鬼塚の家のチャイムを押し、早々に気絶したのは隣人の柳浦。
盛り上がる声が煩くて眠れないという苦情を言いにきたようだったが、まさかの気絶にうろたえる鬼塚とそれを楽しむ友人たち。
無防備に眠る柳浦の白い肌を見て“まるで内側から発光しているようだ”と興味を抱く鬼塚。
鬼塚の職業はタトゥーアーティストで、刺青の映えそうな肌をしている柳浦につい、見惚れてしまったのだった。
目覚めた柳浦は、鬼塚のことをどこかの組みの構成員だと思ったと告白。
親分の面目を立てようと、壁ドンではなくわざわざ訪問したというのが冒頭でのことだったようだ。
肌だけでなく人間性にも興味を抱いてしまった鬼塚は、自宅の麻雀遊びに柳浦も誘い入れることを計画する。
一緒に過ごすにつれ、無防備に眠ってしまうことが増えた柳浦の肌をそっと覗き見ては、似合う刺青のデザインを妄想し、興奮するようになっていく鬼塚。
かつて彫り師の師匠から、出会ったらそれが運命だとまでいわれた”淡雪のように触れたら溶ける絶世の肌”。
柳浦の肌はまさにそれだと確信する鬼塚だった。
想いを自覚した鬼塚は、柳浦を小旅行に誘うことにした。
転勤ばかりで友達がおらず、修学旅行にも行けなかったという柳浦は温泉宿に大興奮。
旅館においしいご飯、温泉!そして修学旅行といえば友人との恋話!
好きな人はいないのかと無邪気に聞いてくる柳浦に、「今は自分のことを友達と思っていてくれていい。でも口説くチャンスが欲しい」と真剣に訴える鬼塚。
内露天風呂で全身の刺青を見せて欲しいと無自覚に鬼塚を煽ってしまった結果、責任をとるという形でなし崩しにセックス紛いのことまで許した柳浦は、そこでようやく自分を見る熱のこもった鬼塚の表情から本気で口説かれていたことに気づくのだった。
鬼塚を意識し始めた柳浦は睡眠不足から予定調整のミスや軽微な車の物損事故など、秘書兼ハイヤー運転手という日常の業務に支障をきたし始めていた。
自分には不相応な関係だった、「ただの隣人に戻りたい」と鬼塚に告げ友人関係すらも清算しようとする柳浦。
どうすれば自発的に柳浦から自分の腕の中に戻ってきてくれるだろうかと鬼塚は思案を巡らす。
柳浦が平穏な日常のそこかしこに空虚さを感じていたある日。
鬼塚の部屋から出会ったあの日のようなどんちゃん騒ぎが聞こえてきた。
苦情を言いに行くだけ…そう自分に言い聞かせ鬼塚の家のチャイムを押すが、現れた鬼塚の顔を見るや気持ちが溢れて抱きついてしまった柳浦。
顔が見たかった、どうして手放してしまったんだろうと後悔したという柳浦に、すごい口説き文句をもらえたと喜ぶ鬼塚。
鬼塚は特別な人で特別に好きな一番の友達だと嬉々として言う柳浦に鬼塚が、特別と恋人はどう違うの?と問いかけると、顔を真っ赤にした柳浦は「違いませんね」と笑顔で答えるのだった。
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友達を口説く方法を読んだ感想
お互いゲイではないノンケ二人のカップルがお互いの気持ちを伝え合って思いを成就させるまでのお話です。
受けの柳浦さんが真面目を通り越して天然すぎるんですが、あざとい感じがまったくなくて、とても“かわいらしい”成人男性に見えるのが好印象でした。
本編にも読み切りにも本番行為はないのですが、“彫り師”という攻めの職業からか、受けの色っぽさを引き立たせる演出が多く、本番なしということに気づかないくらいのエロさを楽しむことができます。
漂うエロさとストーリーのピュアさのギャップがクセになる作品です。
恋愛において、性別よりも「いかに自分が惹かれたか」というところに重きを置いている鬼塚のほうが早くに恋愛感情を自覚し、一生懸命柳浦さんを口説こうとする姿に男を感じます。
一方で、親しい友人関係に恵まれなかった柳浦さんは、友愛と恋愛の線引きが自分の中で曖昧なのだろうなと感じました。
性別を通してみれば男女のそれは恋愛で、同性なら友愛と認識してしまっていたからこそ、すれ違ってしまったのかもしれませんね。
しかし、最後の最後ではありますが、ようやく自分が抱く気持ちを恋愛感情だと自覚した柳浦さん。
鬼塚の粘り勝ちという感じで、最後の抱擁からのキスシーンはドキドキが止まりませんでした。
友達を口説く方法は、このあと友達ではなく“恋人を”口説く方法へとお話が続きます。
本作で焦らされて見ることが叶わなかった人の蜜月はどんななのか、二人に訪れるピンチとは?など、エピソードも目白押し。
恋人になってもまだまだ口説かなきゃならないなんて、どんなことが起こるのでしょうか。
そんな二人を堪能するためにも、まずは友人から恋人になる本作を読んで欲しいなと思います。
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次巻の感想は以下の記事から