BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
左京亜也「わがまま王子は猫を狩る」2巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
- 一途で焦れったい恋模様に胸キュンしたい人
- 心理描写重視を重視した作品を読みたい人
- 長編シリーズをじっくり読み込みたい人
- 甘え上手で余裕のない年下攻めが好きな人
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わがまま王子は猫を狩る『カップリング』
豹に変化できる大学生兼モデル
×
白猫に変化できる雑誌編集者
モデル
男前
傲慢
人外
健気
強気
人外
わがまま王子は猫を狩る『BLジャンル』
獣人
ケモミミ
再会
すれ違い
切ない
不器用
体だけの関係
わがまま王子は猫を狩る 2巻【あらすじネタバレ】まとめ
前巻の感想は以下の記事から
モデルであるリオと、雑誌編集者の朝比奈の間にあるのは、利害関係だ。
朝比奈はリオの写真集を作るために、リオに抱かれることを受け入れた。
リオは、初恋相手である真悟に似ているから、という不順な理由で朝比奈に近づいた。
ところが実際、リオはセックス中、一度も真悟のことを思い出さず、目の前にいる朝比奈に夢中になっていた。
一方の朝比奈も、セックスが終わるとリオに対して「好きです」と告白。
リオは朝比奈から好かれているという事実に、すっかり満足してしまった。
これからも朝比奈との関係は続いていくものだとばかり思っていた。
しかしその後、”お誘い”のメッセージを送っても朝比奈からは既読スルーされ、電話をかけても出てもらえない。
挙げ句、「ほかを当たれ」なんて冷たいメッセージが届く始末。
リオにはわけがわからなかった。
セックス相手に飢えてるわけじゃないし、好意を持ってくれる人は他にいくらでもいる。
ただ、朝比奈の方から拒否されたという事実が気に入らない。
リオは仕事の真っ最中に、ひと気のないところへと朝比奈を引きずり込んだ。
「俺のこと好きなくせに、なんで他とセックスしろなんて言うの?」と詰め寄るリオ。
すると朝比奈は、失望したような顔をして「好きだなんて言うんじゃなかった」と言う。
そこでリオは衝動的に、朝比奈の唇を奪っていた。
嫌がる朝比奈を押さえつけてもみ合ううちに、朝比奈の爪がリオの頬を引っ掻いてしまう!
モデルのリオが怪我をしたとあって、当然この日の撮影は中断。
それをいいことに、リオは強引に朝比奈を付き添わせて、自宅へと連れ込んだ。
「ネコ科なんだから、舐めて傷治してよ」とねだるリオ。
押しに負けた朝比奈は、舐めて傷を治そうとした。
けれどリオに誘導されるがままに、濃厚なキスへと発展してしまう。
その真っ只中、家の奥から2人の男が登場!
あっけに取られる朝比奈とリオの前で、その2人は腰を抱き合ったりキスをしたりと、過激なスキンシップを繰り広げ始める。
どう考えても、リオの父親とその恋人としか思えない状況だった。
内心動揺しまくる朝比奈の前で、リオは「この人と付き合うことにした」と宣言して…?!
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わがまま王子は猫を狩る 2巻を読んだ感想
この2人の男はもちろん、リオの父であるユージンとその恋人・高見沢です❤️
『不機嫌彼氏』シリーズで無事カップルとなったリオの父たちですが、相変わらずラブラブな様子。
そして相変わらず、リオのことを溺愛しているようです。
「ダディにおかえりのハグは?」とねだるユージンの可愛さもさることながら…シーン的には、完全なるコメディ。(笑)
リオは朝比奈に避けられまくってて、ようやく自宅へ連れ込むことに成功したのに。
まさかの、親と鉢合わせ!!
上巻では真悟と鉢合わせてたし、本当タイミングが悪いですね…(笑)。
普通だったら気まずくって仕方ないシチュエーションだと思うんですが、ユージンは朝比奈に対して「雑誌編集者?ああ、いつもリオを可愛く撮ってくれてありがとう」と飄々としています。
そこへきて、リオの突然の交際宣言…!!
急展開に、朝比奈びっくり。
読者の私もびっくり(笑)。
リオと朝比奈っていつ付き合うことになったっけ??…と思いながら読み返しましたが、やっぱり、付き合うことにはなってませんでした!
もちろん父親のユージンもびっくりしてるんですが、朝比奈を見て「目が緑…」と、真悟の面影があることに気づいた様子。
そしてもちろん朝比奈も、「自分は誰かの代わりなんだ」という事実を改めて認識させられて…もう、切なくて見てられません…!!
上巻でも何度かこういうシーンがありましたが、ここは下巻。
リオは朝比奈に対して心を開きつつあるうえに、真悟の面影を重ねることは少なくなってきています。
そこでリオは、小さな頃から抱えてきた気持ちをぶちまけます!
リオはずっと真悟のことが好きだったけど、何度「好き」って言っても届かなくて…リオの心の根っこには、ずーっと寂しさがあったんですね。
ある種のトラウマとも言えるものかもしれません。
ここから先は、『クロネコ彼氏のあふれ方』とかなり重なる部分があるんですが、未読でも問題はないかと思います。
でも既読だと、より一層深みを感じられるんじゃないかなと。
『クロネコ彼氏』ではリオは脇役で、小さな子どもでしたが、真悟を見つめる悲しげな視線とか、圭市✕真悟カップルを少し離れたところから見つめる背中とか、結構印象的なシーンがあったんですよ。
あの時のリオは、こういう気持ちで居たんだなぁと思うと…改めてクロネコシリーズを読み返したくなりました。
読み返しのループに陥っちゃうのがクロネコシリーズのすごいところ!永遠ループ!(笑)。
しかしリオのトラウマが明らかになったところで、朝比奈の「僕は真悟って人の代わりなんだ…」というモヤモヤはまったく解消されていません。
朝比奈が悶々としたものを抱えていることも知らず、リオは朝比奈にフ●ラをねだって、あっという間にイキそうになっちゃったり。
突っ込んだ瞬間にイキそうになっちゃったり。
リオの年下攻め感と、童貞っぽさ(童貞ではないんですけど)は最高でした❤️
態度だけ見ていると、リオの朝比奈への執着ってすごいんですよね(笑)。
朝比奈のほうがリオに好きって言ったのに、まるでリオのほうが朝比奈に告白をしたかのような様相になっていきます。
上巻では朝比奈が苦しい思いをしているような描写が多めだったので、下巻でしっかりリオが苦しんでいて、バランスのよさが絶妙でした❤️
エッチシーンも濃厚なので、そちらも必見です!
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