男前攻め

残像スローモーション/じゃのめ(ネタバレ・感想)まるで映画のワンシーンのような…センシティブ高校生BL

ライラ
ライラ
こんにちは、BL歴25年のライラです
BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!

じゃのめ「残像スローモーション」のネタバレ込みの感想をご紹介します。

このBLをおすすめできる人
  • 雰囲気と色気のある作品を読みたい人
  • ストーリー・心理描写を重視した作品を読みたい人
  • 青春を感じる甘酸っぱい作品を読みたい人
  • 学園ものBLが好きな人
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当記事はネタバレ込みの内容になっているので、ご注意ください!

 

残像スローモーション『カップリング』

映画部部長(3年)
×
映画部2年

菊地原(攻)

高校生
男前
やんちゃ
制服

市川(受)

高校生
メガネ
強気
ツンデレ
制服

ライラ
ライラ
先輩×後輩カップリングです!

 

残像スローモーション『BLジャンル』

学園
高校生
部活
ライバル
ケンカップル
ラブコメ
エロ少なめ
青春

ライラ
ライラ
心理描写を重視した高校生BLをお求めの方はぜひ読んでみてください!

 

残像スローモーション【あらすじネタバレ】まとめ

映画部部長・菊地原仁は、眉目秀麗、成績優秀、運動神経抜群、自信家で派手好き。
いつも人に囲まれている人気者で、映画部の部長でもあった。

新入部員の勧誘に部をあげて躍起になる菊地原だが、一人噛み付く男がいた。

2年の市川義一。

市川は、映画作りの方向性の違いで、何かと菊地原に文句をつけてくる。

言い合いになった菊地原と市川は、熱くなり胸ぐらを掴みあったのだが・・・

喧嘩を止める周囲にもみくちゃにされ、なんとキスをしてしまう!!!

 

そんなこんなでさらに仲違いをする菊地原と市川。

ある日のこと、寮生である菊地原の同部屋に下級生が短期間入ることとなった。

その下級生とは、市川のことだった。

 

寮でも市川と言い合いになるのか!?と警戒していた菊地原だったが、予想に反して市川はおとなしかった。

菊地原が親切をすれば素直に「ありがとう」と言ってくるし、マスコットキャラクターの話で盛り上がったり、寮に帰宅すれば「おかえり」の挨拶もしてくれる。

心を入れ替えて素直になった?と思ったのだが、映画部内の市川はやはり菊地原に噛み付いてくる。

どっちが本当の市川なのか、菊地原は困惑した。

 

相変わらず、寮では素直な態度を示す市川。

市川は、妹に送ってもらったというBL漫画を読んでいた。(※前作黄昏アウトフォーカスでは、男同士の恋愛をテーマにした映画を市川が監督しています。)

BLに興味があった菊地原は、市川からBLを借りて一緒に読むことに。

2人だけの時間が淡々と過ぎていった。

 

菊地原は市川に嫌われていると思っていた。

そのことを市川本人に聞いてみると「嫌っていない」という。

菊地原は、市川のいろんな面を知っていくうちに、市川のことが好きになっていった。

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残像スローモーションを読んだ感想

本作は、『黄昏アウトフォーカス』のスピンオフ作品です。

前作で映画部の2年生チームの監督をしていた眼鏡っ子・市川と、映画部部長の菊地原のカップリングが楽しめます。

じゃのめ先生の作品は、おしゃれな雰囲気漂う作風が特徴で、心理描写にとても定評のある作家さんです。

絵のタッチからして、シリアス&拗らせ系テイストのストーリーかな?と想像するかもしれませんが、ストーリー自体はシンプルな「正統派BL」が多いです。

でも、よくある王道BLに感じさせないのがじゃのめ先生の才能。

物語の世界観に引き込まれるようなセリフ回しや、絵の構図が絶妙に素晴らしく、いつの間にやらキャラクターに感情移入してしまう自分がいます。

 

本作は、映画部が舞台の青春系ラブストーリーです。

部長の菊地原は後輩の市川とは犬猿の仲で、なにかと口論になります。

しかし菊池原は、市川と寮で同室になったことがきっかけで、違った市川の一面を知ることになります。

映画部での市川とは違い、とても素直。

やってあげたことに対して「ありがとう」が言えるし、寮に帰れば「おかえり」と言ってくれる、普通にいい子なんです。

 

それから2人は一緒に映画を見たり、漫画を見たりしながら、関係を深めていきます。

2人だけの時間がゆっくり流れていき、それはもうめちゃくちゃ尊い空間でした><!

会話で仲を深めるのではなく、一緒に同じ空間にいることで恋を育んでいるような・・・

語り合わずとも同じ時間を共有ている何気ない2人の姿に、めちゃくちゃ萌えさせてもらいました♥

 

基本的に菊地原目線(攻め目線)で描かれている作品なんですが、菊地原が市川に惹かれて恋に落ちていく過程がとても自然なので、なんの違和感もなく最後まで読み切ることができます。

キャラクターのセリフだけではなく、キャラクターの醸し出す空気感や表情など絵から読み取れる部分も大いにあり、だからこそ読んでいるこちらも一気にストーリーに引き込まれるのだなぁと感じます。

本当、じゃのめ先生の作品はストーリーへの引力が半端ありません(笑)。

 

特に印象に残っているシーンは、2人が初めてセックスになだれ込むシーンです。

本作は映画をテーマに扱っているBLなので、映画のワンシーンさながらの天才的なコマ割り・構図に圧巻。

もうこれはセンスの塊でしかないです。

菊地原と市川の熱や息遣いが伝わってくるかのようで、はたまた芸術的エロスを感じるほど美麗なシーンでもあり、私が一番印象に残ったシーンでもあります。

 

高校生のセンシティブな青春系BLが好きな人には間違いなくおすすめできる作品です。

心理描写を重視して読み込みたい人にも刺さる作品なので、上質なBLをお求めの方はぜひ読んてみてください!

ライラ
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