BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました！
鳩屋タマ「猫とスピカ」3巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
- コミカルで明るい話を楽しみたい人
- 一途な恋模様にきゅんきゅんしたい人
- あまあまでほっこりした作品を読みたい人
- 健気でピュアな受けに胸キュンしたい人
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猫とスピカ『カップリング』
サラリーマン
×
クロネコに変化できる美少年
サラリーマン
ほだされ
穏やか
執着
スーツ
天然
健気
ワンコ
かわいい
猫とスピカ『BLジャンル』
ファンタジー
ほのぼの
あまあま
ラブコメ
同居
猫とスピカ 3巻【あらすじネタバレ】まとめ
前巻の感想は以下の記事から
クロは、ネコと人間に変幻自在で、普通の人間ではない。
少し前までは、人間の姿で街中を彷徨っていた。
ネコに変化できることも、どこで生まれたのかもすべて忘れ、記憶喪失状態だったところを、川村鴻太(こうた)に助けられたのだ。
以来、クロは鴻太に懐きまくり、今ではラブラブの同棲生活を営んでいる。
しかしある日、帰宅した鴻太を見た瞬間、クロはショックに打ちひしがれた。
鴻太の身体からは、ネコのニオイがムンムン。
クロは「わーん！うわきものー！！」と大騒ぎし、鴻太を風呂へと押し込んだ。
鴻太が風呂から上がってきても、クロはベッドの上でみのむし状態。
ポロポロと涙をこぼしながら拗ねていると、鴻太が「いっぱいかわいがるから」と宥めてくる。
その言葉にまんまと引っかかったクロは、鴻太からたくさん愛されてメロメロに。
翌日になっても夢見心地で、「鴻太すごかった…」とポヤポヤしながら、家事を頑張った。
ところがその最中、ゴミ箱をぶち撒けてしまい、「猫カフェ」のポイントカードを発見してしまう。
昨夜鴻太がまとっていたネコのニオイの原因はこれか！と、再び怒りに駆られるクロ。
その勢いのままに、ネコ仲間のシーナを呼び出して愚痴った。
するとシーナから「浮気相手見に行ってみよーぜ」と言われ、猫カフェへと向かうことに。
猫カフェの店内では、動物のネコがウロウロしていた。
しかしクロの目には人型の、見目麗しい美男美女が人間に愛でられているようにしかみえない。
「いかがわしい店だ…」と、眉をしかめるクロ。
するととある高飛車なネコから「この間の客と同じニオイがする」と声をかけられた。
さらに「あの客、俺がおねだりしたらすぐオヤツくれてチョロかったよ」とまで言われ、クロの目からは涙が溢れてしまう。
泣きながら帰宅したクロは、玄関で膝を抱えて鴻太の帰宅を待った。
そして鴻太が帰ってくるなり襲いかかり、必死にご奉仕。
「もう浮気しないで」と懇願しながら、鴻太にまたがった。
鴻太からも「浮気してないけど、もう行かないよ」との言葉を引き出すことに成功し、クロは幸せいっぱい。
しかし安心したのもつかの間。
クロの元には、育ての親からの“呼び出しの合図”が届く。
クロはちょっと顔を出すつもりで「行ってきますね」と告げたのだが、鴻太は「帰ってこれなくなったらどうする！？」と危機感を募らせていて…？
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猫とスピカ 3巻を読んだ感想
『猫とスピカ』は、ほだされ攻め・鴻太と、天真爛漫な可愛らしい受け・クロのラブラブ生活を描いた作品です！
クロは小柄で喜怒哀楽が豊かで、頬を膨らませたりポロポロ涙を流したりと、かわいいとしか言いようがありません。
あざとい印象もなくはないんですが、これが天然なんだから恐ろしい…。
可愛い系の受けが好きな人はドハマリすること間違いなしです！
そして、エロ要素も充実しているのがうれしいポイント。
クロは積極的に鴻太を誘い、襲いかかります。
鴻太は鴻太で、そんなクロの可愛さにデレデレ(笑)
安定感のあるラブラブバカップルなので、浮気疑惑騒動も楽しく読めました。
クロはヤキモチの妬き方までかわいいのです…！
プリプリ怒りつつも泣いちゃうクロが可愛すぎました❤️
一方で、クロが親代わりに呼び出されたとなると、大慌てする鴻太もある意味かわいかったです。
クロってもともと、ある日突然鴻太の前に現れたんですよね。
だからこそ、鴻太は「ある日突然クロが消えちゃう可能性もある」っていうことまで考えてしまうんです。
鴻太ってなんとなーく、クロからほだされてる感が強いじゃないですか？
そんな鴻太のクロに対する執着心の強さが感じられて、胸キュンです❤️
ちなみに今回、鴻太がヤキモチ妬きまくるターンもあります！
鴻太はクロのことを心配するあまり、仕事も手に付かなくなり、猛ダッシュで帰宅し、クロのために激昂。
鴻太のヤキモチもクロのヤキモチも楽しめる、贅沢なストーリーでした。
ちなみに同時収録というか、同時進行で福永×シーナのお話も入っています。
こちらは、巨根ヘタレ攻め×ツンデレ受けというカップリング。
受けのシーナはクロよりも大分しっかりしていて、「ネコに変化できる自分たちみたいな種族がどうやって誕生したか」「どういう生い立ちを辿ってきたか」などを説明してくれます。
3巻にしてようやく、クロの謎に包まれた生態が明らかに！(笑)
ケモノものの醍醐味である“発情期”にも突入し、福永×シーナも鴻太×クロもラブラブなベッドシーンを見せてくれます。
ファンタジー色強めながら、全体的にほのぼのあまあま。
癒やされたいときに読むのにぴったりな長編シリーズで、可愛らしい系の受けが好きな人には特におすすめです。
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次巻の感想は以下の記事から
