こんにちは、BL歴25年のライラです!
今回は、「ヤンデレ・病みBL」特集を組んでみました。
実は私、明るくポジティブな気分になるBLの方が好きなので、あまり病みBLは読まない方なんです。
それでもたまに、ものすごく鬱な気分になりたい周期が来るので、その時には病みBLを買い漁ったります。
話題になった病みBLなんかも、一通り読むようにしていますね。
病みBLって中毒性があって、ハマる人にはめちゃくちゃハマるんですよね!
「読みたくないんだけど、読んじゃう!」っていう感覚がクセになる、そんな病みBLの世界へご案内していきますね。
今回は、ヤンデレ・病みレベルごとに作品を分けてみました。
ライト級 →初心者向け
ミドル級 →中級者向け
ヘビー級 →上級者向け
ご自身が読みたいレベルのBLを探してみてくださいね!
Contents
ヤンデレ・病みBL【レベル/ライト級】
まずは、病みBL初心者の方におすすめできる、割とライトな病みBLをご紹介します。
「病みBLの世界に足を踏み入れてみたい!」と思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
ディレイル/相葉キョウコ
ディレイル/相葉キョウコ
病み | |
あまあま | |
後味の悪さ | |
エロい |
誰も不幸にならないし、傷つかない…
ソフトなヤンデレ・病みBLを体感したい方に、病みBL入門書としてこちらの作品がおすすめします。
反対を言えば、ダークでトラウマレベルの病みをお求めの方には、「え?これで病んでるの?」と思ってしまうほど超ライトな内容です。
本作の魅力は、ヤンデレを感じさせるほど異常なまでに幼なじみに執着する攻め。
作品全体のトーンが、シリアスで重苦しい雰囲気を纏っていながら、どこか艶っぽさも漂っており、ただの執着愛で終わらないところに本作の深さを感じました。
結末ももちろんハッピーエンドなので、病みBL初心者さんにも安心しておすすめできる作品です。
「幼なじみ」「大学生」「同居」というキーワードにピンと来た方は、ぜひ読んでみてください!
どうしようもない恋情/さがのひを
どうしようもない恋情/さがのひを
病み | |
あまあま | |
後味の悪さ | |
エロい |
再会・病みBLはコチラ。
本作が秀逸なところは、物語導入部分ではまったく“病み”を感じないところです。
過去に恋愛感情を抱いていた相手と再会し、「実は当時からお互いに好きだった」とかいうベタな再会BLと、私は想像していたのですが・・・
物語中盤から雲行きが怪しくなり、ズルズルと病みの世界に引きずり込まれていきます。
特に攻めの執着心がヤバかったです!
爽やか好青年と思っていたから尚更で、「怖い」とさえ思ってしまうほどの完全なるヤンデレ攻めに変貌しました。
とはいうものの、ヤンデレが拗れているだけで、病み度は低めです。
最後はハッピーエンドだし、ヤンデレ攻めも更生するので、初心者さんでも問題なく読める内容となっています。
ちょっとばかり恐怖を感じてしまう異常な執着を発揮する攻めに、ゾクッとしたい人におすすめです。
スイートハート・トリガー/ニャンニャン
スイートハート・トリガー/ニャンニャン
病み | |
あまあま | |
後味の悪さ | |
エロい |
大人気ヤンデレBL『スイートハート・トリガー』。
本作は病みBLというよりかは、ヤンデレ&メンヘラすぎる受けが見どころの作品です。
外国の大学が舞台の話で、ゲイで地味なコールが陽キャなイケメン・アレックスに一目惚れし、奇跡的に体の関係→付き合うことになったのですが・・・
コールのメンヘラが大暴走!!
アレックスに浮気疑惑がかかった時なんかは、銃口をアレックスに向けたり、自分で銃自殺しようとしたりと、かなりクレイジーな性格をしています。
もちろんギャグテイストで描かれているのではなく、至って真面目な痴情のもつれシーンとして描かれているのです。
ヤンデレを通り越したメンヘラなキャラは、BL界の中でもなかなか珍しいので、人気を呼ぶ作品となっています。
ヤンデレ要素を抜いたとしても、海外が舞台ということで作品全体におしゃれな雰囲気が漂っており、「王道BLじゃ物足りない!」という方にもおすすめできる作品です。
二重螺旋/吉原理恵子・円陣闇丸
二重螺旋/吉原理恵子・円陣闇丸
病み | |
あまあま | |
後味の悪さ | |
エロい |
兄弟の禁断の執着愛を描いたストーリー。
本作には大きな地雷があるので読む人を選ぶかもしれませんが、BL界の大御所小説家・吉原理恵子先生の作品でもあるので、ストーリー性は抜群です!
地雷の内容を知りたい方は、以下の詳細記事をご確認ください。
本作は、昼ドラ並みにドロドロとしています。
平穏でどこにでもある幸せな家族が、父親の蒸発により段々と歯車が狂って離散していく様は圧巻!
フィクションと分かっているけど、心が抉られまくりで読んでいて辛いものがありました。
リアル兄弟ものが好きな人、ストーリーを最重視して読みたい人、沼にハマっていくような病みBLを読んでみたい人には、間違いなく刺さる作品です。
泥中の蓮/ためこう
泥中の蓮/ためこう
病み | |
あまあま | |
後味の悪さ | |
エロい |
大人気BL作家・ためこう先生が描く病みBL。
本作に関しては、正直初心者向けではないのかもしれませんが、ダークで痛々し表現は登場しないので、病みBLライト級のラスボスとして(笑)紹介させていただきます。
上に紹介した作品に病み度に物足りなさを感じた方は、ぜひ読んでみてください。
本作は、天涯孤独の兄弟が健気に身を寄せ合いながら生きていく様が描かれています。
兄は弟のために学費を工面したりするのですが、実は体を売ってお金を稼いでいます。
真面目な風貌で、そんなことをしているようには見えないお兄さんなんですが、そんなお兄さんの本性が暴かれる形で物語は最高のクライマックスを迎えます。
驚きの大どんでん返しのラストに、強かな兄の姿を垣間見ました。
「兄弟」「共依存」といったワードにピンと来る方は、ぜひ読んでみてください。
ヤンデレ・病みBL【レベル/ミドル級】
「ライトな病みじゃ物足りない!」という方に向けて、ミドル級の病みBLをご紹介します。
ここからは、多少の痛々しい表現やダークな雰囲気が漂ってくる作品が多いです。
苦手な方は、閲覧にご注意くださいね。
みっともない恋/森世
みっともない恋/森世
病み | |
あまあま | |
後味の悪さ | |
エロい |
地味で平穏な大学生活を送る主人公は、ひょんなことからサークルで人気の先輩とお付き合いすることになります。
さすがはモテ男!大人の魅力たっぷりで優しい先輩なんですが・・・
付き合うようになってから、だんだんと態度が豹変していきます。
先輩は、DV&束縛男だったんです><!
痛々しい表現が登場するので、苦手な方は閲覧にご注意ください。
優しい先輩がだんだんと束縛男に変貌していく姿はスリリングで、息苦しいほどの閉塞感に作者・森世先生の才能を感じました。
森世先生といえば、痛苦しい病みBLを描かれるのが得意な作家さんで、病みBLには定評のある方です。
ぜひみなさんも、森世ワールドに浸って、ゾクゾクするほどの病みを感じてくださいね!
カラーレシピ/はらだ
カラーレシピ/はらだ
病み | |
あまあま | |
後味の悪さ | |
エロい |
鬼才・はらだ先生が描く、言わずと知れた大ヒット作『カラーレシピ』。
一味も二味も違う…、そして中毒性のある奥の深〜い病みを体感したい方には、全力ではらだ作品をおすすめします。
本作の魅力は、用意周到に近づき、見事なまでな執着愛を披露するサイコすぎる攻め。
ストーカー化していくその姿は、病みを通り越して普通に怖いです。ホラーです(笑)。
途中からサスペンス漫画を読んでいる気分にもなり、「BLでこんな展開あり?」とBLの無限の可能性を、本作から感じ取ることができました。
しかも、本作が秀逸なところは、受けの堕ちっぷり。
途中で攻めのストーカーに気づき絶縁するのですが、なんや感やで心を侵食されている受けは、最終的には攻めを寛容してしまいます。
その辺の心理描写の表現が秀逸で、「大ヒットするだけの名作だなぁ〜」と感動してしまうほどでした。
誰もが認める、病みBLを読みたい方はぜひチェックしてくださいね!
イトウさん/冥花すゐ
イトウさん/冥花すゐ
病み | |
あまあま | |
後味の悪さ | |
エロい |
殺し屋として育てられ感情を無くしたイトウと、幼い頃から体を売ってお金を稼いできたキョウスケ。
お互いにドス黒いバックボーンを持っており、カップリングからして、王道とは外れていますよね(苦笑)。
終始シリアスなトーンで話が進行していき、重苦しく、痛々しいバイオレンスなシーンがたくさん登場するので、そうゆう描写が平気な方の閲覧をおすすめします。
イトウとキョウスケは出会い、初めて「愛」という意味を知るのですが・・・
2人が幸せを掴むのは困難を極め、いや困難という生ぬるい表現では足りないくらい壮絶な現実が待ち受けています。
本当は【病みBL度・ヘビー級】で紹介しようかと思ったのですが、一応はハッピーエンド作品なので、ミドル級とさせていただきました。
ぼくの歪な楽園/ハシモトミツ
ぼくの歪な楽園/ハシモトミツ
病み | |
あまあま | |
後味の悪さ | |
エロい |
先ほど紹介した『イトウさん』ほど残虐性のある病みはないのですが、歪みまくった異常な愛に恐怖を感じてしまうほどのヤンデレ作品です。
幼い頃、“おじさん”につがいとして裸で背徳的な行為を教え込まれた主人公2人。
当時純情無垢だった少年2人は、当たり前のようにその行為を受け入れていました。
(←もう、この設定だけでも胃もたれするくらいに病みが深いですよねw)
時は過ぎ、大人になった2人は、ひょんなことから再会を果たします。
そこからドンドンと共依存のごとく病みに堕ちていきます・・・。
特に受けのキャラクターが濃くて、健気で可愛い顔しているのに、やることが重いし歪みまくっています。
節々に登場する、心の闇を匂わせるかのような屈託のない笑顔(俗にいう目が笑っていない)が、読後もずーっと印象に残りました。
ドロドロで重たい作品を読みたい気分の人は、ぜひ読んでみてください!
期待を裏切らないくらいに、ドス黒い世界に連れて行ってくれます・・・
さよなら恋人、またきて友だち/yoha
さよなら恋人、またきて友だち/yoha
病み度 | |
あまあま度 | |
後味の悪さ | |
エロ度 |
オメガバース病みBLといえば『さよなら恋人』シリーズです。
αばかりで構成されるクラスにカナエというΩが転入してきます。
クラス全員が「カナエを孕ませたい」と考え、そこからクラスのヒエラルキーや歯車が狂っていきます。
カナエがクラスメイトにレ●プされたことがきっかけで、ドンドンとドス黒い展開に!
クラスで発言権のあるカナエの幼なじみ・オウギが、「カナエを守る」という名目で胸糞悪いことをしでかす展開は、人間の利己的な業の深さを感じざるを得なく、思わず目を背けたくなりました><!
ジトーッとした閉塞感のような雰囲気が終始漂い、「もう読みたくないんだけど、もっと読みたい・・・」そんな不思議な魅力がある作品です。
特に中盤からクライマックスにかけての疾走感は圧巻!
手に汗握る展開が続き、サスペンスドラマのごとくドキドキな展開に、気づけばあっという間に読了している作品です。
赤のテアトル/緒川千世
赤のテアトル/緒川千世
病み | |
あまあま | |
後味の悪さ | |
エロい |
パリのファッション業界が舞台のお話。
一見煌びやかで華やかなファッション業界も、裏を返せばドロドロのぐちゃぐちゃ。
特に主人公・ユーリが壊れていく姿は、圧巻の一言でした!
ユーリはパリのファッション界で、一躍名を馳せた女性靴ブランドの社長なんですが、どうやってその地位を確立させたかというと「枕営業」。
ただブランドを有名にしたいという思惑だけではなく、ユーリの好きな男である靴職人のアダムのためでもあるんです。
アダムのために毎晩おじさんたちの男娼となり、毎晩違う男たちに抱かれます。
モブおじさんと美しいユーリの絡みシーンがたくさん描かれているので、モブ姦が苦手な方は閲覧にご注意していただきたいところですが、悲しいかなアダムはユーリとおじさんのセックスを遠巻きで見ているだけ・・・。
しかも、アダムはユーリのことを一度も抱こうとはしません。
それでもユーリはアダムをブランドに繋ぎ止めておくために、おじさんたちに抱かれ続けます。
こんな生活を送っているユーリは、だんだんと心が壊れていきます・・・
そんなユーリを周囲はお荷物扱いし、「使い捨て」のような扱われ方をするユーリを見ていると、切な過ぎて胸が痛くなってきます。
煌びやかなファッションの世界の表と裏、美人なユーリと汚いモブおじさんなど、様々なコントラストを見事に描き切った名作です!
ヤンデレ・病みBL【レベル/ヘビー級】
ここからは、病み度【ヘビー級】!
後味・胸糞の悪い作品や、一度読んだら後に引きずってしまう作品も含みます。
私自身、気合を入れ直さないと再読しようとは思いません(苦笑)。
メンタルが健康な時に、読むようにしてくださいね。
薔薇とへドロ/天河藍
薔薇とへドロ/天河藍
病み度 | |
あまあま度 | |
後味の悪さ | |
エロ度 |
常人には理解できない異常な愛が病みまくっている!!
攻め・受け共に、クズ(笑)です。
特に攻め・理人はクズOFクズで、見ていて途中から吐き気がするほどでした。
だって、受け・大我にわざと自分の彼女をあてがい、寝とったと言いがかりを付けて大我を精神的にも肉体的にも貶めておくんですよ。
自分一人の手で堕としていくのなら百歩譲って良いのですが、仲間を巻き込んで大我を肉便器にしちゃうんです><!
大我が不憫すぎる!
肉体的にも精神的にも堕ちに堕ち、病みに病みまくります。
読んでいて、大我のことが可哀想と思いながらも、今までいきがっていた大我が階段を転げ落ちていくかのように病んでいく姿に、不謹慎ながらゾクッとしてしまいました。
読者の心理を突く表現が上手いです><!
途中、病みすぎた大我が自殺(未遂)を測ってしまうというショッキングな描写もあるので、痛々しいシーンが苦手な方は閲覧にご注意くださいね。
にいちゃん/はらだ
にいちゃん/はらだ
病み | |
あまあま | |
後味の悪さ | |
エロい |
はらだ先生、2作目の紹介。
幼い頃に大好きな「にいちゃん」からセックスを迫られ、怖くなって逃げて以来、後悔をし続けている「ゆい」。
高校生になったゆいはにいちゃんと再会し、ふたたび関係を持つようになるのですが、にいちゃんは昔のようにゆいが逃げないように束縛をし始めます。
ゆいはそれでも、にいちゃんに従い従順に尽くすのですが・・・
にいちゃんは「自分のことが好きではない」ということに気がつきます。
ここからドツボにハマるかのように、ズルズルと病みの深〜い展開へと進んでいきます。
本作の見どころは、何重にもたたみかけるかのような「まさか」の展開を見事に描き切ってあるところです。
最初は、にいちゃん×ゆいなんですが、物語が進むにつれて、立場が逆転していきます。
それはゆいの成長とも取れるのですが、にいちゃんの弱くてヘタレな部分が露呈していく部分も大いに関係しています。
さらに、ただのドス暗くて病んでる作品で終わらせないところが、はらだ作品の真骨頂!
男同士というのは言うまでもなく、小児性愛という言葉では片付けられない「大人」と「子供」の普通じゃない恋愛を、熱量を込めて描き切った作品です。
病みBLを語らせたら、はらだ作品は外せません!
鬼才・はらだの描く、鬼気迫る病みBLを、みなさんもぜひその目で確かめてくださいね!
寄越す犬、めくる夜/のばらあいこ
寄越す犬、めくる夜/のばらあいこ
病み | |
あまあま | |
後味の悪さ | |
エロい |
ドロドロのドス黒い三角関係を読みたい人におすすめ!
しかも三角関係の構造が、攻め1人×受け2人という、BLでは珍しいモヤっとする相関図です。
BL・TLなどの女性が対象の作品は、攻め(男役)2人×受け(女役)1人が通説なんですが、そんな常識を打ち砕いてくれたのが本作。
だから、どんなBL作品よりも昼ドラ以上のドロドロ感が半端ないんです!
三者三様、みんな病んでいて不憫(苦笑)。
だけどそれぞれの想いが絡み合って、絶妙なバランスで関係性を保っている緊迫感が、たまりません!
病み度もハンパないですが、ストーリー性もかなり重視された作品なので、BL界を代表する人気作となっています。
この記事を書いている2021年6月時点で、本作はまだ未完結なんですが、正直結末がまったく読めません!
【追記】
2021年12月に最終巻が発売されました!
予想以上のハッピーエンドでした〜><!
三角関係にどう決着が付くのか、そもそもみんな無事でいられるのか(裏社会系のBLなので)・・・と、今後の展開に目が離せない作品でもあります。
刺青の男/阿仁谷ユイジ
刺青の男/阿仁谷ユイジ
病み | |
あまあま | |
後味の悪さ | |
エロい |
ヤクザたちの生き様を描いた本作。
病みBLと名高い名作ですが、「神」と称える読者も多く、いろんな意味で重厚感のある作品です。
本作を読んで強く感じたことは、因果応報。
クライマックスには、度肝を抜かれるような残酷な現実が待っているのですが、それもまた因果応報。
また、本作が秀逸なところは、一度読み終わった後にまた読み返したくなるような伏線の張り方をしているところです。
ズルイですよね(笑)、せっかく辛い気持ちに耐えて読み終えたのに、それ以上に「あの時のあのシーンはこういう意味だったんだ」と、
思わず読み返したくなる気持ちが溢れ出てくるような仕掛けがしてあるんですから。
病み過ぎている作品なんですが、それ以上に作者・安仁谷先生の才能に拍手を送りたいです!
正直、BLらしくないかなりハードな結末を迎えるので、覚悟のある方のみ読んでくださいね。
心中するまで、待っててね。/市梨きみ
心中するまで、待っててね。/市梨きみ
病み | |
あまあま | |
後味の悪さ | |
エロい |
私史上、今のところ暫定一位で「病み度がハンパない!」と思った作品です。
発売前から賛否両論の不穏ハートフルBLとして、人気を博した作品なのでご存知な方も多いとは思います。
「病み過ぎてる」「ツラすぎる」という前評判を聞いていたので、私もかなり気合を入れて読んでみたのですが・・・
私の想像を軽く超えるくらいに、病み病み度がMAXでした。
病みというよりかは胸糞悪すぎな作品なので、本当に読む人を選ぶと思います。
先入観も何もなく読み始めると、前半は割とライトな感じのストーリーです。
ただ節々に「違和感」のようなものが散りばめられていて、だんだんとサスペンス色が強くなり、後半に至っては読むのが辛いくらいに残酷な現実が待ち受けております><!
後味の悪さも格別で、夜寝る前の閲覧はおすすめしません(笑)。
病みBL上級者は必読の作品です!
閲覧注意!ズーンと心にシコリが残るヤンデレ・病みBLまとめ
ヤンデレ・病みBLを【ライト級】【ミドル級】【ヘビー級】に分けて、ご紹介しました。
軽い病みを体感したい人は【ライト級】の作品を。
適度に深い病みを噛みしめたい人は【ミドル級】の作品を。
どん底まで鬱っぽい気分になりたい人は【ヘビー級】の作品を。
ぜひ参考にしてくださいね。
紹介しておいて申し訳ないところですが、私自身基本的には病みBLは得意じゃありません(苦笑)。
ミドル級までの病みなら、割と平常時でも読めるのですが、ヘビー級レベルになると読むたびに気合を入れなきゃならないからです。
ヘビー級にもなってくると、結末が必ずしもハッピーエンドではないので、読んだ後も引きずるんですよね(苦笑)。
正直、メンタルに余裕がある時じゃないと読めません。
それでも、病みBLを無性に読みたくなる周期に入ることもあって、病みの世界は一度ハマったらなかなか抜け出せませんね!
みなさんも、今回紹介した作品を読んで、病みBLの世界を骨の髄まで体感してくださいね