美人・美少年受け

赤のテアトル/緒川千世(ネタバレ・感想)重い!辛い!異常なまでの愛の形に感動さえ覚える名作!

このBLの推しポイント!

海外セレブ
異常な愛
重苦し~い

ライラ
ライラ
こんにちは、BL歴25年のライラです
BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!

緒川千世「赤のテアトル」のネタバレ込みの感想をご紹介します。

このBLをおすすめできる人
  • 病み・下衆いBLが大好きな人
  • ストーリー重視の作品を読みたい人
  • シリアスなテイストの作品が好きな人
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当記事はネタバレ込みの内容になっているので、ご注意ください!

 

赤のテアトル『カップリング』

靴職人(ゴーストデザイナー)
×
女性靴ブランドの社長(表向きのデザイナー)

アダム(攻)

靴職人
外国人
寡黙
ヤンデレ
腹黒
黒髪

ユーリ(受)

社長
外国人
健気
美人
ビッチ
ヤンデレ

ライラ
ライラ
海外が舞台のお話です!
海外セレブのBLを読んでみたい方はぜひ!

 

赤のテアトル『BLジャンル』

シリアス
病み
ダーク
下衆
痛い
切ない
片思い

ライラ
ライラ
“病み”っぽさが満載なので、苦手な方は閲覧にご注意ください!><

 

赤のテアトル【あらすじネタバレ】まとめ

昼は気丈な社長。
夜は淫らな娼婦。

パリのファッション界で、一躍名を馳せた女性靴ブランド・アバルキン。

その急成長の裏には、秘密があった。

それは淫らな肢体とむせ返るような色香で業界人を惑わす、美しき青年社長・ユーリの「枕営業」。

 

そんな娼婦まがいのことを夜ごと繰り返すのも、すべては愛しい側近でありアバルキンのゴーストデザイナー・アダムの夢を叶えるため。

彼を繋ぎとめられるなら、たとえ利用されていても構わないと気丈に身体を差し出すユーリだった。

しかし、そんな欲望渦巻く日常は、次第に破滅への道を進むのだが!?

 

独占欲に葛藤するゴーストデザイナーと、歪んだ愛を捧げる健気なミューズのめくるめく逆転主従ロマンス・ストーリー!

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赤のテアトルを読んだ感想

病んでる!病みすぎている!!!

最後は一応はハッピーエンドを迎えるのですが、そこに行き着くまでの過程が病みまくってましたね〜><。

パリのファッション界で、一躍名を馳せた女性靴ブランド・アバルキンの社長・ユーリは、一度落ちかけた地位を「枕営業」で取り戻します。

スポンサーのおじさんたちに毎晩のように抱かれるユーリですが、それはアバルキンの地位の復興のためではなりません。

惚れた男・アダムのためです。

 

アダムは、アバルキンの靴職人です。
(←ゴーストデザイナーなので、表向きはユーリがデザイナーということになっています。)

先代社長(ユーリの母)の頃から、影でアバルキンを支えていました。

モブおじさんと美しいユーリの絡み描写もたくさん描かれているので、モブ姦が苦手な方は閲覧にご注意していただきたいところですが、悲しいかなアダムはユーリとおじさんのセックスを遠巻きで見ているだけ・・・。

しかも、アダムはユーリのことを一度も抱こうとはしません。

一見すると、アダムは自分の欲望を満たすためにユーリを生きた玩具のように扱っているようにも映るのですが、ユーリは「利用されている」と分かっていてもアダムを繋ぎ止めるために自分を犠牲にして枕営業に励むのです。

アダムも腹黒くて胸糞悪い男なんですが、ユーリのアダムに対する執着質な想いも狂っていて常軌を逸っしています。

 

利害関係の一致(?)により、最初はそんな奇妙な関係でも良かったのかもしれませんが、やはり、ユーリの身が持ちません。

精神薬・睡眠薬などを飲みながら騙し騙し枕営業を続けるユーリなので、次第に壊れていきます。

ユーリの精神が壊れていく様子は、読んでいるこちらも辛くなってくるものがありました。

 

・・・とまぁ、こんな感じでユーリは闇堕ちしていきます。

ファッション業界という華やかな表舞台の裏では、「名誉」「欲望」などドロドロとした人間関係が渦巻いており、そのコントラストがまた上手く表現されていて、ユーリというキャラクターを通して物語全体の深みを感じました。

 

とにかくあまりにもユーリが可哀想で不憫なので、途中で何回か読むのをやめようかと思ったのですが(苦笑)、それでもユーリとアダムの辿る結末を見届けることにしました。

結末は、思いのほか穏やかでハッピーだったので、そこだけは報われたかなぁ〜。。。

地位も名誉も捨てて、片田舎で幸せそうに暮らすアダムとユーリの姿が描かれていたので、今までの2人の激動の人生を思うと涙が止まりませんでした。

 

そのような結末に行き着くまでの過程は端折って紹介させていただきましたが、まるで一本の映画を見ているかのように、起承転結がしっかりとした作り込まれた作品なので、是非みなさんも最初から最後まで流れで読んでみてほしいです。
(※ただし、病みBL・下衆BLが苦手な方は閲覧にご注意ください!)

ライラ
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