BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
待緒イサミ「十二支色恋草子 蜜月の章」4巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
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十二支色恋草子 蜜月の章『カップリング』
宮司(十二支たちの世話係)
×
神社の跡取り(猫憑きの特異体質)
ワンコ
一途
穏やか・優しい
執着
誘い・襲い
ワンコ
ツンデレ
健気
天然
十二支色恋草子 蜜月の章『BLジャンル』
あまあま
純情・ピュア
擬人化
ケモミミ
同居
ファンタジー
ストーリー重視作品を読みたい人はぜひ
十二支色恋草子 蜜月の章 4巻【あらすじネタバレ】まとめ
前巻の感想は以下の記事から
お休み処で今日も、甘々な日々を過ごしている正隆と胡太朗。
そして個性豊かな十二支たち。
しかし、今回もまた面倒な事件をあの人物が引き起こしてしまう!!
今月は大将月であることから、普段はお休み処にいることも少ない龍の神使である虹悦(こうえつ)もお休み処に戻ってきていた。
しかし、いつも自分の力の大きさをきちんと理解しておらず、トラブルを起こしてしまう虹悦。
そんな虹悦だが、今回はとあることから少しだけ自分の鱗の時間を戻そうとしたところ、力を暴発させてしまって…?
「きゃぁぁぁぁ」
そう叫び声をあげたのは、ちょうど正隆とセックスしていた胡太朗だった。
虹悦が力を暴発させたせいで正隆にも影響がでてしまい…正隆は突然若返ってしまうのだった。
正隆はお休み処に初めて訪れたあたりの18歳のころまで若返っており、記憶もその頃まで巻き戻っているようだった。
もちろん、胡太朗のことを知らない正隆。
それだけじゃなく、当時の正隆は今よりもずっと自己肯定感が低く、十二支たちのためならば何でも差し出せるというほど低い姿勢で…?
胡太朗は、そんな正隆を見て辛くなってしまう。
正隆を元に戻すため、十二支たちは早急に集まって話し合いを始めた。
その結果でた結論は…?
「胡太朗…その…俺とお前が交わる必要がある」
虹悦はすごく言いづらそうに、胡太朗に告げてきた。
正隆を元の姿に戻すため、まさかの虹悦とのセックスを求められる胡太朗。
だが、そんなことが許せなかった猫の神使のコマは、胡太朗が抱かれるくらいなら自分が虹悦に抱かれるなんて提案して…?
誰が抱かれるべきなのかの騒ぎが大きくなって、ドタバタとしていくお休み処。
正隆は無事に、元の姿に戻ることは出来るのか…?
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十二支色恋草子 蜜月の章 4巻を読んだ感想
今回のお話は虹悦が登場すると知って、読み始めからワクワクしました。
トラブルメーカーの虹悦なら何か事件を起こしてくれると期待していたんです(笑)。
早速、正隆のことを18歳頃まで若替えらせてしまうなんて事件を引き起こす虹悦。
若い正隆が初々しくて可愛いかったし、そんな事件に周囲が振り回されるのも痛快で面白かったです!
ちなみに胡太朗はいろいろあって、この若い正隆とセックスすることになってしまいます><!
いつもと少し違う(胡太朗の浮気を楽しめるような)エッチシーンで、目が離せないドキドキの展開でした❤️
一方で、コマが胡太朗の代わりに虹悦に抱かれるなんて口走ったシーンでは、コマに片思いをしている犬の颯助が反対します。
颯助はコマを誰にも取られたくないと、分からせるようにマーキングを❤️
颯助の嫉妬深さが楽しめて、こちらも最高でしたね。
お話が進むごとに、少しずつ関係を縮めていくコマと颯助が健気すぎます!
そんななかでも今回の見どころは、正隆よりも1つ前の宮司である中村秀一の登場です。
どこか正隆と胡太朗の関係を羨んでいるような秀一。
というのも秀一は宮司であった当時、鳩の神使である八尋に惹かれ…今現在は宮司を辞めさせられた立場でした。
腹黒そうで、いろいろ手ごわそうに思える秀一ですが…実はめっちゃくちゃピュアな人物でもありました。
そのため、八尋と結ばれながらも現在までセックスも出来なくて…?
八尋のことを大切に思いすぎるあまりヘタレになってしまった秀一と、そんな秀一にずっとやきもきしている八尋の関係が本当に可愛すぎました><!
基本あまあま全開の本作ですが、シリアスなシーンも散りばめられています。
正隆がお休みどころに来る前は閉じ込められていたように、宮司に選ばれる者はいろいろ苦しい思いをしている者たちも多い様子です。
切ない過去を背負うものたち…
あまあま雰囲気とのバランスが絶妙で、楽しめました。
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次巻の感想は以下の記事から