BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
束原さき「Powder Snow Melancholy」1巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
ドタバタな展開にドキドキしたい人
切なめの拗らせ愛にときめきたい人
一途な恋模様にきゅんきゅんしたい人
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Powder Snow Melancholy『カップリング』
寡黙なイケメン × チャラいイケメン(大学生同士)
Powder Snow Melancholy『BLジャンル』
執着攻め
寡黙攻め
クーデレ攻め
イケメン攻め
黒髪攻め
チャラ男受け
ワンコ受け
ノンケ受け
強気受け
一途
あまあま
Powder Snow Melancholy 1巻【あらすじネタバレ】まとめ
主人公・梁井は大学のミスターコンテストNo.2のチャラめのイケメンで、女の子が大好きだった。
合コンにも積極的に参加したし、この日は出来もしないスノボ旅行に「女子にモテるため」という目的で参加。
しかしその旅行で、ミスターコンテストNo.1のクールなイケメン・成川とペアを組まされることに!
成川はライセンス所持者なため、一緒に回れば初心者の梁井の下手さが際立ってしまい、結果として女子にモテない可能性が高い。
だから梁井は成川と回るのが嫌だったし、前々から成川には嫌われていると思っていた。
成川はこれまでにも、梁井が参加する合コンには毎度やってきて、女の子をかっさらっていったのだ。
嫌がらせを受けているとしか思えなかった。
だけどいざスノボが始まってしまえば、成川は教えるのが上手かった。
梁井は3時間もあれば初心者コースを難なく滑れるまでに腕を上げていたが、ゲレンデの乾燥と紫外線は凄まじく、唇は血がにじむほどカサカサになっていた。
それをみた成川は梁井の唇にリップを塗ってくれた。
そして、その後キスまでしてきた。
成川は「リップ分けてもらっただけ」と言ってひょうひょうとしていたが、触れるだけのキスではなくて舌まで入ってきていたため、梁井の心臓はバクバク!
梁井は自分だけ意識しているのが恥ずかしくて、上級コースに着くなり逃げるように滑り降りた。
吹雪で視界の悪い中、成川の注意も聞かずに滑走。
いつの間にか立ち入り禁止エリアに入ってしまう。
少し先には、ガケが迫っていた。
慌てて止まろうとするが、不慣れな梁井は上手く出来ずに滑り続けてしまう。
落ちる…!!!という恐怖に身が竦んだ直後。
ギリギリの所で成川が、身体を張って抱き寄せてくれた。
ガケまであと数センチという、本当に落下寸前のところだった。
九死に一生を得た梁井だが、成川はこのときの無茶が原因できき手を負傷。
梁井は責任を感じて、成川の食事から風呂まで面倒を見ることに!
2人きりの時間が長くなるにつれて、成川はどんどんおかしくなっていく。
梁井にキスをするし、乳首に触れたり梁井のものを咥えてきたり、オナニーして見せろと言い出したりと無茶苦茶。
かと思えばしおらしく「梁井…そんなに俺の事嫌い?」と言って、梁井のお尻に指を這わせてきて…?!
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Powder Snow Melancholy 1巻を読んだ感想
この漫画は、ひとつの恋をとても丁寧に描いています!!
心理描写メインな方にとっては最高の内容です。
そうでない方にとっても最高の内容です。
なぜなら、梁井が流され易くて、サックリと成川に抱かれてしまうのです。
だからといって梁井が何も考えていないかと言うと、まったくそうではありません!
前半は梁井視点で進むので、成川と梁井の関係は同じ大学の同級生なだけで、関係がとても希薄であることが描かれています。
にも関わらず、読んでいると腐女子センサーが「成川は梁井に惚れている」と告げてきます(笑)。
そして成川視点に入ると予想通り!
成川は梁井のことが大好きなんです。
ずっと前から好きで、梁井と少しでも近づきたくて一生懸命なんです。
だけど成川はクールで寡黙なイケメンなので、なかなか伝わらずに梁井から誤解されている・・・というとてもオイシイ状態なんです!
成川がスキー場で梁井を助けたことで、二人の距離は急接近しました。
ここから成川は、一気に梁井のことを落としにかかります。
成川の梁井への気持ちの伝え方が、とても誠実。
「少しは俺のこと苦手じゃなくなった?」
「大学で俺に会っても避けてただろ。話するきっかけがあんまなかった…」
成川は真面目な顔をして、クールなくせにめちゃくちゃ喋るんです。
全ページを通して、成川がこんなに積極的に喋ったのって多分、ここだけです。
めちゃくちゃ一生懸命、梁井に気持ちを伝えるんです。
一瞬読んでいて、ワンコ攻めかとも思いました。
しかしそこから進むこと約4ページ、成川は梁井に襲いかかります!
ワンコ攻めじゃありませんでした、オオカミでした、最高でした(笑)。
梁井は流されやすい子でチャラいんですけど、とても素直でいい子です。
成川の気持ちを受けて、ちゃんと成川に向き合おうとします。
2人だけでもう一度スノボに行くことになり、梁井は成川の家でスノボ用具を見せてもらうことになるんですけど、そこで過去のミスターコンテストのDVDを見つけるんです。
それをきっかけに、梁井はすっかり忘れていた成川との出逢いを思い出します。
同時に、DVDのディスクが傷だらけなことにも気づいてしまうんです。
次々と明らかになる成川の一途な気持ちに、とても切なくてきゅんとしました。
成川は手が早いのがたまにキズですが、間違いなくいい男です。
『合コンに行って何をするでもなく、俺は自分には向けてもらえない梁井の笑顔を見てた』という成川の心中がもう、泣けるくらいに切なくて!
梁井は梁井で成川とのことをどうするか真剣に悩んでいるんですけど、それは読んでいて痛いくらいわかるんですけど。
早く成川の気持ちが報われて欲しい!と焦れったくなりました。
作者・束原さきさんのデビューコミックスですが、とてもそうとは思えない素晴らしいストーリーとキャラ設定でした。
全2巻に渡って、二人が社会人になってからのお話も描かれています。
2巻では成川がスノーボードでプロ契約を結ぶ可能性が出てきて、カナダの強化キャンプに行く行かないで大騒ぎの胸キュン展開を迎えます。
「2人がちゃんと思い合っていることが分かるストーリーが良い」という心理描写メインな読者さんも、「ある程度テンポ良く進むストーリーが良い」という読者さんも大満足の流れなのです。
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2巻の感想は以下の記事から