BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
夏下冬「私立帝城学園-四逸-」1巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
しっかりと作り込まれた世界観のある作品を読みたい人
一味違う学園ものBLを読みたい人
アダルティーな雰囲気漂う、学園ものBLを読みたい人
制服・スーツフェチの人

- eBookJapan◀︎70%OFFクーポン×6回分配布中
- Amazon◀︎Kindle版・紙版/購入選べる
- シーモア◀︎新規会員登録で70%OFF
- Renta!◀︎腐女子利用率No.1!BLレンタルあり
私立帝城学園-四逸-『カップリング』
※元恋人同士
先輩(学問の四逸・α) × 後輩(ワンコ・Ω)
先輩(運動の四逸・α) × 後輩(ビッチ・Ω)
先輩(道徳の四逸・α) × 後輩(男前・α)
私立帝城学園-四逸-『BLジャンル』
制服
スーツ
男前攻め(那治)
寡黙攻め(那治)
硬派攻め(葵木)
男前攻め(葵木)
ヤチリン攻め(蓮宮)
陽キャ攻め(蓮宮)
ワンコ受け(春太)
一途受け(春太)
健気受け(春太)
オメガバース
お金持ち
元恋人同士
エロ少なめ
私立帝城学園-四逸- 1巻【あらすじネタバレ】まとめ
この漫画はオメガバース作品です。
オメガバースとは?
BL界で確立されたジャンルのひとつ。
男女の性別の他に、「α(アルファ)」「β(ベータ)」「Ω(オメガ)」という3つに分類され、性別とはまた別の性が存在する物語上の設定。
- α・・・容姿端麗・頭脳明晰で、社会的地位の高い人たちのほとんどがα。立ち回り的に「攻め」になることがほとんど
- β・・・人口の割合で一番多く、一般的な人種
- Ω・・・繁殖能力に非常に長けた人種。社会的地位が低い。男性でも妊娠可能で、立ち回り的に「受け」になることがほとんど
私立帝城学園。
帝城学園の卒業生の多くは、政界、財界、法曹界、学術、文芸界、エンターテイメント界など、様々な分野で活躍する人物ばかりだった。
一条春太(Ω)と永南那治(α)は、恋人同士だった。
ところが、那治は帝城学園を入学することを機に、春太に別れを切り出した。
那治は代々続く政治家の家系で、自らも政界に進むことを期待されていたからだ。
春太は別れても那治を支えたいという一心で、自らも帝城学園に入学をすることに決めた。
那治を追って無事に帝城学園に入学することができた春太だが、帝城は春太の常識を超えたセレブリティの揃うエリート校だった。
帝城学園には、四逸(しいつ)という人物が存在する。
四逸とは、「学問」「運動」「芸術」「道徳」の4つの分野に分かれて、それぞれの分野で優秀な生徒が一人ずつ選ばれる仕組みだった。
四逸は生徒会とはまた別にある学園の伝統的な集団で、カリスマ的な人気を誇っていた。
運動代表は、アーチェリー部の主将・椿幸高
芸術代表は、歌舞伎の名門の跡取り息子菊池晃央
学問代表は、葵木啓文
道徳代表は、蓮宮博州(四逸の会長でもある)
現在の帝城学園の四逸は、以上の4人で構成されていた。
帝城学園では、毎年恒例の生誕祭が開催される。
内容はダンスパーティーなのだが、社交界デビューに向けての予行練習も兼ねているのだ。
早速春太は、パートナーとして那治を誘うのだが、2人がパートナーになることは不可能だった。
なぜなら、1年生は3年生とペアを組まなければならない決まりになっているからだ。
ショックを受ける春太だが、新聞部の那治は四逸に生誕祭に関するインタビューを取りに行くとのことだったので、春太は同行することにした。
ここで初めて、春太は四逸と対面することになる。
四逸のメンバーの存在感に圧倒される春太なのだが、唯一他の四逸とは違う雰囲気の男が、学問代表の葵木だった。
その後春太は、葵木と深く関わりを持つようになるのだが!?

- eBookJapan◀︎70%OFFクーポン×6回分配布中
- Amazon◀︎Kindle版・紙版/購入選べる
- シーモア◀︎新規会員登録で70%OFF
- Renta!◀︎腐女子利用率No.1!BLレンタルあり
私立帝城学園-四逸- 1巻を読んだ感想
いや〜めちゃくちゃ内容の濃い作品でした。
設定や構成がめちゃくちゃ作り込まれていて、ここですべてを語り尽くせないくらいに細密です。
唯一無二の世界観というか、シリーズ物として今後もとても期待できる作品ですね。
とあるエリート名門校を舞台にした作品なので、「学園ものBL」とも言えるのですが、登場するキャラクターがみんな大人びていて、とても高校生には見えません(笑)。
(大学生くらいの設定の方が、しっくりくると思います。)
学園の制服も、スーツをモチーフにしたような凝ったおしゃれな作りになっているので、スーツに萌える方にはたまらないビジュアルをしていますね。
そして何より、作品全体を包む世界観が独特!!
エリート・上層社会の雰囲気が漂う中、少しだけ耽美的な空気を匂わしつつ、規律の中にほんのりとエロが潜んでいるような・・・。
言葉で表現するのが難しいのですが、唯一無二の独特なオーラのようなものを感じ取ることができました。
作り込まれた世界観と登場人物がエリートばかりなので、小難しい印象を抱きがちなんですが、主人公の春太が庶民的で親しみやすく、とても良い緩和剤になっています。
周囲の誰もが四逸を慕う中、自分とは別世界の人物と思い春太は四逸に興味を示しません。
春太の中での一番は、元恋人の那治だけなんです。
しかし那治は、家庭の事情のため春太と別れて友人関係になります。
それでも春太は、那治を諦めてはいないのですが、四逸の一人ある葵木の登場で、状況が少しずつ変わっていきます。
葵木は他の四逸とは違い、派手さもなく落ち着いていて、少しお堅い感じです。
性格も真面目で誠実で、まさにスパダリ要素を十分に兼ね備えた人物なんです!!
1巻時点では那治×春太色が強いのですが、葵木×春太と蓮宮(四逸の会長)×那治というシャッフルの可能性も十分に考えられる方向に転換しているようにも見えます。
そのほかにも、春太のルームメイトであるビッチなΩ・辻と、四逸の椿も関係が進んでいくのではないかと、様々な考察ができるのですが、1巻時点ではまったく予想ができませんね・・・。
最終的にどのカップリングに収まるのかは、次巻以降見ものですね!
オメガバース作品が好きな人はもちろん、スーツが大好きな人、イケメンだらけの学園ものBLが好きな人、ちょっと耽美的な匂いのする作品を読んでみたい人にはきっと刺さる作品だと思います。
『奥様はα』のその後のストーリーも同時時収録されているので、こちらの内容も必見です!
しっかりと作り込まれた世界観のある作品を読みたい人
一味違う学園ものBLを読みたい人
アダルティーな雰囲気漂う、学園ものBLを読みたい人
制服・スーツフェチの人

- eBookJapan◀︎70%OFFクーポン×6回分配布中
- Amazon◀︎Kindle版・紙版/購入選べる
- シーモア◀︎新規会員登録で70%OFF
- Renta!◀︎腐女子利用率No.1!BLレンタルあり
2巻の感想は以下の記事から
