男前受け

やまない不幸の終わらせ方/緒川千世(ネタバレ・感想)シリーズ4作目!男同士の恋愛のその先は…!?両親への挨拶と波乱の展開!

ライラ
ライラ
こんにちは、BL歴25年のライラです
BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!

緒川千世「やまない不幸の終わらせ方」のネタバレ込みの感想をご紹介します。

このBLをおすすめできる人
  • 切ないトーンのストーリーが好きな人
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当記事はネタバレ込みの内容になっているので、ご注意ください!

 

やまない不幸の終わらせ方『カップリング』

社会人
×
社会人(広告代理店勤務)

清竹(攻)

ワンコ
男前
スーツ

隆之(受)

健気
腹黒
一途
男前
スーツ

大学生
×
大学生

隆太(攻)

大学生
男前
硬派
ほだされ

三城(受)

大学生
やんちゃ
強気

ライラ
ライラ
2カップル登場します!

 

やまない不幸の終わらせ方『BLジャンル』

同級生
あまあま
すれ違い
恋人同士

ライラ
ライラ
誤算で不幸な恋話』のその後の話が楽しめます!

 

やまない不幸の終わらせ方【あらすじネタバレ】まとめ

前巻の感想は以下の記事から

誤算で不幸な恋話/緒川千世(ネタバレ・感想)人気カップル達のその後が読める!!恋人同士のイチャあまをたっぷり堪能できます 緒川千世「誤算で不幸な恋話」のネタバレ込みの感想をご紹介します。 誤算...

烏童隆之は絶望的だった長年の片思いを成就させ、 社会人になっても清竹誠司と恋人関係を続けていた。

清竹は小さくて可愛い女の子が好きな、普通の男だった。
それでも隆之の気持ちを受け入れてくれた。

元々ノンケの清竹は、男同士の恋愛がどれだけ風当たりが強いかを知らない。
だから隆之は、2人の関係を秘密にしたいと言った。

隣で変わらず笑っていてほしいから、どんな手を使ってでも隆之は清竹を守ると心に誓っていた。

だから学歴・会社・肩書き・年収・人望・人脈… なんでもいいから自分たちを否定する者たちが現れた時の武器を集めている最中だった。

 

8月、隆之は清竹と休みを合わせて旅行にやってきた。
2人きりのはずだったのだが、弟・隆太とその恋人・三城も一緒だった。

温泉と海水浴を兼ねて、4人は熱海にやってきた。

イケメンぞろいの面々なので、4人はビーチでも目立った。

海水が苦手な隆之は、泳がずに荷物番をしていたのだが、女性が逆ナンをしてきた。

そんな様子を見た清竹は、女性たちに「そうゆう目的で来たんじゃないから」と隆之に助け船を出した。

隆之は嬉しかった。

 

しばらく海を楽しんだ4人。

隆之と清竹はチェックインをしてくるということで、先にホテルに行くことに。

するとそこに、清竹の両親がいた。

隆之と隆太が一緒に旅行に行くという知らせを聞いて、居ても立っても居られなくなって自分たちも熱海に来たと言う。

 

隆之は両親に清竹のことを「友達」と言って紹介した。

もちろんいずれは両親に清竹のことを紹介する予定ではいたのだが、突然すぎて濁してしまったのだ。

そのことで清竹は不機嫌になってしまうのだが!?

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やまない不幸の終わらせ方を読んだ感想

誤算のハート』では、烏童(弟)×三城の青春いっぱいの恋愛を。
終わらない不幸についての話』では、清竹×烏童(兄)の長年の一途な恋模様を。

こちら2作品に登場したメインカップルのその後を描いたのが前作『誤算で不幸な恋話』。

さらに今作では、もう一歩進んだ2カップルの様子が描かれていました。

 

男同士の恋愛は、結婚というゴールが約束されている訳ではないません。
戸籍上で夫婦になることは無理だし、子供を作ることもできません。

これらの現実から男同士の未来に関して悲観的に捉えるも、パートナーと共に困難を乗り越えていく過程は、読んでいるこちらも心動かされるものがあります。

男同士の恋愛ならではの焦ったさや切なさを体感できるのは、BLを読む醍醐味のひとつではないでしょうか。

 

さて、本作でもいよいよ清竹×隆之がそんな局面を迎えます。

烏童家は割とフラットなので、隆之の取り越し苦労と思えるほど、トントン拍子に2人の交際が認められましたが、問題は清竹家。

清竹の地元は、周囲が田んぼだらけのド田舎。

清竹の父はぶっきらぼうな人見知り、祖父は昔気質な考え方が強い、母親は明るい性格をしているのですが、田舎の主婦なので息子が男の恋人を連れてくるなんて1mmも想像していません。

都会でも同性愛OKという風潮はまだまだ難しい問題なのに、田舎は尚更。
清竹と隆之の関係は異質であり、あってはならないのです。

清竹母が倒れたということで、挨拶も兼ねて清竹家に赴いた隆之ですが、想像以上に現実が厳しすぎて挫折してしまいます。

 

挨拶もままならないまま清竹家を去り、そのまま清竹とも別れの道を選ぼうとします。

自分と付き合うことで清竹が家族を失ってしまうこと、清竹は元々ノンケなので女性と結婚して幸せな人生を送ってほしいこと… などといった葛藤から、隆之は清竹から身を引くのです。

 

しかし清竹は、自分の気持ちを蔑ろにし、身を引こうとする隆之に納得いきません。

隆之は長年清竹のことが好きだった分、好きの重さの比重が自分の方が重いと思い込んでいると思うんですよ。

だから清竹に対してものすごく慎重になり、自分自身の気持ちよりも清竹の気持ちを優先しちゃいます。

これってある意味、清竹に対しても失礼になるんじゃないかなと思います。

実家挨拶のこともそうですが、隆之は一人で考え込んで身を引こうとするのですが、清竹の気持ちを決めつけていると同等なことにもなるので、清竹が怒るのも納得いきます。

相手のためを思えることは隆之の良い部分でもあるのですが、やっぱり恋人なら2人で悩んで答えを出してほしいなと思うのです。

 

そんなこんなで男同士の恋愛の“その先”を巡る内容が繰り広げられており、切ない展開が目白押しでした。

意外にも隆太×三城の方がその辺がしっかりしているかもしれません。

お互いの両親には、もう既に紹介済みですからね(笑)。

男同士の恋愛の「幸せ」とはなんなのか…
切なさと甘さを含みながら、改めて考えさせられる作品でした。

ライラ
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気になる人は、『終わらない不幸についての話』と合わせて読んでみてください!
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