BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました！
橋本あおい「between the sheets～ビトウィーン・ザ・シーツ～」のネタバレ込みの感想をご紹介します。
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between the sheets～ビトウィーン・ザ・シーツ～『カップリング』
スパダリ社長 × バー経営（バーテンダー）
between the sheets～ビトウィーン・ザ・シーツ～『BLジャンル』
スパダリ攻め
男前攻め
執着攻め
ツンデレ受け
美人受け
あまあま
コミカル
年の差
少女漫画のような王道展開に萌えないわけがありません！
between the sheets～ビトウィーン・ザ・シーツ～【あらすじネタバレ】まとめ
外資系ホテルグループの社長をしている一瀬は、最近お気に入りのバーを見つけて、足しげく通っている。
出される酒がうまいことはもちろんだが、一瀬はオーナーでありバーテンの青葉高史のことが気になっていた。
一瀬はいつも挨拶のように高史をデートに誘い口説いているのだが、高史は難攻不落。
なかなか客の誘いには乗らなかった。
今日もいつものように、一瀬は高史を口説く。
予約がなかなか取れないレストランに誘うのだが・・・いつものように華麗に高史に交わされる・・・？と思いきや、今回は誘いに乗ってくれたのだ。
高史は、一介のバーテンが予約が取れない有名レストランで食事ができる機会なんてないだろうと、自身の勉強も兼ねて誘いに乗ったとのことだった。
一瀬の誘いに乗ったということは・・・もちろん食事だけで終わるはずがなく、そのまま2人は体の関係を結ぶのだった。
一瀬はたまらなかった。
高史のバーでの澄ました表情と、ベットでの欲に濡れた瞳が・・・そのギャップを知った一瀬は、ますます高史にのめり込んでいくのだった。
ところが、次に一瀬が高史のバーへ行った時、高史の態度に違和感を覚える。
一瀬との間に壁を置かれているみたいで、拒絶を感じてしまうほどだった。
そんな矢先、高史のバーに高史のことを下の名前で呼ぶ親しげな男が現れ、一瀬の嫉妬心に火がつくのだが！？
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between the sheets～ビトウィーン・ザ・シーツ～を読んだ感想
橋本あおい先生は、スパダリな年上攻めを描かれる印象が強いのですが、今回もまたとんでもないスパダリ男を描き切ってくれました！
攻めの一瀬は、顔がカッコよくて、超お金持ちで、外資系ホテルの社長をしているというとんでもないスペックの持ち主です！
しかも恋愛の酸いも甘いも知り尽くしたような・・・「大人の男性」のアダルティーな色気がムンムンに漂う、完璧な男なんです。
もし現実で目の前にこんな人が現れたら、私は萎縮しまくってそそくさとその場から逃げてしまうと思います（苦笑）。
漫画の中のキャラクターにも関わらず、そのくらい一瀬は「できるイイ男」としてのオーラを全身に纏っています。
私は基本的には年下攻め推しなんですが、「大人の余裕たっぷり、包容力たっぷりの年上攻めに転がされるのも良いかも・・・」と、しみじみと感じてしまいました。
いやもう、一瀬は反則ですよね！
ずるい！
「こんな完璧すぎるスパダリ男に落ちない相手なんていない！」と思ったのですが、受けの高史はやってくれます。
高史は流れで一瀬と一夜限りの関係を結んでしまうのですが、一瀬の口説きをスマートにかわしていきます。
一瀬は少女漫画のように、バラの花束を持参して口説いたり、色んな貢物を献上したり、歯も浮くような口説き文句をサラッと言って高史を落としにかかるのですが、高史は一向になびきません！！
一瀬もすごいですが、高史もすごいです！！！
2人のやり取りは、恋愛上級者同士のたわいもない駆け引きのようで、ただただ上質な恋愛映画を見ているかのように見守っていました。
・・・しかし、物語が進むにつれて、一瀬や高史の人間臭い欠点（弱点）のようなものが見えてきます。
一瀬は、高史のことになると執着質になり、周りが見えなくなります。
高史は、余裕そうに見えて実は一瀬に対しての想いがいっぱいいっぱいということも分かります。
なかなか一瀬のことを好きだと認めない、見事なツンデレを発揮してくれます。
まさに少女漫画に出てくる王子様のような一瀬と、照れながらも一瀬の愛を一心に受ける高史は、本当にナイスカップルだと思いました。
一瀬がとにかく高史に甘いので、作品全体の雰囲気も終始あまあまです。
くっつきそうでくっつかないあま〜い関係を心ゆくまで堪能できるので、読後には最高の幸福感と癒しを得ることができます。
是非みなさんも、脳が蕩けるような甘さと、上質で色気のあるアダルトな恋愛模様に心揺さぶられてください
なお、本作は人気作品のためシリーズ化されており、続刊も次々と刊行されていますので、そちらもチェックしてみてください！
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次巻の感想は以下の記事から
