スカウト × ニート
攻め受けの過去が陰鬱
BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
おげれつたなか「ハッピー・オブ・ジ・エンド」2巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
- ストーリー・心理描写重視の作品を読みたい人
- シリアスでダークなテイストが好きな人
- ミステリアスな空気感漂うドキドキハラハラする作品を読みたい人
- イケメン同士の絡みに萌えたい人

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ハッピー・オブ・ジ・エンド『カップリング』
スカウトマン
×
人生底辺ヒモカス男
クール
ミステリアス
強気
ほだされ
黒髪
クズ
やんちゃ
健気
ゲイ
ハッピー・オブ・ジ・エンド『BLジャンル』
あまあま
切ない
同居
恋人同士
過去に訳あり
トラウマ
ダーク
ストリー重視の作品なので、読み応えがバッチリです!
ハッピー・オブ・ジ・エンド 2巻【あらすじネタバレ】まとめ
前巻の感想は以下の記事から

最悪の出会いを経て、行き場のない千紘が浩然の元に居候をして始まった共同生活。
何かから逃げるように繰り返される引越しの中、浩然が初めて見せる表情やしぐさに戸惑う千紘だったが心の距離が近づき、触れ合いにも甘さが混じる。
気持ちを確かめ合ったふたりは身体だけでなく心も重ね映画館デートをしたり、プレゼントをもらったりと、“普通の恋人”らしい穏やかな時間を過ごす日々。
そんなふたりの前にひょっこり現れた男・マヤ。
家を転々とし逃げ回るほど会いたくなかった相手を前に動揺を隠せないでいる浩然だったが!?
「俺がいなきゃ生きていけなくなってくれ」
「……もうなってる」
痛みを抱えながら生きてきたふたり。
背中を寄せ合うように過ごす“普通の幸せ”。
束の間の平穏。

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ハッピー・オブ・ジ・エンド 2巻を読んだ感想
待ってました〜第2巻!
前巻では浩然と千紘が両想いになって幕を閉じたのですが、2巻冒頭では浩然の口から「彼氏」発言が飛び出たものですから、もうキュン死するかと思いました><!
「付き合ってる?恋人同士?」みたいな曖昧な関係だったのでしょうが、浩然の方から恋人宣言してたので、千紘も堪らないものがあったでしょう❤️
1巻と比べ物にならないくらいに浩然が優しくなり、クーデレのデレ部分が全開です(笑)。
千紘は相変わらず可愛いし、もうどこからどう見てもお似合いのバカップルなんですね❤️
1巻以上にあまあまセックスもたくさん堪能できて、読んでいる私も最高の時間を過ごせました❤️
2巻で一番印象に残っているシーンは、恋人宣言後に初めて2人で体を合わせるシーン。
浩然は昔の仕事のせいで身体中傷だらけのため、今までセックス中も着衣のままでした。
でも千紘に「服脱いで」と言われ服を脱ぎ、身体の傷を露わにします。
千紘はそんな浩然の傷を見てもなんとも思わないどころか「暖かい」と浩然を抱きしめます。
すべてを受け入れ、千紘の優しさとあたたかさに感極まった浩然は、思わず涙ぐんで千紘に改めて「好きだ」と伝えます。
私もこのシーンでつられて号泣><!
浩然の過去も丸ごと包み込むような千紘に聖母のような優しさを感じたわけですが、でも千紘の性格からして聖母みなんてまったく感じられません(笑)。
千紘は“浩然だから”すべてを受け入れた…コレに尽きるんだろうな〜と伝わるものがありました。
お互いがお互いを必要とし、すべてを愛おしく思い受け入れる…
なんて尊い関係性なんでしょうか><!
そんな2人を見ていると泣かずにはいられないし、心の底から応援したくなりました。
一見すると恋人になってあまあま蜜月期を過ごしている浩然と千紘なんですが、現実はそんな平和な空気ではありません。
過去に闇堕ちした浩然のトラウマの元凶となる男・マヤが登場し、波乱の予感・・・
浩然が引越しを繰り返すのもマヤから逃げるためであり、マヤは浩然の過去を知る上でキーパーソンなんですね。
まだ大きな波乱には至ってないのですが(3巻に続く)、幸せの絶頂にあった浩然が過去が起因して辛い現実に戻されてしまうシーンは不憫で仕方ありませんでした。
生に執着がなかった浩然が、千紘と出会い、生きる幸せを噛み締めている真っ最中…
昔以上にマヤと対峙することが怖いはずです。
しかし、心の底から幸せになるにはマヤと決別しなければならない運命が待っているのです。
詳しくは3巻で描かれると思いますが、浩然の過去がドス黒いだけに心身ともに早く幸せになってほしいと願わずにはいられませんでした。
ちなみにマヤという男は、めちゃヤベェやつです。
見た目は小柄でひ弱そうなんですが、いわゆるヤク中で感情の起伏が激しくて…人を物みたいに扱うというか、多分簡単に人を●せるタイプの男ですね。
3巻クライマックスでは、千紘とマヤが接近!
もう波乱の予感しかしない><!
2巻は波乱がありつつもあまあま&平穏な浩然と千紘の様子を拝めたので、次巻の急展開を早く見たいような見たくないような・・・
浩然と千紘に幸せな未来が待っていますように!
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次巻の感想は以下の記事から
