BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
りゆま加奈「狼の花嫁」4巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
- ファンタジーBL・民族BLが好きな人
- 「半陰陽」という珍しい設定の作品を読みたい人
- ドキドキハラハラするストーリー重視の作品を読みたい人
- 健気すぎる受けが大好きな人
- 男前な攻めに萌えたい人
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狼の花嫁『カップリング』
狼の国の第二王子
×
西国の第六王子(妾の子)
男前
寡黙
硬派
黒髪
健気
不憫
地味
おすすめします!!!
狼の花嫁『BLジャンル』
民族
異国
シリアス
切ない
泣ける
政略結婚
エロなし
泣けるBLをお探しの方は是非!
狼の花嫁 4巻【あらすじネタバレ】まとめ
3巻の感想は以下の記事から
西の国との戦争がはじまり、ゼスは戦地に赴いた。
ルーイは王宮でゼスの帰りを待つことに。
ルーイが半陰陽であること、そしてルーイの兄でもあるアズラクのせいで戦争が勃発してしまったことが起因して、王宮内ではルーイを排斥しようとする声が広がるようになった。
いつもの時間に朝餉が運ばれてこないことに違和感を覚えるルーイと侍男。
ほどなくして、男たちが数名許可なくルーイの部屋に入ってきた。
「お前たちにはこの部屋から移動してもらう」
と厳しい表情で言った。
国王の命令と言い、ルーイは牢屋に連れていかれることになった。
連行中、ルーイには冷たい視線が刺さる。
「全部あんたのせい」と父親が戦争に行かなければならなくなった侍女がルーイに向かって言う。
自分の無力さにルーイは謝るしか出来なかった。
騒動を聞きつけたユルールが止めに入るが、国王の判断ということで効力はない。
するとこそに、第一王子・ハシ(ゼスの兄)がやってきて、「何でもする」というルーイをとある場所に連れていくのだが・・・!?
大切なものを守り戦う、怒涛の第4巻。
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狼の花嫁 4巻を読んだ感想
ルーイの兄・アズラクの画策により国同士の戦争に発展!
3巻に引き続き、4巻も手に汗握る展開が目白押しでした。
アズラクにより、ルーイが半陰陽であることが周囲にもバレてしまい、その上アズラクが戦争の引き金になってしまったので、王宮内のルーイの待遇は一気に変わります。
周囲のアタリもキツくなり、冷たい目を向けられるようになります。
・・・ルーイはなぜにこんなにも不憫な子なのでしょう。
故郷でも第六王子とは名ばかりの隠された存在と冷遇されてきて、それはもう可哀そうな生い立ちの子です。
狼の国に嫁ぎゼスと出会い、少しずつですがルーイにも幸せで平穏な日常が訪れていたのですが・・・
運命は残酷で、嫁ぎ先でもまた人々に蔑まされる存在になってしまうのです><。
王(ゼスの父)の命令により、ルーイは牢屋に入れられることになります。
※ゼスは出兵しているので、ルーイの処遇を知りません・・・
4巻のキーパーソンは、ゼスの兄であり第一王子のハシ。
王はルーイを投獄するように命令したのですが、ハシの判断で投獄は免れます。
投獄は免れたものの、ルーイは戦争でケガをした兵士たちを看護する部屋に雑用として配属されます。
正直、牢屋でおとなしくしていた方がマシなんじゃ?と思えるくらいに過酷な労働環境ということは言うまでもありません。
立場上は第二王子夫人。
雑用をやらせるなんてあり得ないことなんですが、ルーイはそこで初めて色んなことを学びます。
隠された存在だったとはいえ、ルーイは母国では衣食住の保証がされた生活を送っていたし、働くことなんてしたこともありません。
狼の国に来てからも、庶民の生活とは程遠い暮らしは相変わらずでした。
いわば世間知らずな部分もあったため、戦争という残酷な現実を見せる意味でもハシはルーイを看護班に配属したのです。
ルーイはいい子なので、嫌な顔ひとつせずに懸命にケガ人のお世話をします。
どんな汚れ仕事もするし、死を迎えるだけのけが人たちを献身的に支えます。(ナイチンゲール!)
そんなルーイを姿の見て心を動かされる人もポロポロ出てきます。
控えめで根が優しくて素朴で・・・
本当にルーイが健気ないい子過ぎて、涙が止まらなくなりました。
ルーイはこれらの経験を通して、また精神的に成長していきます。
しなやかで控えめなのに芯に光る凛とした美しさが加わったルーイは、1巻当初のように自虐史観が強くて陰気な雰囲気はまったくありませんでした。
4巻では残念ながら、ゼスとルーイのやり取りが拝見できません。
ゼスは戦地に、ルーイは城でゼスを待っているから、2人は離れ離れなのです。
でもきっと、ゼスとルーイがまた再会する頃には、今よりもっと美しくも凛々しくなったルーイの姿が見れることでしょう。
今からルーイの成長が楽しみで仕方ありません。
(4巻はエロシーンも一切ない、かなりシリアスな内容でした・・・)
4巻終盤では、アズラクが狼の国にやってきた真の理由が分かり、それを知ったハシが人質のアズラクを西の国に返そうとします。
詳しくはネタバレになるので控えますが、アズラクが西の国に送還されても待っているのは「死」。
王位継承者なのに、現国王の怒りをかってしまったアズラクは、祖国に戻っても死しか待っていないのです。
そんなアズラクを見て、ルーイはアズラクを独房から逃がすよう画策するのですが!?
果たして上手くいくのでしょうか。
5巻が楽しみすぎる!
手に汗握るドキドキな展開で幕を下ろしました。
そしてゼスは無事に狼の国に戻ってくることができるのか!!
はやくルーイと穏やかな夫婦生活を送ってほしいですね><。
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