BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
アマミヤ「ロマンスには程遠い」のネタバレ込みの感想をご紹介します。
- 一途な純愛ラブストーリーを楽しみたい人
- 紳士的な受け溺愛攻めが好きな人
- 長年の執着愛にドキドキしたい人
- ストーリー・心理描写を重視して読みたい人

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ロマンスには程遠い『カップリング』
元エリートの新入社員
×
先輩リーマン
一途
男前
天然
スーツ
平凡
ほだされ
スーツ
ロマンスには程遠い『BLジャンル』
ラブコメ
再会
あまあま
ロマンスには程遠い【あらすじネタバレ】まとめ
新は、小さな港町にあるIT会社で働いている。
最寄り駅は無人駅だし、コンビニは1軒しかないような田舎町。
新の勤めるビルも、潮風を受けてボロボロだった。
そんなさびれた職場にある日、イケメン新入社員・ルイスがやってくる。
ルイスは以前、イギリスの大手IT企業でSEとして働いていたそうで、社長は即採用を決めたとのこと。
しかし、この会社はバリバリのIT会社とは言い難く、アプリ開発やサイト運営のサポートなんかを細々と行っているだけだ。
ルイスのようなエリートがやりがいを感じられるとは、とても思えなかった。
新は不審に思いながらも、先輩社員として当たり障りなくルイスに接することに。
ところが、外国人であるルイスは挨拶として女性にハグをしたりキスをしたりと、かなりスキンシップが過剰だった。
放っておけば職場の風紀が乱れてしまうということで、ついつい新はルイスに構ってしまう。
そんな新に対しても、ルイスは「ラブリィ」などと不釣り合いな褒め言葉を吐く始末だ。
かと思えば、「郷に行っては郷に従え、だね!」などと古めかしい日本語を知っていたりする。
ルイスは生粋の日本好きで、日本語もペラペラで、日本にも詳しかった。
しかし日本の習慣にはそこまで馴染みがないようで、”ルイスの歓迎会”との名目で飲み会が始まっても、「アニメを見なきゃ」との理由で、さっさと帰ってしまった。
普通だったら、ありえない。
新だって飲み会は好きではないけれど、周囲に合わせて参加しているし、途中で抜けて帰宅するなんてことはとてもできない。
「Noと言えない日本人」であることを自覚している新にとって、ルイスの行動にはびっくりさせられた反面、好感を抱いた。
表裏のない様子は、見ていて気持ちのよいものだ。
同僚として上手くやっていけそうだと、思っていた。
しかし仕事をしていると時折、ルイスからの意味深な視線が突き刺さるようになっていく。
気になりつつも意識しないようにしていたある日、ルイスから、「俺のことを思い出さないのか」と問いかけられて…?!

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ロマンスには程遠いを読んだ感想
のどかな海沿いの町で繰り広げられる、外国人×日本人の再会ラブストーリーです!!
ルイスは青い瞳のイケメンで足も長く、当然田舎町では目立ちまくりのはず。
しかしとても人懐っこい人柄で、元エリートとあって仕事もできる男なんです。
まさにスパダリといってもいいくらいなのに、アニメを優先して飲み会を抜けるという残念さ…(笑)。
さらに、コンビニのおにぎりあるじゃないですか?
あの包みを一人で開けられなくて、新に開けてもらう…というかわいらしいシーンもあるんです♡
コンビニおにぎりをきれいに開けられないのって、“外国人あるある”ですよね(笑)。
ルイスってかっこいいんだけどかわいくて、どこか放っておけないような感じがあるんですよ。
そして先輩社員である新はまんまとルイスに構うようになり、ごくごく自然な感じで2人の距離感が縮まっていきます。
序盤からめちゃくちゃ純愛な感じがして、胸がキュンキュンしまくりでした♡
しかし、ルイスが「覚えてない?」と問いかけたところから、ストーリーは一変します。
実はこのお話、プロローグとして「あれは初恋だった」と、港で手をふる少年が描かれているんですよ。
まるで映画みたいな、なんともドラマチックな始まり方をするんです。
そして後半に行くにつれて、新の回想として「青い瞳は、俺の初恋だった」みたいな言葉が散りばめられています。
そんな新を煽るように、ルイスは怒涛のアプローチを開始!
なるほど、これぞ英国紳士…というような、どストレートな愛情表現が目白押しでした。
見ているこっちが恥ずかしくなるくらいの溺愛っぷり。
今作は、受け溺愛攻めが好きな人にはとくにおすすめです。
そしてエッチになると、一転して熱情的になるというギャップも最高でした!!
私は外国人攻め=アレがでかいんだろうな…という下世話な妄想をする習性があるんですが(笑)、そんな期待に違わぬ素晴らしい内容になっています。
「半分も入ってない」、みたいな文言が飛び出すほど濃密です。
全体的には純愛テイストでエロ要素は少なめなんですが、個人的にエロシーンのインパクトが強くて…。
かなり個人の主観ですが、エロ目当てな人にもおすすめしたいです(笑)。
もう、ページを捲るごとにワクワクが止まりませんでした!!
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- 紳士的な受け溺愛攻めが好きな人
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- ストーリー・心理描写を重視して読みたい人

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