BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
ヨネダコウ「囀る鳥は羽ばたかない」2巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
シリアスな展開が好きな人
ストーリー重視・心理描写重視の人
手に汗握るドキドキハラハラした作品を読みたい人
一度は読みたい名作中の名作が気になる人
劇場アニメ化・ドラマCD化されたBL人気作品を見たい人

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囀る鳥は羽ばたかない『カップリング』
ヤクザ(若頭の用心棒)
×
真誠会若頭
硬派
硬派
スーツ
美人
男前
強気
スーツ
囀る鳥は羽ばたかない『BLジャンル』
シリアス
ドキドキハラハラ
切ない
痛い
BL名作
神と賞賛され、BLファンなら一度は読んでおきたい作品です!
囀る鳥は羽ばたかない 2巻【あらすじネタバレ】まとめ
1巻の感想は以下の記事から

矢代は、勃つはずのない百目鬼のモノをしゃくることが好きだった。
百目鬼はインポのため、何をしても反応しない。
にも関わらず、矢代は定期的に百目鬼のモノをしゃくっていた。
今日も矢代は、警察官のコスプレをさせた百目鬼のモノをしゃくっていた。
もちろん百目鬼は無反応。
するとそこに、一人の部下が訪ねてきた。
矢代の腕利きの部下である七原が、松原組と揉めて負傷をしたらしい。
七原は、矢代の高校時代からの友人・影山の病院で手当てを受けているということで、矢代と百目鬼は病院に急いだ。
七原は、腹を負傷していたが、ピンピンして元気そうだった。
一方百目鬼は、初めて対面した影山を観察していた。
影山は、矢代の想い人だった。
「人間に惚れたのは、後にも先にも一度だけ」と矢代に言わしめた人物であるのだが・・・影山には久我という恋人がいるので、2人が結ばれることはない。
矢代もだからといって、久我から影山を奪おうとは思わない。
影山に自分の気持ちを伝えることもない。
矢代と影山はそんな関係だった。
病院から帰宅した矢代は、そのまま百目鬼を自宅に泊まらせた。
いつものごとく、矢代は百目鬼のモノをしゃくる。
しかし、百目鬼の様子がいつもとほんのすこしだけ違った。
何かにつけモゾモゾと動くし、息もすこし荒い。
翌日、矢代は百目鬼に初体験の話を聞いた。
ムラムラしてきた矢代は、百目鬼の話を聞きながら自分のモノをしごき始める。
話も盛り上がり、矢代も盛り上がってきたのだが・・・肝心なところで百目鬼が「忘れた」と言い、行為が中断された。
百目鬼は、勃たないはずのモノが矢代の自慰行為を見て反応しそうになった。

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囀る鳥は羽ばたかない 2巻を読んだ感想
ついに来ました2巻!
2巻は本シリーズの中で、私が一番お気に入りの巻です。
どこがかって!?
それはもう2巻は特に、百目鬼の矢代に対する想いが溢れてやまなくなるシーンが随所に登場し、心を鷲掴みにされるからです!
矢代への想いが募り始めた百目鬼は、矢代の自慰行為に自分のモノが反応しそうになります。(百目鬼は、過去の精神的トラウマからEDを患っております。)
でも百目鬼は、自分のモノが反応してしまえば矢代との関係が終わると思い、今まで矢代にしゃくらせていた行為を少しずつ断るようになります。
(矢代は、勃たない百目鬼のモノをしゃくる趣味を持っていたのでw)
矢代への秘めた想いを少しずつ募らせる百目鬼。
そんな矢先、矢代が何者かに狙撃されてしまいます!
幸いにも致命傷にはならなかったのですが、たまたまその場に居合わせなかった百目鬼は、責任を取らされて、小指を詰めるように迫らせます。
この時百目鬼は、何の躊躇もなく小指を詰めます。
現代医療なら詰めた小指は、すぐに病院に行けばくっ付けることも可能なんですが(実際にそうしている人も多い)、百目鬼はその道を選びません。
これから一生、小指が欠けた人生を選びます。
それは、極道の道をこれからも歩み続けることの現れであり、一生矢代に添い遂げる確固たる信念を持っているということなんです。
百目鬼の心に迫る矢代への想いが、痛いほど切なくて胸を抉られる印象的なシーンでした。
その他にも、百目鬼は今回様々なギャップを見せてくれました。
百目鬼は寡黙で何をしても無表情な男なんですが、負傷した矢代が救急車で運ばれる時に、付き添った百目鬼は震える子犬かのように身をかがめています。
そして、矢代が助かった後、初めて百目鬼が矢代の病室を訪れた時は、静かに号泣します。
どれも寡黙で無表情な男とは思えないギャップに、心揺さぶられ、胸いっぱいになった私も思わず涙してしまいました。
当たり前の話ですが、百目鬼は自身の保身を考えて、震えたり泣いたりしている訳ではありません。
純粋に矢代を失うことが怖かったし、生きている矢代を見て心から安堵したのです。
すべては、矢代を想うが故のことなのです。
ああ・・・尊い!!!!
この他にも、2巻には語りつくせないほどの話が盛りだくさんです。
矢代がヤクザになる前後の過去話では、矢代を拾った道心会執行部の若頭・三角との出会いが描かれています。
矢代を狙撃した黒幕を捕まえるべく、矢代の腕利きの部下・七原が奔走します。
そして、矢代が属する組の組長・平田と、矢代の兄弟分であり道心会傘下の松原組組長・竜崎にも動きがあります。
3巻以降は、まさに「ヤクザもの」と言わしめるハードボイルドで手に汗握る展開が待ち受けているので、さらに面白さが加速します!
一気読み間違いなしです!
全体的にシリアスめで、時に痛々しいシーンが登場するので、ひょっとしたら「苦手!好みじゃない!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、読後感は1本の上質な映画を観終わったような高揚感を得ることができる名作です。
みなさんも是非一度読んで見てくださいね!
2020年には劇場アニメ化もされる作品なので、ぜひ原作の方もチェックしてみてくださいね!
シリアスな展開が好きな人
ストーリー重視・心理描写重視の人
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一度は読みたい名作中の名作が気になる人
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3巻の感想は以下の記事から
