BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
鈴丸みんた「タカラのびいどろ」のネタバレ込みの感想をご紹介します。
- ストーリー・丁寧な心理描写を重視した作品を読みたい人
- ピュアな恋模様を楽しみたい人
- 硬派で一途な攻めに胸キュンしたい人
- 健気でピュアな受けに胸キュンしたい人
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タカラのびいどろ『カップリング』
登山好きな大学3年生
×
地方出身の大学1年生
クール
硬派
執着
イケメン
長髪
ワンコ
天然
健気
一途
タカラのびいどろ『BLジャンル』
再会
ほのぼの
片思い
ギャップ萌え
タカラのびいどろ【あらすじネタバレ】まとめ
とある人物を追いかけるために、地元福岡を離れて東京の大学へ進学することを決めた大進。
初登校の日には、満員電車や、大学の構内を歩くおしゃれな大学生を見て完全に気後れしていた。
しかしサークル勧誘をする軍団の中に長髪の男・宝(たから)を見つけ、大進は猛ダッシュ。
宝の腕を引っ張って引き止めつつ、「声を聞きたい」と伝えた。
すると宝から「あいうえお、かきくけこ」となんとも適当な言葉が返ってくる。
シュールな状態に、周囲からはどこからともなく笑いが広がっていくが、大進だけは腰を抜かしてへたり込んだ。
地面に這いつくばったまま、一年前に助けてもらったことと、宝にまた会いたい一心でこの大学に進学したことを伝える大進。
宝は「あの泣きべそかいてたガキか」と大進のことを思い出してくれたようだったが、「うぜーし、なんかこえーんだけど」と冷たくあしらわれてしまう。
大進はその日以来、抜け殻のように日々を過ごした。
宝に伝えたいことがたくさんあるけれど、困らせることはしたくない。
どうしたらよいかわからずにいたある日、宝が所属する山登りサークルの体験合宿があると知り、参加することに。
体験合宿には宝目当ての女子が大量に参加していたが、宝は大進に気づいて声を掛けてくれた。
大進は「お礼だけは伝えたくて今日来た」と告げたが、宝からは「頂上で聞いてやる」と、またもやあしらわれてしまう。
ところで今回の合宿は、山登りサークルの先輩いわく、「宝目当ての女子を追い返すためのもの。だいたい途中でリタイアして去っていく」とのこと。
よほどの宝好きか、本物の山登り好きでない限りは残れないサークルらしい。
山登りの途中、宝は楽しそうに笑顔を見せていて、それを励みに大進はなんとか山頂へと到着!
しかしその直後、静かに足を捻ってしまい、テントの中で大人しくしているしかなかった。
先輩に声をかけに行こうにも、歩くと足がおかしくなりそうで、怖くて動けない。
しょんぼりする大進だったが、宝はなぜか大進が足を捻ったことに気づいてくれていて…?!
この出来事をきっかけに2人は話す機会が増え、少しずつ距離を縮めていく!
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タカラのびいどろを読んだ感想
福岡出身の純朴な大進が、イケメンでモテモテな宝に心酔していくという、ほのぼのラブストーリーです。
大進は無自覚ながら、やっていることはストーカー一歩手前。
宝にも「こえー、うぜー」と散々なことを言われてしまいますが、それでも大進はめげません!(笑)
過酷な登山をこなして、残念ながら捻挫しちゃいましたが、結果的には捻挫のおかげで宝との距離も急接近します。
この物語の要は何と言っても、無自覚に育った恋心!!
大進は宝に会うためだけに大学を決めたくらい、宝のことを特別に思っています。
宝のちょっとした言動で一喜一憂する大進の姿は、まさに恋する少年そのもの。
しかし大進自身は、完全に無自覚なんですよ。
男同士で付き合うという発想がそもそもなかったのです。
そんな天然で純粋な大進は、宝と一緒にいる時間が増えるにつれて少しずつ宝への恋心を自覚します。
しかし宝に心酔しきっている大進は、「俺なんかが宝先輩とどうこうなろうなんておこがましい…!」と謙遜して遠慮しまくり、勝手に諦めようとするんです。
シリアスな雰囲気が漂い始めますが、そこで宝から「諦めていいの?」と引き止めのようなものに合うという、なぞの展開に!(笑)
作者の鈴丸みんたさんといえば、恋愛関係に至るまでの過程をとても瑞々しく描写されるのが特徴ですが、今作も最高でした❤️
大進の中にある宝への淡い恋心が成長するのと同時に、宝のちょっとちぐはぐな性格もしっかりクローズアップしてくれるんですよ。
というのも、宝はとてもモテる男ですが、恋愛経験は皆無だとのこと!!!
宝は小さな頃からずっと、山登りと、ビー玉(別名ビードロ)だけを大事にしてきた男なんです。
とくにビー玉への執着は凄まじく、小さな頃から買い続けていて、買ったものは一粒たりとも捨てたことがないらしいです。
一人暮らしの家にも実家にも、大量にビー玉があるんだそうですよ。めっちゃ怖いですね!(笑)
そんな執着心も独占欲もこだわりも強い男が恋をしたらどうなるのか…?!っていうのが、大きな見どころです❤️
宝は「俺は人をそこまで好きになったことがないから、これ以上大進と一緒にいたら自分でもどうなるかわからない」みたいなことをいうんですけど、これがめちゃくちゃ素敵!!
大進に惹かれていること、これ以上好きになったら手放してあげられないこと、そもそも人を好きになること自体がちょっと怖いこと。
すべてを素直に伝える宝って、根っこの部分がめちゃくちゃピュアですよね。
そしてもう結果も言っちゃいますが、宝は大進のことを、それはもう大切にします。
序盤には「こえー、うぜー」と言っていた宝の豹変っぷりと、初心で天然な大進の姿はひたすら微笑ましくて、癒やされること間違いなしです!
電子書籍サイトによってページ数は異なるかもですが、シーモアでは全272Pの大ボリューム。
最後にはセックスもあるんですが、宝が3日かけて大進のお尻をほじくって必死に慣らすシーンもあり、エロ的にも大満足でした!
きっとBLCD化もされるんじゃないかなと今から期待しています❤️
ちなみにタイトルの「たからのびいどろ」とは、おそらく大進の瞳のこと。
小さなころからずーっとビー玉(びいどろ)を大切にしてきた宝にとって、これ以上ないくらいの愛情表現!タイトルが秀逸です!!
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