BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
ハル「東京 ─四季─」のネタバレ込みの感想をご紹介します。
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- 大人のアダルティーな雰囲気に酔いしれたい人
- 心理描写を重視した作品を読みたい人
- いろんなカップルを楽しみたい人
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東京 ─四季─『カップリング』
大学生
×
浪人生
俺様
執着
男前
大学生
ほだされ
意地っ張り
大学生
デザイナー
×
大学生
黒髪
ゲイ
メガネ
ゲイ
サラリーマン
×
デザイナー
※前作メインカップル。恋人同士
男前
執着
一途
男前
東京 ─四季─『BLジャンル』
切ない
体だけの関係
すれ違い
短編集
東京 ─四季─【あらすじネタバレ】まとめ
医者家系の早乙女恭平は、成績が優秀であることが絶対で、一度の失敗も許されなかった。
しかし、恭平は受験に失敗した。
ストレスやプレッシャーが積み重なり、恭平は今にも現実から逃げ出したい気分だった。
駅のホームで電車を待つ恭平は「消えてしまいたい」と思い、思わずホームの飛び込みそうになる。
寸前のところで、高校の頃の同級生・神宮寺結人に止められた。
恭平は神宮寺が嫌いだった。
恭平とは違い神宮寺は天才で、努力をしなくても余裕で学年首位を取ることができる。
神宮寺がいたせいで、高校時代恭平は1位になることがなかった。
電車に飛び込もうとした恭平を助けた神宮寺。
「受験勉強は順調か?」と恭平に聞く。
続けて「なんなら俺が手伝ってやろうか?」と恭平に提案する。
もちろん恭平は断りを入れたのだが・・・
神宮寺は突然恭平にキスをした。
激しい口づけに、恭平の頭は真っ白になった。
「家庭教師代はセックスで」という神宮寺の言葉に恭平は従ってしまう。
神宮寺の嗜虐的な行為に、嫌だと思いつつのめり込む恭平。
そんな恭平に神宮寺もまた激しく執着して…
東京で生まれた、四つの季節のラブストーリーを収録。
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東京 ─四季─を読んだ感想
痛いくらい切なくて泣けるBL『4月の東京は…』。
私も前作を読んで波乱の展開に涙腺大崩壊!
「切ないBLのトップ5はどれがおすすめ?」と聞かれたら間違いなく本作を推しますね。
そんな『4月の東京は…』の続編ということで、本作も購入。
前作同様に上下巻に分かれていたのですが、予想外にも3カップルが登場しました。
前作に引き続き和真×蓮。
終始幸せそのもので、前作を経ての大団円にそれはもう感動します。
さらに本作では、蓮の弟と、前作で当て馬だった八神の恋愛模様が綴られていました。
蓮の弟・恭平は、蓮同様に医者家系のエリート一家。
成績は常に1位でなければならないのですが、同級生・神宮寺がいるせいでいつもその夢は叶いません。
恭平も十分に頭は良いのですが、神宮寺は努力しないでも勉強ができてしまう天才型。
努力で補うのがアホらしくなるくらいに、神宮寺の頭の良さは圧倒的なのです。
恭平は、神宮寺のせいで劣等感に苛まれ、受験も失敗。浪人生になってしまいます。
そこで恭平は、神宮寺に勉強を見てもらう代わりに体の関係を結ぶことになります。
天才が先生だからなのか、神宮寺に会うことで恭平のメンタルが整うからか分かりませんが、恭平の成績は順調に上がります。
体から始まる殺伐とした関係で、神宮寺が何を考えているか分からないサイコな男なので(笑)、この関係は拗れそうだなぁ〜と読み進めたのですが・・・
意外にも、神宮寺が恭平のことを随分前から好きだったことが分かります。
神宮寺は俺様でドライで、感情に踊らされることなんてないように見えるのですが、恭平に頰を赤らめるシーンがあります。
作中のほんの一コマで、神宮寺の表情も分からないように描かれているのですが、確かに頰を赤らめているのです!!
サイコパスと言われる神宮寺の人間味を見れた印象的なシーンでもあり、今後の2人の進展に胸が擽られる思いでした><!
(※神宮寺×恭平は、まだ恋人同士とは言い切れない関係です)
もう一つのカップリングは、八神×松原。
八神は前作で蓮を支えた一人(当て馬?)として活躍した色男。
どことなく悪い男の色気がただよう八神に魅了され「八神のスピンオフが見たい!」と願った方も多いのではないでしょうか。(私もその一人です。)
八神のお相手は松原。
松原はスーツをビシッと着てメガネをかけた出来るサラリーマン風の男で、ナンパから知り合い体の関係へ・・・と、こちらもアダルトな展開からスタートします(笑)。
体だけの完全に割り切った関係なので、お互いの素性も名前さえも明かしません。
だから途中まで松原という名前さえも分かりませんでした(笑)。
そして驚くことに、松原はただのサラリーマンではなく大企業の御曹司であり会社重役だったことが分かります!
松原は家の取り決めで結婚をしなければならないのですが・・・
これがまた予想の斜め上をいく展開を見せます。
結論から言うと、松原は奥さんとは偽装結婚をすることになります。
お家柄のせいで子供を作らなければならないので、奥さんと結託して(人工授精で)子供だけ作って離婚します。
BL界では、女性との結婚や子供ってタブーとされている部分が多いですよね(笑)。
(あったとしてもバツイチとかシングルとか・・・)
でもそんなタブーを嫌な気持ちが湧くことなくサラッとやってのけるのが、大人気作家・ハル先生の作品です。
私も最初モヤりましたが、産まれた子供たちと八神&松原が幸せそうな日常を送っている姿を見ることができて、すぐに心改まりました。
跡取りが必要な家庭に生まれてしまった松原の宿命は相当なものであり、結婚と子供を作ることを寛容した八神もまた、男前だなぁ〜と思いました。
神宮寺×恭平がまだ少し未消化なので、東京シリーズはもっと続きを読みたいですね!
『4月の東京は…』から読んだ方がより理解度が上がると思うので、余力のある方はぜひ前作から読んでみてくださいね。
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