BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました！
楢島さち「コスメティック・プレイラバー」3巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
美容の現場で働く男子の職業ものBLに興味がある人
年上受けを翻弄する年下攻めが大好物な人
イケメン・美男子同士の絡みが見たい人
職業ものBLの新たなジャンルを開拓したい人
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コスメティック・プレイラバー『カップリング』
BA（美容部員）の後輩 × BA（美容部員）の先輩
コスメティック・プレイラバー『BLジャンル』
職業もの
年下攻め
俺様攻め
男前攻め
美人受け
ツンデレ受け
あまあま
恋人同士
コスメティック・プレイラバー 3巻【あらすじネタバレ】まとめ
2巻の感想は以下の記事から
ブランドコスメの美容部員（BA）をしている間宮棗は、後輩の佐橋斗真とは恋人同士である。
人事異動の季節になり、棗は働いている店舗のチーフへと昇格した。
それと同時に佐橋は、メイクに特化した人材を集めた新店舗に移動することになった。
今までは同じ職場で働いていた棗と佐橋だが、お互いに新境地で再出発することになった。
以前勤めていたチーフの送別会と棗の新チーフ就任を祝い、職場で飲み会が開催された。
佐橋ももちろん飲み会に参加していて、飲み会終了後自宅に棗を誘った。
そそまま佐橋の自宅に泊まった棗は、翌日佐橋から自宅の合鍵を受け取るのだった。
棗がチーフとなり、いよいよ新体制がスタートした。
慣れない業務にめまぐるしい日々が過ぎていき、さらには急遽行うことになったイベントのために、棗は休む暇もなく働きづめだった。
そうなると、もちろん佐橋と会う時間も取れなくなってしまうわけで・・・
2人のすれ違い生活が続いた。
以前棗は、佐橋に「同棲しよう」と言われたことがあったのだが、その時は仕事のことで頭がいっぱいで軽く流してしまった。
その後も再度、佐橋に同棲しようと言われたのだが、棗は「仕事で一人前になるまで同棲しない」と佐橋に伝えた。
そのまま流れで棗と佐橋は言い合いになり、棗は「お前みたいになんでもできるわけじゃない」と、佐橋が一番言われたら嫌なセリフを吐いてしまう！！
それがきっかけで、棗と佐橋は喧嘩をしてしまうのだった。
棗と気まずいまま、佐橋はパリへのメイクの研修に行くことになった。
研修中もどこか棗のことを考えてしまい、何をしても上の空だった。
すれ違ったままの2人の想いは、果たしてどうなる！？
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コスメティック・プレイラバー 3巻を読んだ感想
大人気「コスメティック・プレイラバー」シリーズ第3巻です！
恋人同士になった棗と佐橋ですが、1・2巻以上に「仕事色」の強い巻が3巻でした。
それもそのはず！
人事異動で棗はチーフに昇格し、精鋭チームとして佐橋は新規店舗に移動したのですから、2人とも働く環境が以前と変わっていますからね。
頑張り屋で他人に頼ることを知らない棗なので、仕事のキャパを超えていっぱいいっぱいになります。
そんな棗をリラックスさせるために、佐橋は影で棗を支えるのですが・・・本当にナイスカップスだとしみじみ感じました。
1巻当初は、意地悪で生意気な年下の後輩だった佐橋が、棗を支える見事なまでなスパダリに変貌するのですから、萌えないわけがない展開でしたね
しかしながら、頑張りすぎると周りが見えなくなってしまう棗は、完璧に仕事がこなせない自分に凹んでしまいます。
そのことが原因で、棗は佐橋と言い合いになり、喧嘩に発展してしまいます。
仕事関係のいざこざが発端となり、喧嘩に発展するのは「職業ものBL」の醍醐味
もちろんその後、棗と佐橋は仲直りをするのですが、仲直りシーンがそれはもう萌えまくりの展開で＞＜！！ツラカッタデス！！！！
佐橋に謝ろうと思った棗は、佐橋に連絡を取るのですが、佐橋は海外にいるのでなかなか返信が返ってきません。
ついに棗は「会いたい」というメッセージを佐橋に送ります。
ツンデレ・棗からしたら、そんな素直で直接的な発言はありえないんですよね！！！
それに被せるかのように、佐橋は「俺も」と、棗にメッセージを返信するのですが・・・
このシーンは、3巻で私が一番萌えまくったシーンでした。
結論だけ端的に述べると、恋人に「会いたい」と言って、「俺も」と返信が来るだけの普通のやりとりに見えるのですが、佐橋×棗カップルに関しては、重みが違うんです！！！
先ほども申した通り、棗は「会いたい」なんて言える柄ではありません。
一方の佐橋も、甘いセリフを吐くようなキャラではないし、「会いたい」という本心を素直に言うタイプにも見えないので、ギャップに堪らなく心を鷲掴みにされてしまいました！
・・・そのあとの仲直りエッチが、いかにあまあまラブラブだったのかは、これ以上述べる必要はありませんね(笑)。
3巻では、恋人同士のすれ違いに切なさを味わいつつも、絆でしっかり結ばれたあまあまな棗と佐橋を見ることができたので、大満足の一冊でした。
本作は人気作品のため、まだまだ続編も展開されています。
恋模様だけではなく、仕事に真摯に向き合う男たちの姿もしっかりと描かれているので、とても読み応えがあります。
男性の美容部員(BA)というちょっと変わった職業ものBLが読みたい、素直になれない恋人同士のあまあまをたっぷり堪能したい人には、オススメの内容となっています。
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4巻の感想は以下の記事から
