BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました!
キヅナツキ「ギヴン」1巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
切なくも胸が熱くなる青春群像劇ものが好きな人
バンドものBLが人
アニメ化・ドラマCD化されたBL人気作品を見たい人
2020年に劇場アニメ化を控えている話題作を読みたい人
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ギヴン『カップリング』
同級生 × 同級生
ギヴン『BLジャンル』
学園
同級生
大学生
制服
強気攻め
黒髪攻め
天然受け
青春
バンド
切ない
トラウマ
エロ少なめ
BL初心者向け
ストーリー展開・心理描写がメインで、エロい要素がないので、BL初心者にもおすすめ★
また、2019年にアニメ化された人気作品でもあるので、読んで外すことはまずないと思います!
2020年に劇場アニメ化も決定しました!
ギヴン1巻【あらすじネタバレ】まとめ
上ノ山立夏は、昼寝をするために人気のいない階段の踊り場へと行くことにした。
人も来なくて日当たりも良くて、昼寝をするには最適な場所。
最近見つけた穴場だった。
踊り場には、先客がいた。
ギターを抱えながら眠りこけていた、佐藤真冬という少年だった。
立夏の登場に目が覚めた真冬。
2人は隣同士で座り、真冬が抱えているギターの弦が錆びて切れていることに気付いた立夏は、真冬のギターを直してあげることにした。
そこで、立夏が直したギターの音が、真冬の心の琴線をぶち鳴らしてしまう。
「俺に、その弾き方を教えてください。」
たまらず真冬は、立夏に詰め寄った。
この出会いから、加速して世界は動き出す!!
立夏は、大学生の梶秋彦と、中山春樹の3人でバンドを組んでいた。
立夏はギターが上手く、小さい頃に父親にもらったギターで、自分が納得するまで続けてギターを練習していたところ、どんどん上達していき、高校生の頃には、自分の思い通り演奏できるようになっていた。
そんなバンドの練習に、立夏は真冬を連れて行った。
3人の演奏とパフォーマンスを目の当たりにした真冬は、目をキラキラさせながら曲に酔いしれた。
そして真冬は、相変わらず「俺にギターを教えて」と立夏にお願いするが、立夏は断っていた。
・・・が真冬の押しに負けて、立夏は真冬にギターを教えることになる。
学校にて。
いつもの階段の踊り場で、立夏と真冬はギターの練習をしてる。
ふと、真冬が歌をうたい始めた。
その歌声に心が動かされた立夏は、真冬をバンドメンバーに誘うのだった。
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ギヴン1巻を読んだ感想
バンドBL、青春群像劇のような胸が熱くなるストーリーが好きな人にとてもおすすめできる作品です!
2019年にTVアニメ化、2020年に劇場アニメ化を成し遂げている超人気BL漫画なので、説明不要かもしれません・・・。
絵が綺麗なことはもちろん、主人公たちの繊細な心情描写がすごく丁寧に描かれていて、物語の世界観にどんどん引き込まれていきました。
特に、見せ場のシーンとそれ以外のシーンの「緩急のつけ方」が上手すぎる!!!
1巻での印象的なシーンといえば、立夏が真冬のギターを鳴らすシーンと、真冬が初めて立夏の前で歌声を披露するシーンではないでしょうか。
絵の見せ方構図共に完璧で、全然泣けるシーンじゃないのに、胸に迫るものがあり、思わずその迫力にウルっときてしまいました。
まさに圧巻のシーンでした。
その他にも、作中に登場する言葉はどれも印象的で、我々読者の心を惹きつけて止みません。
もうキヅナツキ先生の「才能」としか言いようのない!
物語の世界観、絵、構図、話の展開、キャラクターが喋るセリフ・・・すべてにおいて完璧でした!
BL漫画の枠を超えていると評判されている事実に、納得せざるを得ない神作です!
1巻から2巻にかけて、真冬の衝撃の過去も描かれています。
それはもう重いです。
衝撃的です。
ネタバレにはなるのですが、ギヴンを語る上で真冬の衝撃の過去を知らないことには成り立たないので敢えて書きます。
真冬は中学生の頃、幼なじみであり恋人であった男が、自殺をしたという過去を持っています。
その自殺には、真冬にも原因があったようなんです・・・
めちゃくちゃ重いでしょ?
100歩譲って、事故とかで恋人と死別するならまだ精神的にクルものも軽かったのでしょうが、自殺ですから・・・
しかも前途有望な、若者の自殺・・・
私も衝撃的すぎて言葉になりませんでした。
真冬が冒頭から持っていたギターは、元恋人のギターだったんです。
恋人の自殺により、やりようのない想いに包まれ、真冬の時間はあの頃から止まったままでいます。
立夏と出会い、あの階段の踊り場で立夏が真冬の元恋人のギターを琴線をぶち壊すかのように鳴らしたことで、止まっていた時間が少しづつ動き出したのだと思います。
真冬の過去を踏まえると、あの出会いのシーンは改めて印象に残るシーンだったなぁ〜としみじみ感じました。
そして、真冬の過去を聞いたときの、立夏の嫉妬心・・・
自分でも「完全に嫉妬している」と自覚します。
えぇ、立夏はすでに真冬に恋い焦がれているのですよ。
物語序盤から、立夏と真冬は惹かれていきます。
その様子が見事なまでに、繊細に描かれています。
一見爽やかで青春っぽい雰囲気が漂っている本作ですが、真冬の過去により物語に重くダークなスパイスが足されます。
青春バンドBLというだけではなく、どこか哀愁漂う、刹那的な綺麗さを醸し出す作品にも感じました。
ギヴンにしかない、ギヴンでしか感じることができない独特の世界観。
読み始めると、あなたもその世界の虜になるはずです!
2019年にアニメ化された人気作品でもあるので、未読の方は要チェック作品です!
切なくも胸が熱くなる青春群像劇ものが好きな人
バンドものBLが人
アニメ化・ドラマCD化されたBL人気作品を見たい人
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2巻の感想は以下の記事から