BL沼にハマり、今まで累計5,000冊のBLを読みました！
キヅナツキ「ギヴン」3巻のネタバレ込みの感想をご紹介します。
BL初心者向け
切なくも胸が熱くなる青春群像劇ものが好きな人
バンドものBLが人
アニメ化・ドラマCD化されたBL人気作品を見たい人
2020年に劇場アニメ化を控えている話題作を読みたい人
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ギヴン『カップリング』
ギター（高校生） × ボーカル・ギター（高校生）
ドラム（大学生） × ベース（大学生）
ギヴン『BLジャンル』
高校生
学園
同級生
制服
強気攻め（立夏）
黒髪攻め（立夏）
天然受け（真冬）
男前攻め（秋彦）
健気受け（春樹）
青春
バンド
切ない
トラウマ
エロ少なめ
BL初心者向け
ストーリー展開・心理描写がメインで、エロい要素がないので、BL初心者にもおすすめ★
また、2019年にアニメ化された人気作品でもあるので、読んで外すことはまずないと思います！
2020年に劇場アニメ化も決定しました！
ギヴン 3巻【あらすじネタバレ】まとめ
2巻の感想は以下の記事から
新曲披露のライブ後。
バンドメンバーの面々は興奮冷めやまない。
ライブ会場にいた観客も、クオリティーの高い音と、真冬の鳥肌が立つような歌声に衝撃を隠せなかった。
ライブ翌日、立夏は廃人になっていた。
昨夜の最高のパフォーマンスに燃え尽きたことはもちろんなのだが、舞台袖で溢れ出す想いを抑え切れなくて真冬にキスをしてしまったことを思い出して、猛烈に恥ずかしい。
一方の真冬も、熱を出して学校を休んでいた。
真冬を心配した立夏は、自宅にお見舞いにいことにした。
昨夜の歌詞は、真冬の元恋人に当てられた歌だった。
内心は嫌なはずなのに、立夏は真冬に圧倒された。
立夏は改めて思った。
次は、「自分のための」歌詞を真冬にうたってほしいなと。
バンドの練習後、立夏・真冬・秋彦・春樹は焼肉屋でご飯を食べていた。
今までふわふわしていた真冬も、あのライブ以降バンドを続けたいという意志が芽生えており、より一層メンバーの絆は深まった。
そして今更ながら、バンド名を考えた。
彼らのバンド名は「ギヴン」となった。
秋彦と春樹の出会いは、2年前の秋の終わり、大学の構内だった。
春樹が組んでいたバンドが空中分解して、新しいバンドを組もうかと考えていた時期でもあった。
ライブハウスでたまに見かける、才能ある高校生ギタリスト・立夏と一緒にバンドを組みたいな〜と思いつつも、ドラムがいないことにはバンドとして成立しないので想いはくすぶっていた。
そこにたまたま講義で隣になった秋彦と出会う。
秋彦は、ドラムのスネアを持っていた。
そこから春樹は奮闘し、紆余曲折を経て秋彦と立夏を引き合わせてバンド結成となった。
春樹は、出会った時から秋彦のことが好きだった。
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ギヴン 3巻を読んだ感想
バンドBL、青春群像劇のような胸が熱くなるストーリーが好きな人にとてもおすすめできる作品です！
2019年にTVアニメ化、2020年に劇場アニメ化を成し遂げている超人気BL漫画なので、説明不要かもしれません・・・。
先にネタバレしときますが、3巻ではようやく立夏と真冬が両思いになります。
衝撃のライブの後、抑えきれない感情が溢れて、立夏は真冬にキスをしてしまいます。
真冬もライブの後、過去の想いに決着がついたようで、由紀とのことを乗り越えて、立夏と向き合うようになります。
そして真冬は、立夏に自分の気持ちを伝えます。
「好き」と。
真冬にとって立夏は、先の見えない暗闇でもがいていた自分を助けてくれた存在だと思います。
真冬（由紀）のギターの弦を直し、バンドに誘い、ライブで自分の抱えていた想いをぶちまけることで、過去と向き合いそして決着をつけることができたのだと思います。
立夏なくしては、真冬は立ち直れなかったんじゃないかとも思い、2人の運命のような強い絆にホロっときました。
今まで過去に縛られていた真冬が、やっと今を生き始めたシーンに感動を覚えました。
そして、本格的に4人でバンド活動を行うことを決意した面々は「ギヴン」というバンド名を考えます。
ここで「ギヴン」というタイトルに初めて繋がります。
死んだ由紀が与えてくれた（＝give）ギターと、Season（立夏・真冬・秋彦・春樹が四季にちなんだ名前なので）を掛け合わせて「given＝ギヴン」になったようです。
死んだ由紀のこともしっかりとバンド名に考え込まれていたので、読んでいるこちらも心が温かくなるシーンでした。
さて、3巻では立夏と真冬の高校生カップルが誕生しました。
そして、秋彦と春樹の恋も動き出しそうな雰囲気です。
春樹は、出会った頃から秋彦一筋なんですが、秋彦は他に好きな人がいます。
でもその相手は、好きになっても報われない相手なんです。
この辺は、4巻目以降に明らかになってくるので、次巻を楽しみに待ちましょう。
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4巻の感想は以下の記事から
